関市・はじめての工場参観日参加決定!
こないだ郡上の会社さんと話をしていたのですが、
この関市はものづくり企業へのサポートが凄いということに気づきました。
とはいっても、
補助金を出すとかそういうことではなくて、
前回の関市の展示会であったり、後述する工場参観日であったりという
企業をアピールするための場所をいくつも提供してくれるという意味です。
これは大変ありがたいと思います。
関市は人口が約10万と岐阜県下でもそれほど大きな都市ではないものの、
事業所の数では人口40万の岐阜市に次いで第二位と言う事です。
なんといっても”関の刃物”が有名であり、
それに付随して、金属加工業では県下有数の企業が揃っています。
隣の各務原が航空機産業
隣の山県などではバルブ関係の集積地ということもあります。
もちろん三河へのアクセスもとてもよいので自動車関係のゴム、金属なども大変多いです。
さて今回参加する工場参観日ですが、
これは一般の方参加型の工場を参観するものというイベントです。
夏休み中のため子供さんや学生さんの参加もあります。
前回は30社で1,000人を超える参加者が合った模様。
さらに満足度も大変高かったとのこと。
実は広報などでやるということは知っていたのですが、
実際に参加することはイメージ出来ていませんでした。
先日の展示会の時にもちょこっとあったのですが、
この
”工場参観日”というイベントに是非でてくれんか?
また、
”関が刃物だけじゃないというところを見せてやろうよ。”
ということだったので、
そう言われましたら断ることなど出来ませんよね!
もしも
”できる、できない?”
と聞かれたら、考えますが、
”やる、やらない?”
と聞かれたら、
”やる。”と答えることは出来ますのでね。
どうもこの企画、ツアーバスが出てお客さんを連れたバスが各工場を巡回するよう。
また”ワークショップ”という工作体験をできるようにすることもひとつのテーマです。
今回我々は前回の展示会につづいて
というか展示会自体が
吸水性を体験しよう!
化粧板占い!
玉転がしゲーム!
ピンタッカーを探してみよう!
回転コマ体験!
化粧板を作ってみよう!NEW
こんな感じなので、特に違和感はないかと。
さらにドイツ製の
最新鋭マシニングセンターTMC747
のお披露目もしたいと思います。
轟音をなびかせながら
ボードを高速、豪快に切削していくさまはまさに圧巻かと思います。
通常金属系のマシニングセンターは切削油を噴霧しながら切削するため、また金属粉などがとびちるため箱型になっています。
さて、工場参観日の
コンセプトとしてはこうウタってあります。
参加する事業所にとって身近な人たち(家族、知人、近隣住民、児童、地元の学生など)が関のものづくりの現場を体験することで、仕事に従事する人たちと参加者の双方の満足度・誇りを熟成することが目的です。
さらにはその輪を広げ、市外の方々、販売店の方々、メディアを巻き込みながら最終的に使い手のファンを増やし、継続的にものづくりに関心を持っていただく方々を増やし、後継者育成や地域産業のブランド化を図る事業です。
とあります。
要約すると
企業側のメリットとしては
1.関市の方々への企業アピールができる。
2.冊子、撮影などを通じて自社のブランディングができる。
3.学生さんなどの雇用対策として
4.知名度をアップできる。
5.工場の5S(綺麗にすること)の意識改善ができる。
直接的な商売の売上増には結びつかないにしろ
やることに対するメリットはあっても、
デメリットがほとんど無いかと思います。
とはいえ、
我々津保谷エリアは出店するところがないので困っているよう。
そういえば
こないだウチの従業員と自転車ですれ違ったので、
”ドコ行ってきたの?”
と聞くと
”関行ってきた。”
言ってましたからね。
地元の愛着がもの凄い分、
関市民と完全に思っていない節がある
のが旧武儀町民や旧上之保村民の特徴なのであります。
我々の会社は大変”風光明媚”もっと言い方を変えれば
”僻地(へきち)”
あるいは
”過疎地”
にあり、ほっといたら知名度が”0”
の地域にありますので、
こうして”中央政府”に引っ張ってもらえると大変助かる次第なのでございます。
是非、関市街からトマト工業まで来ていただきたいと思います。
さぁって、帰りは、関にでもいってこかな・・・