切断工場棟について

切断工場棟ができてきました。


突貫工事のため塗装にトラブルがありましたが、無事機械の設置も終えて全貌があらわになってきました。

○オート搬入パネルソーです。

パネルソーとは切断機なのですが、オートで材料を搬入する装置がついております。
搬入の際には、切断機と干渉しないようになっており機械と搬入機が連動する形で動きます。

トマト工業のボードは重量物が多く、腰痛、疲労などに悩まされていました。
量が多いとその搬入にとても大変な思いをしたものです。
それを一気に解決できるのがこのシステム

DSC_1181.jpg

○できること

・重量物の加工
なんといっても40kgを超える重量物の加工ができるようになることが大きいです。
貼合品など厚物ですと作業者への負担が大きいのですが、それを一気に改善できるようになります。
・量産品の加工
いままで量産品が得意ではなかったのですが、今後は自動搬入によって量産品の納期とコスト改善ができるはずです。


○機械塗装

前は中古機械を買って自分たちで色を塗っておりました。

はっきり言って塗装屋さんかよってほどで


暇なときは、

”今日は塗装やるぞー❢❢❢”
なんつってましたが、
こうして新しい機械が買えるようになったことに喜びを感じています。


○地域貢献

造成、建屋、基礎などは津保谷の工事業者さんを中心にお願いしています。

西日本豪雨で大変な目にあった我々ですが、少しでも速い復興のためにがんばらなければなりませんね。


○研磨工程

さて、工場の南面では研磨加工機が入ってきました。
現在我々ケイカル板をとりまく業界も様変わりしております。

メーカーの集約、加工の集約です。

メーカーが今までサービスでやっていたような加工があるのですが、それらをやらないようになってきました。
より付加価値の高い加工へのシフト、もっと言えばメーカー本来の基材生産への特化という流れになってきています。

そのためそうした加工への対応ということを余儀なくされる時代がやってまいりました。

というわけでワイドベルトサンダーを設備することになりました。DSC_1249.jpg
ワイドベルトサンダー

○できること

この機械でできることは、
・表面研磨による平滑性、美観性アップ
凹凸の表面を研磨することで平滑性を出すことができます。
・厚み規制・厚みがえ
厚みを規制し、任意の厚みに変えることができます。
化粧板のようなシート貼り基材、塗装下地基材などとの親和性が非常に高い機械です。
○電気イーター

しかし唯一の難点、この機械とんでもなく電気食うんですよね。

電気イーター。

そのためこの機械を動かす時は、他の機械の電源を全て落とし、真っ暗な場所でやらなければならないほどでございます。

主軸モーターは32kwととんでもなくでかいモーターがついており、
付帯設備合わせると電気必要量およそ70kw❢❢❢

というわけで新しい加工とともに今後も頑張っていきたいと思います。








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