「寒さに震える冬が来る前に!断熱材R値、U値計算シートがついに実装!」
みなさまどうもこんにちは
まぶちでございます。
今日は待望の断熱材のR値、U値計算シートが実装された件についてご報告です。
断熱材計算シートはこちら
トマト工業では、断熱材の貼り合わせなどの加工を行っております。
その中で、断熱材の性能を比較したいという案件がありました。
断熱材はそれぞれ固有の熱伝導率という性能をもっており、これが低いほうが性能が高いです。
わかりやすく言うとピッチャーの防御率みたいなものです。
熱伝導率
0.034とか、0.040とかあります。
超絶わかりにくいので、ピッチャーでたとえましょう。
大体、防御率で換算すると
防御率3.40、防御率4.00みたいな感じですね。
たとえば、4号のビーズ法ボード系断熱材だと0.040なので、
防御率4点になります。
1種B押出発泡ポリスチレンフォーム(カネライト、スタイロフォーム)だと0.036
繊維系で安価なグラスウール10Kだと0.050、防御率5点です。
高性能グラスウール32Kだと0.035なので、防御率3.5点
旭化成建材のネオマフォームだと0.020なので、防御率2.0点
沢村賞候補ということがわかるわけです。
さて、とはいえ全部の商品の熱伝導率なんて覚えてるわけがないんです。
また断熱材は、厚みにも比例しますので、どの断熱材をつかって、どのくらいの厚みが必要かということを計算しないといけません。
高性能な断熱材を使っていても、
薄かったら意味がないんです。
安価なグラスウールであっても厚みをガッツリ稼いだほうが全体としての断熱性能(R値)が稼げたりするんですね。
住宅や建物では、断熱材単体の性能が重要なわけではなくて、全体としての断熱性能のほうが重要ですよね。
というわけで、この熱抵抗値と熱貫流値を計算できるシートが実装されました。
もちろん無料でつかえますので、ぜひご利用ください。
カテゴリから、ボードなのか、繊維なのかを選び、断熱材を選んで、厚みを入力するだけで、熱抵抗値と熱貫流値を計算してくれます。
現場からでもトマト工業のHPをひらけば計算できるようになりますので、ぜひご利用ください。
※なお、性能を保証するものではありません。簡易計算シートとしてご利用ください。また間違っている情報があればご連絡ください。訂正アップデート致します。
ではまた~