型に塗るゲルコートにはパラフィンは必要ですか?

Q:いつもお世話になりありがとうございます。
今、ゲルコート PVA を購入しようと考えているのですが、特性を教えてください。
バイクの外装部品製作に使いたいのですが、なるべくカチカチに仕上げたいです。
1) 自作のメス型を使うのですが、
ゲルコートにはパラフィンを混ぜたほうが良いのですか?
型が 酸素を遮断してくれれば、パラフィンはいらないのでしょうか。
PVA →ゲルコート →ノンパラ樹脂&ガラスマット → インパラ樹脂&クロス
の順に使いたいと思っています。
2) ゲルコートにパラフィンを混ぜ 硬化した場合、次に樹脂を塗るとき
(マットまたはクロスを貼る時)下地処理は必要ですか?
処理が不十分な時 出来上がった完成品からゲルコートが剥れやすくなりますか。
3) ゲルコートにパラフィンを使用ない場合
空気に触れている面でまだベタベタ感が残っている上にクロスを張った場合、
クロスを張った後 硬化しきらなかったゲルコートは再び硬化を始めるのでしょうか?
4) ゲルコートは重量的には FRPの樹脂より重いのでしょうか?
ご面倒をかけますが ご返答 よろしくお願いします。
A:FRP素材屋さん店長馬渕敦史です。お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
1型に塗る場合はパラフィンは必要ありません。
おっしゃる通り型が酸素を遮断するからです。
型と接地する部分はきっちりと硬化します。
2もおっしゃる通りです。 表層にパラフィン(ロウ)が浮き上がってくるためです。パラフィンを添加したゲルコート層硬化後パリッとなりますが、剥離しやすくはなります。
処理は主に研磨などでいいですが、パラフィンをいれない方法が一般的です。
 3についてもおっしゃる通りです。再び硬化を始めますので問題ありません。
 4、トナーについては色にもよりますが、一般的には樹脂よりも比重が高い場合が多いです。ただし、トナーの添加量はわずかですので、比 重の違いはそれほど大きい物とはならない可能性が高いです。
どうぞよろしくお願いします。 お問い合わせ頂き、ありがとうございました。
FRP素材屋さん
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