工場の5S

前回久々に生産管理のT先生に来て頂き、ご指導を仰ぎましたが、
工場が前より汚くなっているという指摘を頂きました。

確かに切削粉はそうですが、基本的な2S
整理と整頓からできていないことをご指摘いただきました。

整理は要らない物が工場の中の主要な部分を占めていると言うことです。

体に贅肉、工場に不要物です

これらはやがて健全な工場を食いつぶし

死に至る病を発症します!

言い過ぎ・・・??

それはともかく、徹底的に不要物の洗い出しを行いました。

物毎には真因があるようにいくつかのポイントが見えてきました。

例えば花粉症でマスクをすることでは根本治療にはならないように、
元である杉をかりたおす勢いがないといけないことに気づきました。

真因を探るにいくつかのポイントが見えてきました。

1.カイゼンをはじめる前の物が多いこと。
2.特定の仕事の製品、仕掛かり品が多いこと。
3.貼り合わせ工程に多いこと。

の3つです。
1については前から続いているなごりでなぁなぁになってしまっていた部分があります。
ここについてはお客様とも話合い、引き取りもしくは今後賃料に関しての話合いを持ちました。

2.についても同じでお客様と話し合いました。
不良品について再生できるように再貼り合わせを行い、残った物は全て処分する。という結論にいきつきました。

3.については貼り合わせ工程における不良率がそのまま不要在庫として残ってきていることに起因します。

貼り合わせ、シーラーなど”生もの”に関して不良率を0%にすることが根本治療のような気がします。

品質は現場で作こむ。と良く言われます。トヨタの先生に検品をするな!と言われたことを思い出しました。
前工程で100%の物を創れば後工程で検品が必要無くなります。

この不要在庫はいわば前工程の後始末という事だろうと思います。

今回は併せて

1.定数、定位置、定量をきっちりとこなすこと。

2.不要物を0に近づけること。

3.切削加工につきものの粉を押さえる事。

4.床からの粉を押さえる事。
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床からの粉を押さえる目的で
床は2液のウレタン系塗り床材で一部塗り始めております。

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壁の美観アップに
壁及び鉄骨の塗装がはげてきていますが、再塗装および壁面のパネル入れかえを検討中です。



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