【競え❢❢】北アルプス山麓グランフォンド2016に参加したよ❢❢その2
前日編はこちら
【今年も。】北アルプス山麓グランフォンド2016に参加したよ❢❢前日編 – トマト工業のブログ-建材の加工と趣味のロードバイク
栂池高原までの坂
さて、小3の子供も快調に飛ばしていた最初のエイドですが、
どうやらここまでかなりの力を使ったようで、本格的な栂池の峠に四苦八苦しています。
前半飛ばしすぎてしまう。
これがイベント効果。
アドレナリンやらの影響で頑張りすぎてしまうんですね。
つい先日私が鈴鹿の本番ではなく、練習で既に脚が回らなくなった現象と同じ。
経験豊富な師匠K崎さんから鈴鹿の最初の坂で乳酸を溜めないようにしよう❢❢と散々言われてましたが、
練習の坂で既にオーバーヒートしてしまった現象です。
ボンベを落としてる間に同じくらいの小学生の男の子達とあい、その子たちについていこうとします。
なんと緩い坂の途中アタックをしかけ、その子たちを抜き去ります。
しかしここがピークであり
これがオーバーペースの原因となりました。
つまり乳酸閾値を超えた走りなのか、急激に消耗が始まってしまったようです。
坂を越えようとする段階での消耗…
後の男の子たちは触発されたのか、後から抜きかえします。
これが男の子なんですね。
練習でもそうですが、仲間やイベントで走ると能力が引き上げられるようです。
具体的には心拍数ベースで180くらいまでしかどうがんばっても出なかったものが
レースや朝練では190台が出たりします。
今回触発された男の子達のアタック。
それについていく力はなく、つづら折りの前に姿が見えなくなってしまいました。
同じ小学生の男の子についていくことは叶いませんでしたが、
しかしなんとか登り切ることは出来ました。
子供へのアドバイスとして 言っては行けないのは、
坂ではスピードを維持しよう❢❢というアドバイスをすると、
坂でパワーが一気にあがります。
これは急激に体力を消耗させる原因となるので
本来スピードは無視すべきです。
とにかくケイデンスを落とさないことを言いました。
ケイデンスを落とさないために、本人も考えているようです。
その結果
ダンシングとシッティングを織り交ぜて走ります。
これはつまり使う筋肉を分散させる走り方。
先頭のアシストは
終始100w以下のパワーで走ります。
今回はどうもダンシングで一杯一杯になり過ぎないので、
上手く脱力でき休めているようです。
休むダンシング。
やがて脚をついた去年よりもかなり速いスピードで峠をクリア。
それでも消耗しきっています。
すこし異常なほど憔悴しきっているので心配ですが、
エイドステーション(決められた休憩スポットのこと。)についたのがせめてもの救い。
どちらかというと最初の区間のスピードアップが今になって響いたのでしょうか。
かなり憔悴しきった状態で
栂池高原エイドに到着 。
ロングライドのキモとは?
ロングライドで脚が終わったり痙攣したりするのは明らかにオーバーペースの現象が強いと思われます。
有酸素運動域であれば最後まで走れるのですが、その乳酸閾値を超えた走りをするかどうか。
ここがロングライドのキモのような気がします。
例えば長距離走で20km走るとして、
400m全力で走れっと言われた後に、
残りの19.6kmを走るのと
最初から同じペースで走れっといわれるのかでだいぶ違いますよね。
400m全力で走った後の19.6kmは苦行以外の何者でもないと思います。
まぁオギ練では完全に前半でかなりの強度つまり無酸素域が結構出てきますが・・
オギ練チームは琵琶湖大橋までの90kmを時速アベレージ35km、
150kmを時速アベレージ33kmで走ったようです。
前日ビワイチを行っており、こちらのブログを参考にしてください。
ここではそばが振る舞われましたが、
長蛇の列。
子供も
N山さんは?
O川さんは?
みのりさんは?
と聞いてきます。
チームの心配をしているのでしょうか。
小谷村特産の手打ちそばです。
地元の人達が心をこめて作ってくれているのだと思います。
小さい女の子が手渡ししてくれました。
腰があってとてもおいしかったです。
なぜか子供が回収車のことを知っており、異常に気にしていたので、
エイド休憩もそこそこに次の青木湖エイドに向かいます。
休憩をあまり取れませんでした。
途中橋があったので
橋の上から絶景をパチリ。
緑色のじゅうたんですね。
山だけに雲がかかっているのがわかります。
冬はスキー場になっており、麓に民宿街のような小さな町が広がっています。
ここからは裏街道をすすんでいくのですが、景色は最高。
雲は山々の頂上から徐々にせり出しているようです。
それでも平坦地は
晴天にめぐまれ高原の気温はサイクリングに適しています。
さて、青木湖エイドまでは平坦基調です。
100km,70kmコースは基本平坦基調であり、
楽しく走れるコース設定になっています。
※それでも獲得標高1,000m超
120kmコースについては別格であり、
ここから更に山岳地帯を越えていくルートを進んでいきます。
※獲得標高1,700m超
青木湖エイドまでは一部をのぞき本当に平坦ばかりです。
しかしなかなかスピードが上がってきません。
それでも高原の景色は最高で
おもてなしの良さ、
それから抜いていく人たちが声をかけてくれるので本当に励みになります。
まだまだ40km地点ですが、スピードが全く出ません。
最初の飛ばし過ぎの負債、そして栂池の峠アタックでの負債が
少3の子供の小さな背中に重くのしかかっているようです・・・
続きます。
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こんにちは。お久しぶりです。
グランフォド記事、楽しく読ませていただきました。
お子さんも一緒の山岳ブルベ羨ましいですね。
ロングライドのペース配分、難しいですよね。
バイクラ雑誌の三船さんあたりも、「ブルベではスピードのペース以上に体力温存のペース配分に気を配る必要がある。」なんてことを言っていましたが、どうしても前半は頑張ってしまう傾向がありますね。
わたくしめも、11月にロング走る予定ですので、記事参考にさせていただきますね。
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山岳ですので大変だったと思います。
確かに体力温存のペース…なんですね。
自分は鈴鹿の本番前に脚がなくなってしまい後の祭りでした。
子供も前半飛ばしすぎて・・・
ツールドいわきですか❢❢
楽しそうなイベントですね❢❢頑張ってください。