伊勢志摩へ行ってきました!
工場では展示会に向けたノベルティの作成が進んでいます。
不織布のバックに自社にてシルクスクリーン印刷を施しています。
今回は約1,000セットを用意し、3回に分けて配布する予定です。
先週の3連休皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
わたくしは伊勢志摩に行ってきました!
といっても遊びではなく休日を使った配達になります。
日頃仕事ばかりでございますが、
はっきり言って家では全く家事をせず、というか
””汚れるからキッチン入らんといて!””
と言われるため家事も出来ません。
そのうち、
あれもするな、これもするな
で
ついたアダ名が
”動かないゴリラ”
または
”地蔵”
であり、
または
”大宮アルディージャの家長昭博”
などいった
この世のありとあらゆる
”動かない”
ものに対する名称を頂いている次第でございます。
その都度、男は黙って
”遺憾の意”を表明
するものの、いっこうに効果がありません。
子供の面倒を見なければならないことと
いつもは
”働いている”というところを見せるために
いつもの3人で配達に出発です。
行き先は三重県の志摩地方。
伊勢、志摩とひとくくりにされますが、
ご存知
伊勢神宮
や
鳥羽水族館
スペイン村パルケエスパーニャ
など観光資源が宝庫であることは
よく知られています。
昔はこの三重県の津市に住んでいたのでこの地方のことはよく知っているつもりです。
三重といっても地域別に特色があります。
北勢、四日市・桑名・長島を中心とした都会的で工業の発達した地域
中勢、津、鈴鹿、松阪を中心とした三重の中心地
伊賀、伊賀、名張を中心とした山岳地域
南勢、伊勢、志摩、鳥羽を中心とした漁業と水産資源の観光地域
に分類されるでしょうか?
三重県は南北に長く、その直線距離たるやかなりのモノがあります。
昔は毎日津市と桑名、長島方面を行き来していました。
三重県は
1号線と23号線という
2本の大動脈があり、
その2本がこの”国”の生命線といっても過言ではありません。
伊勢、鈴鹿、津などの都市から名古屋方面に抜けるには、
どうしても四日市、桑名を通らざるを得ず、
慢性的な渋滞がおこることでも有名です。
程度の違いこそあれ、関東における千葉から東京に抜けるイメージです。
距離にしておよそ200km
同じ東海地方にしても実は岐阜‐京都よりも遠いです。
ということでこの方面に向かうには朝早出が必須条件となります。
そこで
朝7時に家をでることにします。
朝7時に家を出てトラックに乗り込みます。
1tトラックですが、軽油仕様で本来パワフルなはずですが、パワーがありません。
もともと運転が下手な方ですので早めにるに越したことはありません。
朝出て関インターから高速へ乗り込みます。
関インターから東海北陸自動車道をとおり、一宮JCT、清須JCT、清須東JCTと順調に通っていきますが、
途中”四日市ー鈴鹿間14kmの渋滞45分”
とあったので、四日市東で降り、1号線でひたすら南下していくこととなりました。
1号線もちょいちょい渋滞気味でした。
途中いくつか立ち寄り、渋滞をパスして久居インターから乗り込みました。
この時点で11時前後だったと思います。
ここから伊勢インターで降り、志摩方面に向かいます。
実際の配達地は伊勢志摩半島の先っぽであり、志摩市の中心地である鵜方からグルっと大回りせざるを得ません。
売店で塩大福を購入し、3人で食べます。
ついでに情報収集。
どうやら
ここから大回りをし、半島の先っぽに向かう必要があるようです。
鵜方駅前を通過し、大王埼方面へ。
ここからお客さんのところまで30分はかかりますが、
あたりは民家もすくなく景色のよいところがつづきます。
パールブリッジという橋をわたります。
真珠の橋という意味でしょうか。
左右を覗くとエメラルドグリーンのリアス式海岸に船と家があり、太陽の光を浴びてキラキラと輝いています。
今年は9月ですが、残暑がなく非常に過ごしやすいです。空気も乾燥し
涼しい風が入ってきます。
そろそろ山登りの季節かなぁ・・・などと思うこともあります。
さて配達先はそのリアス式海岸に入っていったところで、
真珠養殖のお客さんです。
船をレンタルしておりたくさんのお客さんが名古屋等からやってきているようです。
配達を終え、お客さんに手を振って
和具方面へと向かいます。
和具は志摩半島の先端に位置する町で、
この港町は港を囲むように発達しており、
なだらかな坂形状で上へと広がっております。
一番の商店街であろう場所を通っていきます。
助手席でカメラ撮影をしてもらいました。
これはスーパーぎゅーとらです。
三重県は北部ではイオン系が圧倒的に強いです。
これはイオンが三重県発祥ということからも伺えると思います。
ジャスコ・マックスバリュー・BIGなどのブランドでしょうか。
南部ではこの地元資本のぎゅーとらが頑張っているようです。
昔はこのぎゅーとらの看板を見ると南部にきたなぁ・・と感慨が深かったのを覚えています。
コメリでカメラ用のSDカードを購入しました。
その後このぎゅーとらでお買い物をし、鵜方方面に向かいます。
志摩の中心地がこの鵜方であり、近鉄の鵜方駅を中心に町が広がっています。
鵜方のロータリーの駐車場にトラックを停めて駅を散歩します。
駅はやはり観光地化しており、そのとなりに商業施設があります。
この商業施設を抜け、線路をわたって駅の反対側に出ます。
するといい感じのフードショップがあるので休憩。
ここはもちろん
スティーブン・ジェラード・・・・
もとい
ソフトクリームとかき氷を頂きます。
ソフトクリームは適度な甘さの中に銀河があり、
食感もテイストもなかなかのグレードでした。
地元で情報を収集します。
鵜方を離れ、伊勢方面へ向かいます。
伊勢方面へ向かうと途中に横山展望台があるので、そこへ入っていきます。
横山展望台へ入ると、志摩地方の縮尺銅板があります。
手前がこの横山展望台方面で奥が志摩半島の先端になります。
遠くをよくみるとパールブリッジが見えます。
左手には鵜方の町がみえ、前方には大王崎や和具の町が見えます。
つまり鵜方から左手をグルっと回るようにして配達してきたことがよくわかります。
さて横山展望台を出て伊勢方面に帰ります。
途中
”板橋”
という食堂に入り、カレーうどんを食べました。
その後きらびやかな売店に立ち寄り、おみやげを買います。
志摩半島はリアス式海岸で非常に美しい光景が広がります。
帰り道もただの道路ではなく、観光という意味ではとても楽しいです。
お客さんに感謝です。
しかしながら単なる配達と思うのか、観光もできる。と思うのかで全く捉え方が変わります。
常に感謝と喜びをもって仕事をしたいなぁと美しい光景の中感じました。
さて伊勢神宮についたのが午後の5時半をすぎていましたが、
”おかげ横丁”には今なおたくさんの参拝者がいました。
ここを通って伊勢から松阪へ、松阪から津へ、津から鈴鹿、鈴鹿から四日市へと
三重県を23号線にのって北上していきます。
かなり道幅が広く信号もスムーズのため運転しやすいです。
ただ、
途中鈴鹿で大渋滞に巻き込まれてしまいました。
帰りは高速代節約のため下道を通っていきますので四日市の時点で夜になっています。
帰りは子供を起こして立ち寄り湯によりました。
結局帰りは夜の11時になりましたが、
なかなかに濃い一日でございました。