中濃駅伝2・走るということ。生きるということ。
さて中濃駅伝
駅伝への想いが松岡修造並といわれるワタクシ
若干オーバーな表現が散見されますが、
仕様です。
クレームはJAROに電話してください。
この1年、去年から貧血に悩まされ、
減らない体重と低血圧、低血糖に悩まされましたよね。
あんまり低血圧なんでお医者さんが
”いやー、低血圧っすねーまぶちさん(笑)”
”先生❢❢血圧上げる、そう、スコーン上げる薬ないんですか❢”
聞いたら
”(笑)下げる薬はあっても、
上げる薬なんて聞いたことないですよ。
ハハッツ”
( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
(なにいってんだ、バカかコイツ・・・)
いわれましたよ。
さて、中濃駅伝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
8:00 集合時刻
みんなが集まってきます。
市役所の方ともはなしつつ和気あいあいとしています。
たとえ相手がどんな強者だろうと、
目は死んでない。
脚は死んでるけど。
(なんの話だバカッ!)
8:30 最終オーダー
受け付けに最終オーダーを出しにいきます。
ひこさんに再確認を。
オーダー変更ありに☒を入れ、
そして補欠の自分の名前を出走者欄に入れる。
ひこさんの魂をたしかに背負ってはしりますよ。
9:00 開会式
周りに一般Aの選手たちが。
みなスラッとしてて、いかにもランナーといういでたち。
おいだって
大腿四頭筋の太さなら負けてなかばい。
(いや、勝ちたくないわバカッ!)
9:20 テラスにて
中池上のテラスに集まりみんなでワイワイ
グランド下では多くの中学生、高校生がアップを始めています。
心拍数を確認すると60拍、全くもって落ち着いています。
我々はレースなれしてる。それに普段から競争をしてる。
経験値が高いこと。
これは大きな財産となる。
そう思いました。
チームのみんなが笑わせてくれる。
心拍数も最高です。
9:40 点呼はじまる。
1区の点呼が始まりました。
ナニコレ、ダイエット競争なの?というような
絞りがキマってるキレッキレのランナーばかりです。
中濃駅伝一般男子A、高校男子のみが1周回ではなく2周回4.7kmを走ります。
各チーム、エースをここにもってきています。
アップダウンが多いコースを2周回、ほんとにキツイコースだと思います。
下りはとくに脚を壊しやすいので注意が必要です。
9:45 2区の点呼始まる。
わたくしは2区の出走なので
点呼会場によばれ、ゼッケンの確認がはいりました。
10時スタート時刻が刻一刻と近づいてきます。
10:00 スタート
一般男子A、高校男子がスタートラインにならびます。
10秒前・・・・
カウントダウンから
一斉にダッシュ・スタート
とんでもないスピードで走り出していきます。
がんばれやましんさん・・・
10:15 中継会場
一般男子A、最初のランナーが到着!
約5kmを15分くらいで走ってきた計算になります。
どんな速度だ❢
○2区
遅れて出走した一般Bやその他ランナーが帰ってきます。
一般A、高校男子のみが1区2周回
どんどんと入り乱れてきますが、中池公園の向こう側に入ってくるランナーを確認しゼッケンが呼ばれます。
向こうの方にやましんさんの姿がはっきりと見えました。
頑張れラスト!ラストッ❢❢
たすきをもらうと、駆け出しました。
トラック上には前のランナーが見えています。
しかしあせるな自分・・・
最初は無酸素系があるので、力を使いすぎてしまいます。
ちょっとみると3:30/km
やっぱり、ペースが上がりすぎだ・・・・
ヤマザキ春の乳酸まつりには参加しないゾ♡
(ゾて、全然かわいくねーわ❢❢)
落ち着こう・・・
一旦ペースを下げようとしたらいきなり下り坂です。
歩幅を小さく、回転で降りていきます。
脚は・・・・
大丈夫。
しっかり動いてる。
○ペースメーカー○
今回ペースメーカーはEPSONランニングウォッチ。
500mごとにウォッチが鳴り、ペースを教えてくれます。
ピポーッツ♫
3:42秒/km-500mペース
ペース速いが問題ない・・・・
中池周遊コースに入ると、一般A、黒ジャージランナーがはっきりと見えます。
しかし向こうも速い!差は縮まってないように思えました。
下り終わってから体調がだんだん見えてきます・・・・
これ以上はやばい・・・・
そんなギリギリのライン・・・
というかむしろコレで最後まで持つのか・・・という疑問がでるレベル。
この心理的不安が走りに影響してきます。
不安と戦いながら
中池の外周を走っていきます。
ペースは4分ちょっとペース。
4:08秒/kmー500mペース
やばい・・・もう落ちてきてる・・・
中池の外周では、なるべく短い距離を取るように走ります。前のランナーとは
200m差があります。
そして後ろからはっきりと足音が聞こえてきます。
後ろから抜かされます。
とんでもないスピード。
いや抜かれたっていい。高校生だ。
○下り
中池外周南側では急勾配を一気に下ります。
ここだ!
ここが関ヶ原!
ここで脚が壊れても構わない!!
前に重心を置き、転がるようにして下っていきます。
あっぶねぇえ・・・・・・・❢❢
しかし、
ここで奇跡的に前のランナーと一気に差を詰めました。
その差およそ10mほど
4:16秒/500m
ペースは上がらない・・・
○上り
下ると一気に上り返しが来ます。
黒ジャージのランナーを横目に一気に抜きました。
こころの中でついてこないでくれ・・・・
こころの中でついてこないでくれ・・・・
願います。
だが後ろは振り返らない・・・
トラックまで
上りが延々とつづきます。
タイムウォッチをみると、
ピポー♫
4:16/500mペース
まずい・・・さらに・・・かなり下がってきてる・・・
こころの声が常にまとわりついてきます。
○心のこえ
晋どん・・・もうここらでよかろうもん・・・・
(誰だよ❢❢)
よく頑張った。いろいろわけもあるっちゃけん、
もうここらへんでよか。
もともと補欠なんやけん、ここらでよか。
などとよくわからない
有象無象がよってたかって心を削ってきます。
タイムが下がってきていることを
上り坂のせいにしている自分が確かにいました・・・
しかし野球場の電光掲示板が見えるところで、
手をふる女性が・・・・
”まぶちさーん!”
”借り・・・かえしましょーーーーっつ!”
そうだ、、、
そうだ・・・・
借りを返しにきたんだ・・・・
そして
スタートできなかったひこさんの思い、
そして帰りを待ってる4人のために、
応援してくれるメンバーのために。
まぶちよ・・・・
おまえ、こんなところで
サボってどうすんだ・・・・
サボるという行為は悪魔のように
心を蝕んでくるんです。
しかし
たとえ、抜かれたって、
失速したとしても、
自分が今できる最大の努力をすれば、
次につながる。
そんな大事なことをいままで学んできたんじゃないのか❢
お前、もしかして頭だけじゃなく、
心までハゲてるんじゃないのか!!
(やかましいわ❢❢)
自分の弱さ、甘えや、楽したい、
という想いを消し去ってはしっていきます。
もう迷わない❢❢
ここから心の弱さを消し去り、
心にかけた保険や安全帯をすべて外します。
もう残りの距離なんて知らんわ❢
ロングスパートをかけます。
3:38/kmー500m
頂上に登ると一旦下って最後のトラックに入っていきます。
しかし悲しいかな
トラックに入る前に中学生に抜かれます・・・
くっそ速いなこの子・・・
子供くらいの子に抜かれます。
君は中学生かい。
いいことを、そう。大事な事をキミに伝えておこう。
我々、アラフォーにはプライドとか
君みたいにツヤッツヤで
しっかりした髪の毛なんかはなからないんだ。
(いやあるわ!ないのお前だけお前だけっ❢)
( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
ついてこう、この子に。
風よけになってくれっ❢❢
恥とか、外聞とか、スマートとか、キレイとか、かっこいいとか、おしゃれとか、
そんなんどうだっていいんだ。
キツイというのはまやかしなんだ。
それはアタマが発する幻覚であり、
いわゆるひとつの、幻聴なんだ。
だったらそんな声はもうきかない。
まだまだ・・・
まだまだ・・・・
まだまだ・・・・・・・
まだやれるはずだっつ・・・・・
限界?それはただアタマが勝手に決めたリミッターだろっつ❢❢❢
40秒の無酸素、
それに筋肉中のクレアチンを燃やす8秒ダッシュを
絞り出せるはず。
こころのリミッターははるか先にあるんだっ❢❢❢
ここで辞世の句がでます。
浮世をば、今こそ渡れもののふの
名を中池の苔に残して。
(ほとんどパクリだバカッ❢❢❢)
ぜったいに諦めないセキサイ魂を
それをひたすら地獄トレタバタで
鍛えてきたんだろっ❢❢
今こそ出すんだ❢❢
最後のトラック、前には中学生が
おそらくキロ三分前半で走ってるはず・・・
追いつけはしないが・・・・・
ついていこうとはできるはずだ!!
そして最後のスパート、
3:32/km/のこり100mラストペース
限界まで走ってきて、3:32/kmのペースに乗せる。
それはいままでの僕なら絶対にできませんでした。
それはやれると信じているから。みんなが信じてくれるから。
中盤激タレしましたが、最後にペースがあがっていることが自分でも信じられませんでした・・・
頭で走るんじゃない。こころで走るんだ❢❢
それが駅伝なんだ❢❢
そして
頼みます・・・・
3走ナベさんにたすきを渡し、肩をおしました・・・・
チームセキサイの中濃駅伝、
いよいよ後半戦にいったいどうなってしまうのか・・・・