自動車用エアロパーツにカーボンクロス作業がうまく行かないのですが、どうしたら?
Q:
A:
エアロパーツへのカーボンクロス積層についてですが、
施工方法を見直した場合に上手く施工できる可能性があります。
施工方法を見直した場合に上手く施工できる可能性があります。
エアロパーツ屋さんが制作する場合通常メス型に、
クリアゲル⇒インパラ樹脂⇒カーボンクロス⇒インパラ樹脂⇒(樹脂⇒ガラス⇒樹脂)の順番で積層していきます。
クリアゲル⇒インパラ樹脂⇒カーボンクロス⇒インパラ樹脂⇒(樹脂⇒ガラス⇒樹脂)の順番で積層していきます。
※()は製品補強の為、バックアップが必要な際に施行します。
上記のような施工方法となります。
今回の内容は文面から察するに元々あるエアロパーツにカーボンクロスを積層し、デザイン性を変える用途かと思いますので今の施工方法を少し見直し、
①エアロパーツ足付け後アセトン拭きをし、樹脂を塗布。
②樹脂が固まる前にカーボンクロスを貼り付け、上から樹脂を塗布する。
③(バックアップが必要であれば②の前にガラスマットを一層入れる)
以上のような施工であればカーボンが樹脂に貼りつき、クロスが浮いてこないかと思われます。
通常とは違う施工方法の為、表面がガタガタになるかと思いますので、
通常とは違う施工方法の為、表面がガタガタになるかと思いますので、
気になる場合は表面を研磨して表面処理をしていただくか、クリア塗装していただければと思います。
※上記内容は実績が無い為、方法案となりますので、お客様の方で要検討していただければ幸いです。
特に密着度合いに関しては製品によっても異なってくる為、今施工されている製品に合わせて試していただければ幸いです。
また、今回ノンパラ樹脂をご使用されているとの事ですが、エアロパーツ屋さんではインパラ樹脂をメインに使われている為、インパラを試していただくのも一つ手かと存じます。
また、今回ノンパラ樹脂をご使用されているとの事ですが、エアロパーツ屋さんではインパラ樹脂をメインに使われている為、インパラを試していただくのも一つ手かと存じます。
一度に積層までをされる場合、その後FRP施工をしない場合はインパラをご使用していただいた方が、研磨等加工がしやすいかと思います。
カーボン施工は普段から施工されている方でも気泡や剥離(白いもやになる)が出てしまう少し施工が難しい物になりますので、施工時は脱泡に注意しながら進めていただければ幸いです。
Q:
ご回答ありがとうございます
②樹脂が固まる前にカーボンクロスを貼り付け、上から樹脂を塗布する、
についてですが、樹脂が固まる前にカーボンクロスを貼り付けて樹脂の硬化を待たずに上から樹脂を塗布する、という感じでしょうか？
それとも完全に硬化させた後、上から樹脂を塗布する感じでしょうか？
あとメス型を作った場合、「クリアゲル⇒インパラ樹脂⇒カーボンクロス⇒インパラ樹脂」の手順ですが、クリアゲルのベタツキを利用してカーボンクロスを張っていたのですが、
やはりインパラ樹脂を塗布した方がいいでしょうか？この場合も、クリアゲル⇒インパラ樹脂のあと固まる前にクロスを張って固定していく感じでしょうか？
よろしくお願いいたします。
A:
樹脂を積層する際は硬化を待たずに積層していただく形となります。
文言ですと伝わりにくい為、先方様がYoutube等見れましたら下記が参考になるかと思いますので見ていただければと思います。
一つ目がエアロパーツ屋さんによる施工、二つ目が今回の案件に近いと思われますDIYの動画となります。
何卒宜しくお願い致します。
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