工場の改善活動報告・センター制度とは?

私、こどもたちと同じ布団でいつも寝てるんですが、

長男が
”ギャはッハギャはッハ!!”

大笑いしだしたので、なんやろ?思いましたら、どうも私の後頭部をみて大笑いしてる模様。

で、詳しく聞くと後ろ側のハ○がかなりヤバイらしい。

私も、軍師黒田官兵衛の顔で言いましたよ。

”前から攻めてくると思いきや、

後ろとは、敵もなかなかのもので

ある。”

言いましたら

”馬鹿だろ。”

言われましたよ。

一体どこにクレームつけたらいいんですかね。

JAROに電話しとこ。

どうもこんにちはまぶちでございますよ。

センターを決めよう。

今日はセンターを決めようというお話でございます。

前回、工場の一斉5S作業で、ありとあらゆるものをかき集め、で

ほとんどオークションで販売したんですが、

そこで気づきがありました。


カッター何本買ってるんだと。


業者かと。

カッターナイフですが、安いからという理由だけで

500本くらいありましてですね、

ということで心を入れ替えてですね、改善していかなければならない。

そう思ったんですよ。



どうやって改善していくか?

さて、ではどうやって改善していくのか。

ということですが、カッターはそこら中から集まってきました。

その総数が500本であり、当時は各エリアから足りない足りないの連呼があったわけで

それによって補充を繰り返した結果500本という卸売業者状態になってしまったわけです。


以前オフィスを引っ越すときもボールペンが500本出てきましたが、あれと同じです。

というわけで、センターと呼ばれる集積地をつくろう。

と言う事になりました。

センターとは、
その会社において集中的に管理される場所。

ということです。

例えばオイルであればオイルセンターにしか置いては行けない。

ということです。

刃物は刃物センターにしか置いてはいけないので、なくなったら刃物センターにみんながとりにいくということです。

とはいえ、毎日使うものが手元になく、毎日センターまで取りに行くのはムダの極みです。

そのため最小ロットである作業センターには、毎日使うもの、刃物は一本のみ置くことが許され、

なくなったときにセンターに取りにいきます。


これによって、発注担当はセンターの在庫だけを管理すれば良くなります。

全エリアからの足りないコールを受けて、都度発注することはなくなります。

メリットは以下

①重複発注を押さえられる。

②在庫が見える化される。

③場所、スペースを開けることができる。

④資材経費の低減

⑤探すムダの削減

といったメリットがあります。

刃物センター

こちらが刃物センターです。

また下段がオイルセンターとなっており、オイルがここに一元管理されております。

高さはそれぞれの高さにピッタリあっているので、戻すときに戻しやすいメリットがあります。

オイルセンター

もう一つのオイルセンター

こちらが隣のオイルセンターです。


会社では以下のオイルを使っておりますが、品番が非常に多いのと分かりづらいので大変問題があります。

ギアオイル、タービン油、マシン油、コンプレッサーオイルなど各種がここにあります。

電動工具センタ

電動工具センタです。

以前は工場中で電動工具を探して回っておりました。

これを我々は【旅】とよんでいるのですが、この【旅人】が多かったです。

今回は電動工具を一元管理しています。


また以前は各担当がそれぞれ発注権限をもっているのでホームセンターやら激安店やらで

電動工具を書い散らかしていました。


発注をみんながそれぞれできるので、いちいち稟議を通さなくてよく、お客さんにすばやい対応ができるのはメリットがあったんですが、

反面仕様がバラバラになってしまっておりました。

結果、いろんな規格が散在してしまい、バッテリー探しの【旅人】が多数出ました。

そのため今は、マキタ18V規格に強制的に統一し、使用しています。


例えば、インパクトドライバーはもとより、ハンドトリマー、グラインダー、

変わり種だと草刈り機、ロボット掃除機など共通項が増えて圧倒的に楽になりました。


工具センタ

こちらが工具センタです。

スパナやメガネレンチ等が一言管理されております。

サンドペーパーセンター

サンドペーパーも実は、管理が難しく作業センタごとに発注してしまい、膨大な量が在庫として保管されてしまっておりました。

そのためサンドペーパー専用の収納棚を製作し使用しております。

サンドペーパーセンター

種類の多いものは、書類入れのプラケースでも良いと思います。

書類を入れるプラケースの場合、入る量が一定のケースがあります。

しかし我々の実務上、#100が多く、たまに240、まれに400等の場合、

棚を変更できたほうが収納が便利になりますよね。

そこで18mmピッチに仕切られたボードで高さを自由に変更できるようにしています。

在庫が見える化できるのと、在庫量を棚の高さで設定できるため便利になります。

さらに改善し、番手がひと目で見えるようにしました。

サンドペーパー収納はこちら

工場の5Sに使用できるカラーラベルはこちら

このように、一元管理することで、余分な在庫を持たないようにし、取り出しやすく、かつしまいやすくしています。


すべては工場内でムダを削減し、より良い製品を低コストでお客さんに最速でとどけるための仕組みになります。

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