開発案件という仕事
今年の5月以降から開発案件が増えてきました。
増税後の閑散期ですので、開発案件が増えてくるだろうと思っていましたが、
新規のスポットの仕事が大変多いです。
それこそ数千万の仕事から数千円の仕事までさまざまです。
お客さんから、5社くらい断られてどこも無理と言われたが、
トマトさんだけは食いついて来たので嬉しかった(笑)
と言われました。
いやいや、どんだけがっついてんだ。
という話ですが、
普通、高性能リスクセンサーが働いて、断られるケースが多い。
などという話ですが、
逆に言えば
トマト工業は
リスクセンサーが壊れている。
とも言えるのではないか。とも思い始めています。
各社いろいろな考え方があると思いますが、
恐ろしい早さでどんどん物事を進める会社さんもあれば
慎重に試作を重ねながら物事を進めていくといった会社さんもあります。
それぞれの良さがあると思いますが、とにかく新規案件が多いです。
新規案件で置き換え案件つまり工場を変えてコストを下げたい
であったり、廃業倒産のために工場を変えたい。
というのであれば、ノウハウを移譲すればよいだけのはなしですので、問題はないのですが、
開発案件となりますと、1から組み上げて行かないと行けません。
この場合は、先方さんの希望とこちらの設備仕様、接着剤など消耗品の仕様をベストになるように組み上げていかなければならず、大変なハードルの高さになってしまいます。
今年はボードメーカーさんの指定工場になり、ボードメーカーさんの仕事も2社ほど取り組んでおります。
事前情報によるとメーカーさんも大判の製作をしなくなるという話ですので、異尺品※1m2m、3×9、4×8などは欠品が必至の状態です。
というわけで
おそらく来年の4月までは仕事は順調にあるのではないかな。
と思っております。
うちの会社は
営業兼、店長兼、雑務兼、労務などを私がやっておりますが、そろそろ手が回らなくなり始めております。
多能工化を推し進める以上、トップがそうであるべきというのは当然ですね。
新規開発案件というのは時間がかかるのと試作が多いからです。
また頭の要領が少ないので、aという案件が片付く前に他の仕事がどんどん入ってくると押し出されてしまうケースが多いのです。
とは言え仕事をいただけることは本当に嬉しい事で
お客様に感謝をしたいと思います。