NCマシニングセンタのエアーについて

1月に入って岐阜は大変温度が下がっています。

マイナス4度と非常に寒い日が続いています。

このような日はNCのエアー関係の不調が見られます。

NC343のNCルーターでは去年エアー不良でアラームが出て途中で止まるということがありましたが、
今年はMC545のマシニングでも不良が出ました。

今日中の出荷が2件アルのですが、
343はアンレットのブロアが入院中ですので、どうしても治さなければなりません。

EX1002 AIR PRESSURE ・・・Check C

エアープレッシャーですので、空圧の問題です。
チェックCはコンプレッサーのCでしょうか?

機械屋さんにTelするとすぐにメーカーさんから返事が来ました。

このあたりが国産メーカーの良さですね!

ここからメーカーさんの話を元に原因を探ります。

1.コンプレッサーホースの凍結
まず最初にあたるべきは冬期ですので、結露水の凍結を疑うべきです。
コンプレッサーからホースでエアーを供給していますが、このホースの凍結です。

コンプレッサーは
空気を圧縮しているので、当然空気中の水蒸気も圧縮されて水分が大量にでます。そのためエアーホース内に水分がたまり、これが冬場凍結して管を塞いでしまう現象です。

ただ、これはMC343でも経験すみですので、ホース内の異常を確認しましたが、特に問題はありませんでした。

2.コンプレッサーの不調
これに関しては別のコンプレッサーにつないでも同じ現象がでたのでこの現象は違います。

3.機械側の不調
機械側には一点主軸の軸を冷やすためにエアー口が着いています。
つまみで調整できるようになっていますが、これが開きすぎているとエアー圧がさがりアラームがでるということでした。

早速つまみをみてみると限りなくOPENに近い所にありました。
これを絞って切削するとアラームが消えました。

これは一度もさわっていないので、おそらくは空気の通過によってつまみがOPEN側に少しづつずれたのが原因ではないかと思います。

午前中に復旧できてほっと一安心です。



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