ケイ酸カルシウム板を薪ストーブの断熱につかいたい。
Q:ケイ酸カルシウム板を薪スト-ブの断熱板として使用したいです。
可能でしょうか?
耐熱温度を教えてください。
A:ケイ酸カルシウム板にも種類があります。
分類が非常にわかりにくいのですが、
JISA5430に規定されるタイプ2,タイプ3が主な違いです。
一般的な薄物のケイカル板はタイプ2と呼ばれます。
軒天や、ベランダの間仕切り板に使われるものです。
厚みも5ミリから6ミリ、厚物で15ミリくらいのものです。
比重0.8が一般的です。
こちらの一般的なタイプですと耐熱試験をしておりませんのでデータがありません。
長期耐熱性は期待できません。
※使って見える人はおられますが。
JISA5430に規定されるタイプ3、こちらは耐熱1000℃くらいです。
わかりやすいように、特殊ケイカル板としましょう。
長期耐熱性に優れ、厚みもあるので、断熱板として使用されるならこちらの方がベターかと思います。
ただし若干高価にはなりますが。
また比重が0.2-0.5ですので、かけやすいです。
その点は施工時に気をつけていただきたいと思います。
厚みは20mmから35mmくらいまであります。
http://www.tomatokogyo.com/act_nonfram_shop.html#keikaru
ページ中段のタイカライト(ケイカライト)という商品になります。
※状況によって適さない場合がありますので、あくまで参考にしてくださいね。
化粧ケイカル板の推奨基準では、
家庭用コンロから150mm以上、業務用では200mm以上離すのを推奨という資料がありますので、参考にしてください。