ペダリングモニターでわかること。

なぜ自転車に乗るのか?

なぜ、そこまでして自転車にのるのか?


聞かれることもありますが、先日工場参観日の打ち上げで関の市長さんとお話する機会がありました。


いつも関の市街地で休日マラソンというか長距離を走られておるのをお見かけします。

そこでマラソンが好きなんですねー。と聞くと

”市役所にいると気分が滅入ってくるでねー”

とおっしゃられてました。

うちのおばあちゃんも畑をやってるんですがなぜ90になってまで・・・

とか危ないからやめやぁ・・・

未だに炎天下で畑仕事をやっております。

聞くと、畑と向き合っているときが一番…

家にいるといろいろ考え事をして気分が滅入ってくるから。

と言ってました。

僕とまったく同じですね。

会社にいるといろんなストレス要因がね、やってきますんでね。

もうね、捏ね上げたハンバーグのようなストレスのカタマリがどんどんとやってくるわけですよ。

ストレス源という名の団子をみんながみんな、こちらに放り投げてくるんですよね。


経営者にトライアスリートが多いのもまた事実です。

というわけで負荷が高ければ高いほどおそらくストレス解消によいのではないか?

と言う仮説が成り立つわけです。

 

ストレス耐制は全く上がってこないんですがね・・・

treaningss

見慣れないワードは?


さて、パイオニアペダリングモニターの解説をしたいと思います。

9月22日のデータ。

間見峠方面に往復32kmしたデータです。

サイコンのボタンを押し忘れ、距離が短く出ています…

距離、獲得標高、平均スピードなどおなじみの項目の中に

NP、IF、TSSという見慣れないワードが並んでいますが、

これらは一体どういう意味を表しているのでしょうか?


NP:標準化パワー


例えば20分のクリテリウムで、予備走も含めて平均ペダリングパワーが160wだったとします。


しかし途中のカーブ立ち上がりの猛烈な強度や、最後のゴールスプリントまで含めると本当に20分160wという値が

強度として正しい値でしょうか。

そこでその相対的な強度、つまり想定される負荷強度という指標が必要になってきます。

これがNPという標準化パワーと呼ばれるものです。

信号によるストップや、減速などを加味しない

より精度の高い出力値という認識で良いかと思います。

平均ペダリングパワーも一つの指標ですが、こちらのNPを参考に何分何wが出たか?ということを知るようにしています。

IF:強度係数

その人の体力にあわせた強度

といえば分かりやすいでしょうか。


計算式はFTPに対するNPの割合です。

その人がどれだけの強度で走ったかということがわかるものです。

同じ200Wでも強い選手にとっては散歩ですが、他の選手にとってはえげつない強度かもしれません。

つまり基準値を個々人のFTPに置き換え、そこの何%ではしれたか。ということの指標となります。

1時間をFTP値で走れば1.0になります。

これが80%で走れば0.8になります。


各個人のFTP値により変動があるので、Aさん、Bさんで当然値は変わってきます。

トレーニングレベル IF 備考
レベル1回復走 0.75以下
レベル2耐久走 0.75-0.85
レベル3テンポ走 0.85-0.95 ロードレース
レベル4乳酸閾値 0.95-1.15 ロードレース・クリテリウム・サーキットレース
レベル5 1.15以上 タイムトライアル


つまり先の9月22日のグラフで行くとIFが0.87であり、自分にとってはロードレースばりの強度でトレーニングをしたということがわかります。


LAP2では21分タイムトライアルでNP280.6wが出ています。

この場合、IFが1.15、つまり自分の中ではタイムトライアルレベルの強度で走ったということがわかります。

TSS:トレーニング・ストレス・スコア

オーバートレーニングという言葉を聞いたことは多いと思います。

しかしそれは事後報告であり、なってから初めて気づくものです。

心拍計などで現時点の疲労度は管理はできると思いますが、それをさらに効果的に管理できるのがトレーニングストレススコア、通称TSSです。

これもFTPをベースにしており、1時間全力のパワーであるFTPで1時間走ると100になります。

TSS 強度
150以下 低い 翌日には回復
150ー300 中程度 翌々日に完全回復
300ー450 高い 翌々日でも疲労が残る可能性
450以上 かなり高い 数日間は休養が必要

と言う事です。

つまりTSSが150を超えれば翌日にも疲労を持ち越す。

と言う事になります。

このTSS値を管理すればオーバートレーニングを防ぐ事ができるばかりでなく、

自分の故障しない限界までトレーニングができるという事になりそうです。

ちなみに9月19日に走った130km超のライドにおいては、IFが0.74、(FTP値の74%)

TSSが346もありますので、翌日の練習は控えるか、回復走をしたほうが良いということになります。


インターバル・インテンシティ

自分が積み上げてきたMMPグラフ。

このグラフに対する割合です。どれだけ手抜きせずがんばったか。

そんな理解でしょうか。

ちなみに9月22日のライドでは99%という値。


パワープロフィール表

最後に自分の脚質を図るパワープロフィール表に当てはめてみます。

 

パワープロフィール表はある時間においての最大パワーの値表です。

※この票はあくまでレース志向の参考表であるので全体的に数値が高めになっております。

5秒 1分 5分 20分 60分

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現時点の体重時のパワー表です。

枠で囲ってあるのがそれぞれの時間帯における自分のパワーです。


左肩上がり:スプリンター

左から5秒、1分、5分、20分、60分の最大パワーを表しています。


左側が短時間の強度のため

例えば5秒のパワーが他とくらべて優れていればそれぞれの値をプロットしたラインは
左肩上がりになります。

これがいわゆるスプリンター。

スプリンターは努力どうこうではなく先天的な能力が必要。

つまりスプリンターについては素質というものに

大きく左右されるものです。

筋肉量が多いので平坦番長型が多いようです。

右肩上がり:軽量クライマー

僕の場合は、表のとおり右肩あがり。

5秒の最大パワーなんてヒドイですね。

トレーニングなしとか書いてますやん。

トレーニングしてるわ❢❢

思わずツッコミがでそう。

※表についてはトレーニングなしというのは一般サイクリストであり、トレーニングしてない一般人とはどうも違うようです。

典型的な

タイムトライアル選手、クライマー、ルーラー

といった脚質のカテゴリに入ります。

では、TTスペシャリスト、ルーラーとクライマーの違いは何でしょうか?

それは体重差です。

クライマーは体重が軽く、山岳を飛ぶように駆け抜けていきます。


これは軽量でパワーウエイトレシオに優れることがいえます。

我々重戦車はいつも山岳で上を見ながら唇をかみしめることになります。

右肩上がり:中量級ルーラー

右肩上がり:重量級タイムトライアルスペシャリスト

ではルーラーとタイムトライアルスペシャリストはどうでしょうか。

TTスペシャリストはルーラーよりもどちらかというと筋肉量が多いため

大柄もしくは体重があります。

ルーラーよりもパワーの絶対値に優れます。

つまりFTPの絶対値に優れています。

ただ、体重がある分だけ山岳はクライマーはもちろん、ルーラーにも遅れをとることがあるようです。

ロードレースのようにアップダウンが繰り返されるコースではルーラーのようにあるていどの対応力が必要

 

逆に平坦での一本勝負、またはど平坦の長距離コースであればTTスペシャリストの独壇場。

つまり平坦番長というやつですね。

凸型:パンチャー

パンチャーはパンチのあるアタックができる選手。というような意味合いです。


超短時間強度ではスプリンターに劣るものの

その脚質は発展途上とも言えると本にはあります。


例えば1分のところが突出している選手の場合、1分のアタックが得意な選手、

短時間のアタックができるということは短い区間の山岳、峠などでは一気に後続を突き放すことが出来ます。

5分が突出していれば5分のロングアタックに優れるというように、少なくとも大きな

武器があるということはいえそうです。

平均型:オールラウンダー

水平に近くなおかつ高いレベルでまとまっている選手。

これがオールラウンダーであり、チームのエースとなる選手です。

体重の割にFTPも高いので山も登れ、平坦も早く、スプリントでも戦えるのがオールラウンダーという事になりそうです。

ホビーレーサーの脚質は相対評価で・・・


ただ、脚質と言っても例えばオギ練のN地さんあたりは、おそらく平坦型に見えますが、

山岳でも僕では到底ついていくことが出来ません。

あくまで相対的なものとして捉えるとよいかもしれませんね。


しかしながら自分が得意な部分があるというのはとても楽しいものです。


僕も我慢に我慢を重ねて長い距離を走り続けるのがとても楽しいです。

プロフィール表で裏付けができれば

そういった楽しみを見つけていくこともできそうです。

トレーニングを積む初期段階においては、この表の下の方に水平に位置していると思います。


逆オールラウンダー状態。

しかしながらトレーニングを積み重ねることによってその特質どおりにグラフが変わっていくのです。

なかなか楽しいなロードバイク。


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ペダリングモニターでわかること。”へ2件のコメント

  1. flat plat より:

    SECRET: 0
    PASS: 46ed789b4a066ff741260ac4b967c179
    いろんな方の記述はだいたい途中で投げ出しましたが、とても解りやすくて参考になりました。何がわかるかという部分がいいですね。
    だんだん欲しくなってきました。
    260W以上を1時間維持できれば、かなり強いですね。伊吹山1時間切りも軽くいけますね。

  2. マボ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    坂の途中で上げすぎていたということがパワーメーターでよく分かるようになりました❢❢シマノも出すようなので悩みどころですよね。

    伊吹山1時間切りですか!!夢のような話ですね。また八百津の山岳を案内してくださいね❢❢

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