ハイラックパネルと耐火KLパネルの違いについて
どうもこんにちはトマト工業馬渕です。
今日はA&Aマテリアル社のハイラックパネルと耐火KLパネルの違いについて
解説していきたいと思います。
おなじケイ酸カルシウム積層板というカテゴリです。
ガルバリウム鋼板などの外壁下地として使われています。
厚みはそれぞれ
耐火KLパネル 35mm
ハイラックパネル 36mm
になります。
○耐火KLパネル

これは耐火KLパネルがケイカライト23mmを両側から6mmのハイラック(比重0.8のケイカル板)でサンドイッチしているものになります。
かさ密度は0.5
一番の特徴はかさ密度0.5kg/cm3と非常に軽量であることです。
また内部にかさ密度0.35、耐火性能1000℃超のケイカライト(タイカライト同等品)を入れてあるので、耐火断熱性に優れています。
○ハイラックパネル

ハイラックパネルは比重0.8のケイカル板12mmを3枚接着剤で積層したものになります。
曲げ破壊強度は、18%耐火KLパネルよりも強い特徴があります。
ただし重量はかさ密度0.8kg/cm3で重量級です。
3×6板が耐火KLパネルが約33kgに対し、ハイラックパネルが56kgと持ち方によっては靭帯が伸びる系の違いになります。
両方とも外壁の1時間耐火(但し非耐力)
に相当します。