パラフィンを入れたのに、透明ポリエステル樹脂がいつまでもベトベトする。
Q:パラフィンをきちんと計量していれたのにもかかわらず、
表面がベトベトします。
パラフィンを入れた樹脂を2層にて仕上げています。
A:いつもお世話になりありがとうございます。
FRP素材屋さん馬渕です。
パラフィンを入れたものに対してパラフィンを入れたものを
2回にわたって注入しているという解釈でよろしいでしょうか?
パラフィンの量は樹脂に対して3-5%ですので、
樹脂1kgに対して50g程度になります。
浮き上がってこない原因
1.直射日光などがあたると樹脂の硬化反応が進み過ぎ、パラフィンが内部に溶け込んでしまう
2.硬化物が厚すぎると上記と同じで硬化熱によりパラフィンが内部に溶け込んでしまう。
3.極端な高温、低温によりパラフィンが浮き上がらない
4.パラフィンが全体に行き渡っていない
等の現象が考えられます。
対策
1.パラフィンの量を増やす
2.パラフィンが全体に行き渡っていない可能性があるのでよくカクハンする。
3.極端な高温、低温にならないように材料を管理する。⇒直射日光を避ける、場合によっては扇風機を当てるなど
一度ご件当いただきますよう
どうぞよろしくお願い致します。