揖斐城へ行こう！古城探検！第18弾・西濃の一大山城・第3回
さて前回は少ししんみりしてしまいましたが、
今回はいつものペースで行きたいとおもいます！
南の丸に登ったところが前回でしたが、
ここから切岸を通って本丸に行きます。
本来であれば右手に道があるのですが、今回は左手の整備された道を行きます。
切岸から上がってきたところです。
大変広い本丸跡地になります。
風がビュウビュウ吹いており、ひのきが楽しそうに揺れています。
揖斐城本丸跡になります。
本丸から望む揖斐の集落
枡形虎口跡です。
見事なクランク形状が残存しております。
堀切と土橋です。
左側はスプーンでえぐりとったように、掘削してあり、下まで続いています。
竪堀となっております。
つまり本丸への通行を遮断するため尾根をえぐり取り、
更に土橋をかけ、入り口をます形虎口としているのです。
ということはこちらが大手方面ということになります。
我々が登ってきたのが裏口方面であろうという推測が成り立ちます。
名古屋方面を望む遠影
アップにすると名古屋都心のツインタワーがよく見えます。
堀切が竪堀となって下まで続いていることがわかります。
ここから二の丸、三の丸、そして太鼓櫓とよばれる出丸跡まで進んでいきます。
二の丸も大変広い形状があります。
三の丸にはベンチがおいてあり、景色が良いです。
出丸跡です。
出丸から見る大垣、関ヶ原方面
出丸跡です。
太鼓櫓と呼ばれていたらしいですが、よく考えると
二の丸、三の丸からは凸形に出っ張っている形状が太鼓のようだからでしょうか？
山裾には赤い屋根の小学校がありますが、この入口が三輪神社です。
ここから約30分にわたって山を登るとここまで到達します。
ちょうど正面が南の丸跡になります。ここから尾根伝いに三の丸まで行くことができます。
山の頂上部に当たりますが、
尾根が綺麗に削平されているのがわかります。
途中大木が根っこごとひっくり返っておりました。
珍しいので写真をパチリ。
この後麓の揖斐歴史資料館に向かいます。
