【10分でわかる】低圧メラミンとは?家具選びの裏技!「低メラ」を知れば、一生モノの棚が見つかる
どうもこんにちは、まぶちでございます!
低圧メラミンボードとは?
家具の材料でよく低圧メラミンと書いてあることがあります。
これを今回は説明したいと思います.
ぜひ、高圧メラミンも含めた前回のブログも参考にしてみてくださいね。
具体的には、15mmくらいの厚みのボードで、天板や、キッチン、家具に使われてます.

構成は、パーチクルボードという木質系の材料にチタン紙という紙を貼り、
其の上からメラミン樹脂を含浸して仕上げたものになります。
これらチップの供給源は、建築現場の端剤や、製材のあまったチップ、
それに間伐材などの柱にならない小木などが材料になってます。
とてもエコな素材といえますね。
芯材、中は荒いチップを、表層は細かくて目が細かいチップをそれぞれ使い,熱厚(180-200度)でプレスします。
その後、ワイドサンダーで研磨して仕上げます.
チタン紙とは?
チタン紙とは、酸化チタンを紙に配合し、そこにメラミン樹脂を含浸させ、半乾燥を行います.
酸化チタンというのは、白色塗料の原料になっている白い粉で、
入れると下地の色を見えにくくすることから、塗料やシートの業界で一番よく使われている素材です。
酸化チタンは、比重で4くらいある重い原子です。これを入れるとその光の屈折率の高さもあり乱反射するため、白くみえるのと
下地の光を届きにくくする。というメカニズムです。

説明が難しいのでこの辺で。
パーチクルボードに、このチタン紙(メラミン樹脂に浸したもの。)をはります。
ここから、約20kgf/cm2で圧締していきます。
これ1cm角のサイコロくらいの面積に、20kgの重しを乗せるくらいの圧力です。
3×6サイズだと、330トンくらいの圧力です。
低圧とありますが、凄まじい圧力ですね。
qちなみに高圧の方だと100kgになるので、理論値で1,656トンになります。
これを180度から200度くらいの高温でプレスしていきます。
このあたりが温度変化点なので、100度のヤカンをおいてもびくともしない化粧板ができるということです。
低圧メラミンボードの特徴
前回のブログで「低圧メラミンボードは強くて便利!」とお話ししましたが、
「じゃあ、具体的にどれくらい強いの?」という疑問にお答えするために、今回は「数字」でその実力を証明してみます。
実はこの板、皆さんが思っている以上に「タフ」です。

タフマンくらいタフです。
1. 耐擦傷性、表面の硬さは「9H」レベル
私たちが使ってるスマートフォンの画面保護フィルム、
ガラスタイプのフィルムに「硬度9H」と書いてあるのを見たことはありませんか?
低圧メラミンボードの表面も、製品によっては硬度7H〜9Hという驚異的な硬さを持っています。
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普通の鉛筆(HB): 全く傷がつきません。
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カッターナイフ: 普通に滑らせる程度では、表面に傷を入れることが難しいです。
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例え: 毎日何度も文房具を滑らせる「学校の机」に採用されるのも、この数字を見れば納得ですよね。
2. 耐熱性、「180℃」の熱にも耐える
キッチンの棚やテーブルで気になるのが「熱」です。低圧メラミンは、製造時に約180℃〜200℃
という高温で焼き付けられています。
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沸騰したお湯: 100℃程度なら余裕で耐えられます。
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熱い鍋: 短時間なら置いても跡がつきにくいです(※コースターは推奨しますが!)。
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例え: 揚げたてのコロッケをお皿に乗せて置いても、板が溶けたり変色したりすることはありません。
3. 「低圧」ってどれくらいの重さ?
名前に「低圧」とついていますが、実はなかなかの圧力がかかっています。
プレス機で板をギュッと押す時の圧力は、約2〜3MPa(メガパスカル)程度です。
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具体的には: 1cm²の面積に約20kgの重さをかけて押し付けていることになります。
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例え: 指先ひとつに、お米の袋(10kg)が2〜3袋乗っているような状態です。「低圧」といっても、これだけのパワーで板と紙を一体化させているから、絶対に剥がれないんですね。
4.耐摩耗性、 サンドペーパー「400回」の摩擦に耐える
どれくらい擦(こす)れに強いかを測るテスト(耐摩耗性)では、表面にヤスリを当てて回転させます。
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数値: 一般的な製品で200回転〜400回転以上、摩耗に耐えることができます。
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例え: 毎日何度もノートやカバンを引きずっても、表面の模様が消えてしまうことはまずありません。
なので、最もシビアな環境であるテーブル天板に使われている。ってことですね。
まとめ
数値で見ると、低圧メラミンボードが「ただの綺麗な板」ではなく、
「科学的に証明された頑丈な素材」であることがわかると想います。
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硬さ: 9H(スマホ並み)
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熱: 180℃(高温焼き付け)
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圧力: 20kg/cm²以上(ガッチリ一体化)
トマト工業では、これらの素材を使って最新の機械でミリ単位の加工を行っています。
「数字に裏打ちされた安心感」のある什器を作りたいなら、ぜひ私たちが得意とする低圧メラミンボードをご検討ください!
工場見学いつでも大歓迎です。
ではまたねー!!



