本城山・小野城へ登ろう!古城探検第32弾・2/3
さて、前回はお見苦しくも途中棄権とあいなり、
しっぽを巻いて逃げ帰ってきたわけですが、
※前回の日記
あえて理由を述べるとすれば
”椿回廊”(つばきかいろう)
半端ないです。
本当に。
さらに、前回は、13時ころから登り始め、帰りの到着時刻を予測すると16時を過ぎてしまうことも想定されていました。
となれば、帰る途中真っ暗になれば、当然道に迷うという最悪の事態も想定せざるをえず、
帰ってくるもの仕方がないといえるでしょう。うん。
さて、今回はそのリベンジ。
さて、連休の最終日、前日は各務原イオンから自転車で帰ってきて、
今回は、正月のお墓参りに二軒行ってきました。
一件は小山の中腹にあり、軽登山ということです。
ものの5-10分でつくのですが、前日の小雪がどの程度山に積もっているか、調べながら登ります。
無事本城山登山の無事をご先祖様に祈願し(何を祈願してんの)
いよいよ11時から本城山に再登山です。
さて、前回の薬師堂手前の路肩に駐車し、いよいよ再登山です。
小粋なこんな看板発見で、テンションが上ります。
山の神よ我に七難八苦を与え給え。
最近では、京都、東京とならぶ観光名所として名高い、この本城山ですが、
空は真っ青に晴れ渡り、寒いなかにもほのかに暖かくなってきた日光を感じる事ができます。
この青空をみてください。
この登山口。
入り口には杖がたくさん置いてあり、どれでも好きなモノを選べます。
おなじみの歩数表
前回と同じく、山に分け入ります。
この登山口のラベルにしたがい、尾根に向かいます。
我々冒険隊は、このような道を進んでいきます。
落ち葉の堆積は、平坦地では足の疲労を和らげるクッション材となります。
ロードバイク通勤で、心拍、筋力ともにあがってきており、体重もグッと減っておりますので、非常に快調に登っていきます。
もちろんらくらくコースへ
だって、これが非らくらくコースですもん。
コースといえるのでしょうか、甚だ疑問ですが、上に登っていきます。
なだらかな尾根筋を登っていく道は非常に登りやすいです。
第一の尾根に到着。
このあたりで小休止し、おやつを食べます。
名物”シダジャングル”でございます。
このあたりは道は無いです。
とにかく上に。
そういう勇気がなければ未開の地で上には進めません。
この写真、南米アマゾンといっても通用しそうですね。
今1月なんですけど・・・
ただ、ヤブはすごいものの傾斜がないので楽です。
このエリアを過ぎると
ここにつきます(笑)
さっきから同じ画像が続きますが、歩いてみるとそれぞれ景色が違うので面白いです。
さらにヤブです。
杖で打ち払いながら進みます。
吉良上野介館に討ち入る
赤穂浪士の気分で打ち払います。
夏はこの山は登れそうにないです。
シダジャングルを超えるといきなり急勾配になります。
道という道はとくにありませんが、踏みしろをなんとなく上に上がっていきます。
尾根に到達。一気に視界がひらけます。
ここまでは物凄く順調。
松の間から本城山を望みます。
尾根部にはしっかりと道がついており、特に怖い要素はありません。
あたりは広葉樹の雑木林であり、それぞれ表情が違うので面白いです。
どんぐりなんかも落ちており、それはそれで時間がかかります。
拾ったり、◎べちゃったりしますのでね。
南に面したこの尾根は非常に日当たりがよく、雪は溶けております。
倒木があちらこちらにあり、行く手を阻みますが、
士気の高い我々の行軍をとめることはできません。
さらにいくつめかの尾根に到達。
ここまでで約40分もかかっています。
途中お菓子休憩を何度もはさみましたのでね。
中間地点手前の黒岩につきました。
ここからもうすぐで中間地点に入ります。
ここが中間地点。
直進すると椿回廊というトラバースです。
左手は急勾配になっており、ここを登ることは不可能でしょう。
椿回廊に入る前にウロウロしているとこんなものを発見!
これ、わかりますでしょうか?
立木仏といわれる仏様です。
古来から、高沢観音の高沢山と尾根続きのこの山は、山岳信仰の聖地であったのかもしれません。
何を思って昔の人がこれを彫ったのか?
いまからは知るよしもありませんが、何らかの思いが込められていることは間違いありません。
さてここからが椿回廊です。
回廊という名のトラバース(斜面横断道)ですが、
かなり急勾配の山の斜面にうっすらと獣道的なものがついており、前回は、時間とその恐ろしさに帰ったわけですが、
今回はそのリベンジにやってきたわけです。
ここでむざむざ帰っては、何をしにやってきたかわかりません。
写真の奥の方が急勾配になっております。
必死に椿回廊をクリアすると、この標識が。
割れた標識には
登山コース←
と、いま来た方角を示しています。
見落とした????
と不安がよぎります。
新滝、神滝方面↑
登山口←
となっているので、とりあえず子どもたちを下に残して急斜面をよじ登っていきます。
落ち葉が堆積し、滑りやすくかなりの急勾配です。
ここを登るには、生えている木々を支えにして体全体で登っていきます。
つまり
カエルモード
というわけです。
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