切削加工つづき
マシニングセンタでの切削加工の続きです。
切削加工例になります。
ケイカル板 12t ライトグリーンにて色付け 日本塗料工業界指定色
ケイカル板 切削
大判は長さ1,300の1枚ものです。
非常に重量があります。
NC343のNCルーターはデータ量が多くなりすぎると入らなく成るため、
フォントのエッジをわかりにくくなる範囲でアール部分を多角形にしたりといった工夫で
データのダイエットをする必要が有りました。
しかしMC545マシニングセンタの場合、そのデータダイエットが必要無くなったので
実務的にかなりラクになりました。
肝心のお化粧
塗料はエスケー化研のクリーンマイルドウレタンです。
工場の塗装で実験すみですが、
工場の機械その他は常にホコリと油と設置しています。
クリーンマイルドウレタンと他の2液ウレタン塗料では全く実用性が違います。
この塗料の良さは親水性があるということ。
耐候性1種の高い耐候性があること。
が一番の売りのようにありますが、実際工場で一番役に立つのは
低帯電性です。
静電気を帯びないので空気中のホコリを拾うことが無く、
また付いたとしても払うだけで直ぐに綺麗になります。
油に関しても親水ということは疎油ということで
油分が拭取りで直ぐにとれます。
これを外部用の板の塗装に応用するということはすなわち、
1.空気中のホコリを拾わない。
2.外などの雨係するところでは雨で汚れが落ちていく。
3.きつい紫外線での劣化が少ない。
ということで
とても相性が良いと感じています。