日本シーカ(旧AXON)積層用エポキシ樹脂【L-400】について この樹脂で鉄製の船底修理を計画しています。 主な目的は錆び止めと補強です。 *低粘度とありますがペンキ程度の粘度は あるのでしょうか。 *船底に塗る様な作業は可能でしょうか。 *他のエポキシ樹脂に比べ価格が安いですが その訳は？ *雌型に流し込む専用品ですか？FRP樹脂 の様な使い勝手と考えていますが。
Q:
日本シーカ(旧AXON)積層用エポキシ樹脂【L-400】
この樹脂で鉄製の船底修理を計画しています。
主な目的は錆び止めと補強です。
*低粘度とありますがペンキ程度の粘度は
あるのでしょうか。
*船底に塗る様な作業は可能でしょうか。
*他のエポキシ樹脂に比べ価格が安いですが
その訳は？
*雌型に流し込む専用品ですか？FRP樹脂
の様な使い勝手と考えていますが。
A:
ご質問の件ですが、鉄との密着は良いので使用頂けます。
前提として、
①錆がない状態で目荒らしが必要です。
②補強繊維はガラスクロスを使用する事①防錆剤ではないので、既存の鉄面に錆がある場合は、上からコーティングしても中の錆が成長します。
②FRP用のガラスマットは、エポキシ樹脂ではバインダーが溶解しないので使用できません。
ガラスクロスが必要になります。L400はエポキシ樹脂原料に近い素材で、製造時の混ぜ物や加工の手間が少ないので価格が抑えられています。
用途は、積層や注型など比較的オールマイティに使用できます。よろしくお願い致します。
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・L-４００のエポキシ樹脂を樹脂希釈液（洗浄にも可能？）に適した物を
教えて下さい。
・樹脂と硬化剤の混合比率は重量比ですか？
・一般的な硬化時間（作業可能時間）はどれぐらいでしょう？
・L-４００のエポキシ樹脂を樹脂希釈液（洗浄にも可能？）に適した物を教えて下さい。
⇒L-400は希釈してしまうと物性変化や硬化不良の原因を起こす可能性がある為、メーカーの方では推奨していないとの事です。
・樹脂と硬化剤の混合比率は重量比ですか？
⇒重量比は主剤:硬化剤＝100:20となります。
・一般的な硬化時間（作業可能時間）はどれぐらいでしょう？
⇒ゲル化時間は30-40分となります。
以上となります。