岩村へカツ丼を食べにいくライド

岩村城へカツ丼を食べに行くライド


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今回はコレのお話。

さてみなさまこんにちは。

まぶちでございますよ。

クリスマスは毎年ケーキを作るんでありますが、


私も
”関の川越達也”とまで呼ばれてるわけじゃないですか。

いくつも作ってみんなに配るんですよ。毎年。


当然作れると思ってたんですが、

今年は、嫁に先手を打たれましてですね、

自分たちで作れなくなってしまいました。

”ケーキ屋さんに予約したからダメ❢❢❢予約したから❢❢❢”


ということで。

一体何でなんですかね❢❢❢


 

ことしはこれらの名作が作れないと思うと悲しいです。
(いい迷惑やわ❢❢❢)



岩村へ


さて、秋口から計画していた岩村ライド。

この計画を実行に移すときがついにやってまいりました。

冬至の翌日、23日は祝日です。
祝日はやはり日本の伝統に則って行かなければならない。
ということで岩村城へ行きたくなりました。

岩村という場所


岩村というのは大変いわくつきの場所でございます。

岩村が属する東美濃という地は

戦国の世では甲斐武田と織田の最前線であった場所です。
岩村はもともと”巖邑”と呼ばれていたらしく、
険しい、村といういみでしょうか。

また要塞岩村城を中心に13の支城で網の目のようにこの地を支配していたということです。

美濃遠山氏。

これがここを収めていた豪族になります。

”遠山の金さん”というのはこの血統にあたります。

この岩村、
ご多分に漏れず織田についたり武田についたり。

当時、信長はどうも戦い一辺倒の美濃攻めに相当懲りたようで、
親族を使って平和的に攻めていく方法に切り替えたようです。

外交によって地を収める。

実は戦略が切り替わっているのです。

その最たるものが明智光秀をつかった朝廷工作になるわけですね。
将軍足利義昭をつかって肥沃な関西を一瞬にして抑えてしまいました。

その後足利義昭を追放したため、織田軍における明智光秀の影響力が低下したのは
言うまでもありません。

話がそれましたが、岩村もその外交戦略の兆候があり、
信長は親族である叔母”つや”をここに送り込むことで岩村を平和的に収めようとしていたようです。

女城主となった”つや”は大国の狭間で難しい選択を迫られます。

対する武田方はここに若手のエース秋山信友を送り込み、対抗します。

長篠の戦いが日本史上とても重要な役割を果たしています。

この前までは半ば神格化された強さ。というものが妄信されていたような気がします。
各地方で心理的には武田を恐れること甚だしいというのがよくわかります。

当時の岩村でもいろんな議論が行われていたことでしょう。
新興勢力の織田か、それとも甲斐の武田か。
結局城内の武田派閥を抑えることができず、武田につくことになりました。

しかしその後長篠の戦いで織田が勝利すると、織田軍は一気にここを攻め立て、

城将秋山信友と共に”つや”も逆さはりつけになった。

というのが女城主の最後になります。

その岩村の地までは片道およそ70km

兼山へ


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さて、朝の7時に家をでます。


氷点下の冬は朝が厳しい・・・

関の自宅を出ると富加を通り、八百津へ。そこから
兼山の方に向かいます。

今回は松野湖方面から攻略するルートを選択。

これが後から大変な事態をまねこうとは誰が想像したでしょうか・・・・


兼山は大変小さな町ですが、つい最近まで独立した町として存在していました。
鬼武蔵と呼ばれた森氏の居城です。

血統はあの森蘭丸の血統ですね。


木曽川が岩盤にぶつかって大きく削れた場所にその城下はあります。

ここはちょうどビール瓶の口元のように狭くなっており、
ここを抑えることで木曽の海運を抑えることができたのでしょう。

昔は林業というのは主要産業だったためこの場所の戦略的意義は大きかったのだと推測されます。

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城へは、この坂を上っていく必要があります。


傾斜はおよそ15%以上の激坂・・・

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麓には慈光山常照寺があります。

越前大野では、城の東面に寺を集中させていました。
これは戦時に寺を城の防御とするもので、
城下の重要位置に寺社仏閣を築くことがみられたようです。
その名残でしょうか。

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寒くて脚が回りませんが、軽いギアで回していくと

公園につきます。

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CAFEもあるようですね。


さて、ここを超えると御嵩の宿場に。

街道にでると土岐への道になります。

その前に鬼岩温泉へ。

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鬼岩のドライブインがあります。

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ここは行ったことがないのですが、巨岩がゴロゴロしているのでしょうか。


新緑や、夏、秋口がいいかもしれませんね。

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レストランがあります。

当然まだやってないですが・・・

さて、ここからちょっとした峠を登っていきます。


ここから”中街道”を通って瑞浪日吉に出るルートが今回のルート。


しかしどんどん山中に入っていってしまいます・・・・


当然聞きますよね。

こころの中のマイ修造に・・・


行ける!?


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というわけで突き進んでいきます。


・・・・





・・・・・・・・


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ヤバくね・・・

もうね、猛烈にヤバイ予感しかしない。

とりあえず方角だけなんとか把握しながら・・・・

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突き進んでいきます。

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しばらくすると鉄塔が見えます!!




やっほ~~~ーーー❢❢❢
(なにしてんだ❢❢❢?)
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安心したのもつかの間・・・



分岐が現れます。

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カンで左へ・・・・

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ヤッターーーーーーー❢❢❢


これが中街道❢❢❢

ひさびさのアスファルト。


ひっどい道でした……

しばらく下るとゴルフ場を知らせる看板が…



ついに麓に降りてきました。

しかしだいぶタイムロス。

瑞浪から岩村へ


瑞浪の市街を突っ切り、稲津の町へ。

稲津にある小里城は岩村城奪還のために織田信長の嫡子信忠が築いた城です。

途中で岩村城が落ちたので、当時の名残が残されています。
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ここには天空の橋があります。


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空中回廊を抜けるとすぐにおばあちゃんの里山岡

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
  【定休日】なし(年末年始のみあり)
【営業時間】
*物販施設:09:00~18:00
(冬季 11月~2月 9:00~17:00)
*レストラン:09:00~16:00
      (食事は11:00~)
【トイレ】3箇所
     (うち身障者用1箇所)
【駐車場】普通車70台、 大型車5台 、
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

華麗にスルー。

ここから降りると山岡の町へ。

東濃グランフォンドでも行った和花(のどか)さんです。


ここに来たかった。

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なかでは地元の元祖お姉さんがたがペラを回しています。

山中徘徊のお陰で補給もできずフラフラになってたので、本当にありがたいです。
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モーニングは350円です。


暖かいコーヒーが染み渡ります。

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サラダを食べてビックリ❢❢❢


なんと寒天が入っています。

そう、この山岡は寒天の里なのです。

標高は400m、いわゆる高原地帯なんですね。

ここまで獲得標高は約1,000m

どうりでペースが上がってこないわけです。

強烈な冷え込みがあるのですが、この寒暖差こそが山岡の寒天を生み出しているといえるでしょう。

また西から強烈な風が吹くのが美濃地方の特徴ですが、
全て伊吹山系の周辺で吹くためからっ風になり晴天が多いのが特徴。

低山の多いこの近辺もまた雨雪が少ない特徴があります。

さて、のどかさんの手前で野内のカツ丼屋さんについたのですが、
11時半からということで一旦岩村へ行くことに・・・・

正面にはほのかに雪をかぶった恵那山が見えます・・・

つづく・・・
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岩村へカツ丼を食べにいくライド”へ2件のコメント

  1. やましん より:

    SECRET: 0
    PASS: b2989a81ead3ddaa734c3711fc44aacf
    道の選び方がどう考えてもオカシイ!
    …と言うか、変態。
    悪路に悶えて悦んでいるとしか思えません。

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    マイ修造がまたまたいたずらしましてですねぇ・・・
    まさかあんな道に入るとは❢❢❢
    (引き返せバカッツ❢❢❢)

    後半はほんと向かい風できつかったです。

    あのあたりいくと、
    めちゃくちゃ楽しかったGF東濃を思い出します❢❢❢

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