新車BOMA・アルマー初お目見えと初の集団走行、板取川ロングライド

さて、この馬渕ですが、

”津保川の青い彗星”

または

”ブルースター”

または

”武儀の自転車おじさん”

などと呼ばれていることはすでにみなさまご存知かと思います。

ロードも2年目になるわけですが、実はイベント以外で本格的な集団走行というのは初めてでございます。

今回、初めて会う3人(1人は知り合いですが)でロングライドをするという予定です。

朝どうしても用事があるということで

朝の10時から関市街を出発です。

うちも朝からトラックにのって廃品回収です。

自走で5km離れた集合場所に向かいます。

地元の市街であれば自動車と時間はかわりません。

最初にちょっとしたミーティング。

集団走行の基本と、信号を守ろう。ということで安全運転に注意して行います。

今回参加者は3名

ヤマさん 出身は関市の西側。愛車はブルーのラレークロモリロード

ユウさん 出身は僕と同じ関市の東側。愛車はBOMAの新車フルカーボンロード ALLMER

マボ    出身関市の東側。通称旧武儀軍最後の生き残り。
愛車はジャイアントのアルミロード TCR1

ユウさんはもともとビアンキのクロスだったらしいのですが、

それを1週間前にBOMAのフルカーボンロードに変更。

フレーム組でフルアルテグラです。

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一体いくらだったんでしょうか・・・

持ってみると確かに軽いです。

軽いんですが、見た目は結構骨太です。

外見からはその軽さは全くイメージできません。

ヘッド周りの太さを見るとわかりますが、

結構男性的で抜群に格好いいですね。

カラーリングもTHEフルカーボンというカラーリング。

黒の部分はカーボンの地がそのまま見えています。

サドルもフルカーボンでペラッペラのガッチガチがついてます。

ガチガチとは聞いてましたが、ここまでガチガチとは・・・

大丈夫かな、このサドル。

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対してヤマさんのクロモリロードはラレーらしいクラッシックな出で立ち。

フルカーボンとはまた違った細身のフレームで

気品を感じますね。

各部品の色合いも統一感があって格好いいです。

まぁ僕のアルミについては・・・

いいですね。

TCR1、世界の量産工場ジャイアントの
量産型ザクと言われている機種です。

重量もそこそこあり、フレームも太く

頑丈で

”無事これ名馬”

または

”頑丈だけが取り柄。”

まぁ僕にはぴったりですな。

3者3様のロードバイクです。

さて、関市街の西から武芸川を通って寺尾の坂に行きます。

ヤマさんの地元のためいろんな情報が聞けて面白いですね。

途中サークルケーによって休憩をします。

向かい風がキツイので、

単独走になると初めてでこの風は

キツイかもしれません。

ユウさんは

最初の休憩ポイントで

”脚の在庫が切れた。”


と言ってましたが、

”本番はこれからやで”

ということで寺尾の坂に向かいます。

寺尾でユウさん初めてのヒルクライム。

麓でガチガチのフルカーボンサドルをコンフォートサドルに交換。

10kmもあの”板”で来たと思うとそちらのほうがびっくり。

頂上間近でユウさんのチューブのバルブが折れるという初めての体験により、

バルブ折れパンク。

チューブを交換。

ヤマさんのCo2インフレータを使ってあっという間に空気入れ完了!!

相当の気圧が入るんですね。

僕の携帯ポンプも昔パンパンに入れたつもりがすぐに再パンクしたので、その速さにびっくり。
※まぁあれはクロスバイクのデフォルトタイヤKENDAの性能もあるかと思いますが・・・

携帯ポンプの場合だと、気圧があがりきらず、

”これ以上のロングは無理。ここで解散”

ということにもなりかねませんのでね。

これだけ気圧が高く入れれるならいいですね!

とにかく協力して空気を入れてヒルクライム完了!!

ロード納車1週間で寺尾の坂ですので、

結構ハードですね。

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坂を風を切って駆け下りると、せきサイクルツーリングでも行った休憩スポットで休憩。

ユウさんの息があらくなっています。

納車1週間で寺尾の峠を越しました。

パンクさえなければ結構いい感じで登れてきてました。

”足の在庫切れ”
は続いているようです。

しかし、ここからは緩やかな下り

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3台並べて置いております。

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春になると桜が咲き誇るようです。

有名な”寺尾の千本桜”

ロードなら簡単に行くことができそうですね!

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このあとBOMAのロードに少し載せてもらいました。

新車で落車が怖いので、少ししかのりませんでした。

やっぱりフルカーボンなのか、

地面からの突き上げがどことなくマイルドな気がします。

この時はわかりませんでしたが、

それよりなにより、フルカーボンの威力を最後の最後に見ることになります。

さて、体感で分かった一番の違いは、アルテグラのブレーキです。

僕のはティアグラでもないテクトロのブレーキがついてますが、

グッと握るとツーっとしてから止まりますが、

アルテグラの場合、握ったら握った分だけとまります。

よく考えれば当たり前なんですけどね。

(我がジャイアントのエントリークラスはメインコンポと書いてあってもブレーキ、ケーブル、チェーンなど見えない部分でコストダウンしてます。このあたり注意が必要ですね。)

ブレーキシュー(ゴムの部分)はSIMANOのいいやつに変えてますので、ブレーキ本体の違いだけでこれだけ差があるということですね。

ここでコスト削減するのがエントリーロードなんでしょうか。

冗談で

”次はデュラエースやね!”

と言われますが、

”前後で40,000円も”

しますので、当然買える訳ありません。

僕のアサヒの量産型クロス、ウィークエンドバイクスが29,800円ですので、

自転車よりも高いということになります。

ただ、言い換えればブレーキであれだけ性能が変わるので、価値はあるのかもしれませんね。

どのくらい違うのかは未知数ですが。

変速のガチャ具合ですが、これは違うと思います。

また
他にもアルテグラの場合、ヘッドが小さく、高速巡航のポジションが取りやすいというメリットがあります。

ティアグラ、SORA、クラリスは、STIのヘッドから内側に向かってケーブルがでていますので、どうしてもポジションに制約がでてしまいます。

後は、手の大きさによって違いますが、レバーとハンドルのポジションを細かく調整出来るメリットがあります。

これはなにげに相当大きく、ティアグラの場合、シムとよばれるパッドを入れて幅を小さくせねばなりません。

これが2枚しか入れれないため、パターンとしては
1.入れない。

2.1枚入れる。

3.2枚入れる。

という数パターンしかありません。

アルテグラはここを調整出来るメリットがあります。

またハンドルから、レバーが近いので、手が小さくても握りやすいです。

ここはかなり大きなポイントになろうかと思います。

握りやすく、制動力も高いので、ブレーキ性能が極めて高いです。

制動が安定しているということはすなわちスピードを出しやすく、落としやすいという事がいえますね。

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あとは、将来パワーメーターを付けたい時に、アルテグラならつけられますが、ティアグラですとクランク型のパワーメーターに対応してないという部分がありますね。

さて、乗ってみた感想ですが、やはりアルテグラの良さとカーボンの質感があるかと思いますが、それとは別にポジションの違いが挙げられます。

サドルが前に向かって下がっているのが気になります。

僕の場合は意図的にサドルを後ろにずらして、サドルの角度を後ろ下がりにしています。

これはハムストリングス筋を動員するためで、サドルを後ろに下げて、

前にずれてこないように後ろ下がりにしています。

僕の場合、疲れてくると前にどんどんずれてきて、モモの前側を使う比率が上がってきてしまいます。

サドルを後ろ側の後ろ下がりにするとモモの裏側の筋肉を動員できて、ロングでは疲れが出にくいです。

後ろのりでサドルを押すようにするとモモに張りがでてくることがわかります。

僕の場合ですと前下りは一見、乗りやすいですが、モモの前側の筋肉を動員するので短期的には出力の高い筋肉を使えます。

ただ、その反面すぐに脚がパンパンになってしまいます。

初めてといっていいくらい他の人のロードに乗りましたが、ポジション差やセッティングの差がこれだけあるということが意外でした。

人それぞれ、特性や、体のパーツの違いがあるので、

ロードのポジションも人それぞれということですね。

うむ・面白いぞ。

さて猛烈な向かい風を受けながら

洞戸の町にやって来ました。
⇒前回の洞戸ライドはこちら

今日は風が強く、寒いですがそこそこ自転車の人と会いますね。

挨拶をしたり、会釈したりしていきます。

会うとちょっとうれしいんですよね。

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レストラン幸(さち)さんです。

前回ここに来た時はとなりのコンビニによりましたが、

今回はこちらで食事となります。

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有頭のエビフライ付きです。

しかし、今度クリテリウムあるのに調子にのって

唐揚げなんか食べてますね。

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ここからは一気に板取川を駆け上がり、根道神社に到着。

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最近はこのロードバイクが本当に体に馴染んできているのがわかります。

ポジションはサドルを通常係数にしてあるので普通ですが、

逆にハンドルの位置を下げていっています。

とにかく空気抵抗を下げるために。

脚質が(巡航が早くないほうの)ルーラーですが、

ルーラーは空気抵抗を下げたポジションが命ですのでね。

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さて、モネの池。

前日雨がふると、濁りが出てくるということをヤマさん情報で聞いています。

蓮の花も今はまだ色がでていないようです。

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正直それほど綺麗な感じはしませんが、

この板取の地全体の景色がそれを遥かに上回っています。

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やっぱり自転車でくるのは、自分の力で来るのは最高です。

ここからすぐにある小瀬見橋という絶景スポットまで行きます。

ここが本当の今日のゴールになります。

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水は底面まで透き通り、山々は春を待つように風になびいています。

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水面はおりからの強風にあおられ、歌うようにいろんな方向に波ができます。

ユウさんも息切れしてますが、それもそのはず緩やかな登り傾向がずっとつづいていたのです。

ここまでで33kmと結構な距離を稼いでいます。

納車わずか1週間で

登り基調33kmを登り切ったので本当に凄いと思います。

僕が同じ状況だっったらきっと無理だったと思います。

2月の冷たい風を浴びながら

しばらく水面を見つめていました…

後半につづきます。


新車BOMA・アルマー初お目見えと初の集団走行、板取川ロングライド”へ2件のコメント

  1. 市原 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いろいろご迷惑をおかけしました
    また機会があれば一緒に走りましよー

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ほぼ初ライドで約70km!!

    びっくりですね!!

    風がつよかったですが、景色も天気も最高でしたね!!

    almarの振動吸収性もさることながら、高校時代の通勤の効果が出てたのかもしれませんね!!また走りましょう!
    次は100kmですか???(笑)

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