神坂峠を超える旅3、頂上であう不思議な出会い。

最近ようやく涼しくなってきましたよね。

 

まぶちさんのチャリ、

基本、汚ったねぇすけど、

だからカギなしで放置しても

盗られないんでしょうね!!

スゴイわ❢❢

 

言われたときくらい嬉しいですよね。

(いや、それディスられてるバカッ❢❢)

 

前回の続き

 

標高1,600mまでチャリであがるという岐阜県随一の峠、神坂峠

その峠を超え、さらに標高1,735mの富士見台高原まで歩いていくという企画。

 

頂上で突如、声をかけられる謎の集団とは?

 

頂上にて。

 

もしかして”せきサイ?”

言われてびっくりして振り返るとたくさんの登山チームの方が。

 

8名くらいの登山チームの方々。みんなとても賑やかです。

 

“N山さんやY田さんしってるんですよ!!”

とのこと。

 

“まさかとは思いますが、自走(笑)?”

 

ということを聞かれましたが、

 

もうひと方が

せきサイヤバイひとばっかりだから自走だよ。”

 

とのこと。

 

 

まぁ私はそうではないんですが、

メンバーは

自宅から自走で乗鞍登ったり、

ソフトクリームたべるためだけにひるがの高原(標高1,000m)行ったりと

すこし、いやかなりアレなんで。

 

納得ですよね。

 

しかし、まさかこんなところで、共通の知り合いにあうとは!!

 

今日はいい日だ!!!

 

登ってきた登山チームはワイワイ。

 

写真とってくださいとのことで、写真もパチリ。

 

みなさんは、長野県側からロープウェイでこられ、そこから歩いてきたようです。

 

8kmもあるので、相当な距離がありますが、当日は天気が最高だったのでよい登山になったのではないでしょうか。

 

ヘブンズルートについて

 

登山隊は、長野県側ロープウエイから

天空をはるか散歩してこられたようです。

 

お互い健闘をたたえあい、

 

みんなでワイワイ。

 

では頑張ってくださいねーーー!!とお別れ。

 

 

新しい出会い

 

そこで売店で購入した最後のパンを齧ってると、

 

後ろの方が、

 

関から来られたんですか???

 

ということで声をかけていただきました。

 

今日はいろんな人に声をかけてもらえるなぁ・・・。

 

たった一人で来たはずなのに、

 

ワチャワチャしてとても嬉しい日。

 

富士見台、白川談義に花がさく。

 

聞くと、白川出身とのこと。

 

きくと、さらに黒川出身とのこと。

 

わたくし、

毎回黒川いってるわけじゃないですか。

いろんな話題でワイワイ。

 

大山白山神社、黒川、切井、佐見、門和佐。

 

なので、その3人とワイワイ。

 

また行きたいなぁと思いつつ、頂上でお別れ。

 

 

 

みんなとお別れして、草原をさっそうと下っていきます。

 

蒸し暑い日でしたが、頂上は別世界の風が吹き抜けています。

笹原の草原の中を歌を歌いながら歩いていくと、

 

体中に感謝の念が湧いてきますね。

 

帰路につく

 

萬岳荘からは、いよいよ下りです。

 

私のチャリはリムなので、握力がなくなるほど握りしめて、

リアップくらい握りしめて

一気に降りてきました。

 

しかし凄まじい距離と高度差ですね。

 

 

くだると、さっき降りてきた富士見台高原がはっきりと見えます。

 

あんなところから降りてきたんだぁ・・・と少しドキドキ。

馬籠には、夕暮れを知らせるすこし黄色味がかった秋の色が差し込んで来ていました。

 

 

それにしてもいろんな人と話せた一日でした。

上田屋商店の女将さん、萬岳荘の主人、ドイツ人旅行者、イギリス人夫婦、

頂上で会った知人の知人、話しかけてくれた白川の方。

 

多分声をかけられるときはとても良い顔をしてるんだと思います。

それもこれも、この中山道馬籠のおかげですね。

 

木曽馬籠宿にて

 

木曽路の玄関口の馬籠は山から降りてきた人が体験する、最初の明るい空間になります。

 

山中の木曽から美濃の雄大さをみて、かつては皆が感動したんだと思います。

 

古来より、往来があるこの山岳道は、いまでこそその機能を失ってしまいましたが、

今は海外からもたくさんの人々を惹きつけてやみません。

 

その古来からのいろんな人の想いが、

今なお、そこを今度は世界の多様性の出発点として

存在たらしめているようです。

 

木曽路はすべて山の中である。

島崎藤村

 

神坂峠編、おわり。

 

 

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