2.御嶽山に登ろう。

剣ヶ峰から二の池へ

さて、剣ヶ峰に登り、そこから二の池小屋まで向かいます。


(9:43)

ニノ池と言う名のカルデラの中を歩いていきます。

火山灰で灰色になっていますが、本当は綺麗な湖だったと思います。

雪が残っており、雪解け水が流れています。

賽の河原

(9:49)
二の池小屋をすぎると、川がながれており、ここで水を飲みます。

すこし色がついていて硫黄の香りがしますね。

大地から大量のミネラルをだしてくれてるようでごくごくいっときました。

さてここから賽の河原という場所まで行きます。

地獄の一丁目こと賽の河原

しかし私はどちらかというと木曽駒ヶ岳の千畳敷カールのような
天国の入り口に見えました。



高原なので雲がとんでもない速さで動いていきます。

草原をニコニコしながら歩いていきます。

なんと幸せなのでしょうか。

だだっ広い草原には小さなケルンがいくつもあります。


高山特有のハイマツがあたりを彩っています。

私、ハイマツは、highから、高い松?と思ってたんですが、まったく逆で

語源が日本語で地をはう松、

這松ということを教えてもらいました。

体に触れると松ぼっくりが気持ちいいです。

そこから白竜避難小屋まで登っていきます。

このあたりまでくると人が少なくなってきています。

御嶽三ノ池がエメラルドグリーンに輝いています。

その上を雲が流れるようなスピードで浮遊していく絶景が見えます。

天国のようなというか、天国ですね。

摩利支天岳へ

(10:11)

摩利支天乗越から

ここから先端の摩利支天岳を目指します。


ガレガレの岩場を進んでいきます。


岩盤をトラバースしながら登っていくルート


(10:27)

摩利支天岳頂上

標高2,959m


何人かの人がここで休憩をしておりました。

私は先を急ぎます。

飛騨頂上へ


再び摩利支天乗越にもどり、飛騨頂上へ向かいます。

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ワタクシ岐阜県民ですから、飛騨頂上だけは絶対に行きたいと思っていたのです。

濁河温泉からもここに上がってこれるようです。

ここへの道中は一旦下ってから登り返します。

帰りが大変ですが、それでもどうしても行きたいのです。

三の池を見ながらがれ場を通ります。

終始このような溶岩石のいわばです。

トレッキングポールが必要ですね。


このころすでに【もやし級】の足が悲鳴を上げていました。

降りるたびに痛みが走るように・・・

やはり足が弱い。

サイクリストは足がもやしですね・・・

五ノ池小屋が見えていますが、そのすぐ頂上が飛騨頂上です。

三ノ池があまりに綺麗すぎて写真をパチパチ

(10:57)

飛騨頂上 標高2811m

ここから継子岳をめざすルートもありますが、時間がかかります。

五ノ池小屋から摩利支天岳を望む。

ぱんだ屋とかかれた五ノ池小屋で小休止します。

とてもきれいで見晴らしがよい場所ですね。

本当にみな嬉しそうです。

二の池ヒュッテに向かいます。

可愛らしい看板が特徴の二の池ヒュッテ

ここで補給をすると、外にでてケーキでカフェしているお姉さん2名とお話をしました。

曰くここには毎年来ているようで、2日に渡って御嶽山を楽しんでいるようです。

1泊するという手もまたとても楽しそうです。

手をふってお別れし、

ここからは二の池分岐を渡り、帰路に付きます。

低山だと下りは激痛との戦いで苦行なんですが、御嶽はちがいます。

帰路

終始絶景を見ながら降りることができとても幸せ。

ただし脚をのぞいて・・・

(12:25)

石室山荘 9合目
どうもこのガレ場によって脚にダメージが来ているようです。

(12:54)

女人堂 8合目

天気がゴロゴロ言い出しました。

急激に雲が発達する可能性がありそうです。

急いで駆け下りていきます。

(13:36)

7合目行場山荘

とんでもない土砂降りになり、

行場山荘にて雨宿りです。

ここでうどんを食べました。

とても美味しかった・・・・

(13:53)

ついに終点飯森高原駅に付きました。

名残惜しいですが、ここで御嶽山とお別れになります。


振り返ると御嶽山は再び分厚い雲の中に隠れてしまいました。

朝早くから登って本当によかったと思います。

8合目からは天が開けたので、終始幸せな気分で歩くことができました。

本当に感謝です。

あらためて素晴らしい山ということがわかりました。

また麓から眺めることになりますが、また違った見方ができるのではないかと嬉しく思います。

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