「工場の静寂に響き渡る、鼓動感あふれるブザーの音。それはまるで工場が蘇ったかのように…?」
どうもみなさまこんにちは
まぶちでございますよ。
今日は点滅型シグナルタワーを増設した件についてお話したいと思います。
手作業で投入する案件が有るのですが、受け手と入れ手のタイミングが合わない。
という話は以前のラミネーターでもお話しました。
特にモーターでガチャガチャやってるなかで、大声で
”もっとゆっくり❢❢”
とか
”とめてとめて❢❢”
ってやるのは、大変非効率なわけです。
そのため、下流である受け手が上流を自由にコントロールできるようになればそれはそれで大変価値があるのではないか。
そう思ったんです。
そこで、今回もシグナルタワーによる改善をしていきます。
リレーによる自動化
リレーモジュールというものを使って自動化していく。
それを今回のテーマといたします。
電源は、家庭コンセントの100VからACアダプターを利用して、DC24Vに変換しています。
24Vの電源であれば、電気工事士の資格も必要ないと思いますので、
(資格は保有しております。)基本だれでも触れると思います。
工程はラインで流れる塗装工程です。
最終製品はこのようなキレイなボードになります。
今回も中華シグナルタワー3,000円を利用します。
ブザー付きと書いてあるのですが、ブザーついてないんで、他のモジュールを繋いでいます。
結線図
結線図はこちら。
スイッチでシグナルタワーのランプを光らせます。
赤は非常停止であり、緊急を要するのでブザーが鳴ります。
黄色は注意であり、注意してくれの合図です。
緑色は進行動作であり、定期タイミングで投入してくれの合図です。
タイミング
タイミングは、受け入れ者が手元のタイマで自由に設定できるようにしました。
デジタルのタイマもあったのですが、こちらだと直感的に操作ができないので、ダイヤル式を採用しました。
オムロンH3YNリレーモジュールを採用しました。
通常遅延リレーというものが広く出回っており、たとえばボタンを押してから設定タイム(2秒と設定した場合)
2秒間ランプがついて、その後消える。
あるいは、
2秒間待ってからランプがつく。
といった形が多いのですが、今回のH3YNは、これにあわせてインターバル設定があります。
たとえば2秒と設定した場合、
2秒間ランプがついて、2秒消える。を繰り返す。
といった形の動作が可能です。
またタイマ1週の時間を1秒、10秒、1分、10分と設定できるので、自由な時間に設定する事が可能です。
5分ごとに水やりをしたい。とか、1分ごとに定期でなにかを動かしたい。
というときに非常に便利なモジュールです。
配線は仮ではありますが、仮固定して動かしてみました。
スイッチボックスは前回と同じで3Dプリンタにて成形しています。
20∮のスイッチが固定できるようになっています。
※無料配布可能です。
取り付け後のイメージです。
これで糊付け器投入のタイミングを自動でお知らせしてくれるモジュールが完成しました。