2017年7月26日 / 最終更新日 : 2024年9月27日 rpxfn670 トップコート ベランダトップコートの変色❢? Q:前年購入したトップコートが退色してきました。カラーはグレー。 表層がささくれたようになり、建築の知り合いが見えたときに、 1年前に塗ったとは思えないと言われました。 ベランダは間口が6m 奥行が2m程度で南面に面しています。 至急確認をしてください。 A:トップコートについて この度はお問い合わせ頂き、ありがとうございました。 履歴がないということで、また頂いた写真のラベルから他店様のものと判明しました。 そのため個別の商品についてこちらが言うことは少ないですが、退色について解説します。 トップコートというのは単なる塗料ではなく、化学薬品であるということをよく認識する必要があります。 通常の塗料は塗ればよい美観重視のものです。 一方FRP樹脂≒トップコートの場合は、 美観よりもむしろ紫外線等防護という機能の側面が大きいことに留意する必要があります。 そのため通常の感覚で施工すると不良が出る可能性も否定できません。 ※トップコートは樹脂の中に顔料が混ぜ込んであります。 それを規定量の硬化剤でカクハンし、規定量の塗布量で塗っていきます。 ○施工の問題○ 頂いた写真の中をみると塗布量の増減が激しい気がします。 Aという地点とBという地点で仮に厚みが違うのであれば施工の問題という可能性も見えてくると思います。 ○材料の問題○ 退色についてですが、トップコートはトナーという顔料を樹脂にまぜてあるもの。 という理解で間違いはありません。 で、その樹脂というのは大変幅広いです。 FRP素材屋さんではイソ系という分子間の結合力が非常に強いものを使用しております。 そのため退色というのが非常に起こりにくいのですが、 店舗によっては価格重視ということで紫外線に弱いものが出されている店舗さんも見えます。 例としまして、カラーの白化現象、粉吹き、退色、ひび割れなどが起こる場合、それらの可能性があります。 初期の見た目では全くわかりませんので判別はつかないと思います。 裏情報については個別にお問い合わせください。 樹脂の種類が通常一般のものの場合、ほとんど初期の性能が変わらないのですが、 屋外ですとすぐに劣化、退色するというものがあります。 屋外、南面などに利用するトップコートの場合 必ずイソ系の高耐候性のトップコートを利用するようにして下さい。 ご注意いただきますようよろしくお願い致します。 FRP素材屋さん 馬渕 トップコート 商品ページはこちら↑↑↑ 関連記事 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)