メカトロテック2013の感想
名古屋のポートメッセにてメカトロテック2013が開催されました。
メカトロとはなんぞや?
という疑問が浮かびますが、
メカトロニクスの略のようです。(機械)
東海地方はものづくりの中心地域です。
工作機械メーカーがたくさんあります。
メカトロテックは工作機器を中心とした展示会ということです。
4日間でなんと、
80,000人の来場者を見込むそうです。
ちなみに木工機械展は
4日間で10,000人程度ですのでその規模の大きさがわかると思います。
オークマ社、アマダ社、ヤマザキマザック社など世界的なメーカーが多く企業規模の段違いです。
ブースもどれも何コマも使っていて非常に大きいです。
ポートメッセは
第一から第三まで会場が有りますが、その全てを使っています。
昼に関の山奥からポートメッセに向かったのですが、到着が2時です。ちょっとした旅行ですね。
ツールプリセッタと呼ばれる治具をみたいなぁ・・・と思っていたのですが、
最初にFLOW社のウォータージェットに釘付けになってしまいました。
ウォータージェットとは水の水圧で金属やカーボンなどを切削するものです。
水で金属を切って行くのです。
硬い金属は細かい粒子を混ぜて切っていきます。
切り代が1ミリしか出ないこと。
難切削材の加工ができること。
端材ができないこと。
刃物がいらないこと。
などからこれから伸びそうな領域です。
切削≒刃物という固定観念を捨てなければなりませんね!
アームが自動で動いています。
アマダ社の大画面プレゼンテーションに見とれて
偶然関のレトロフィットという技法で生き返ったフライス盤を見つけました。
レトロフィットとは通常のフライス盤や制御やコンピュータがダメで動かなくなった古い工作機械に
新しい頭脳と神経を入れて新品のように動かすというものです。
例えばうちにある平安鉄工社のNCルーターもCNCルーター(パソコン制御数値制御)にアップグレードしていますが、制御自体の能力が限度があるので、最新のパソコンを使っても能力の限界があります。
制御がボトルネックになって全体の能力を引き出しきれていないということです。
もともと平安鉄工社は躯体や構造に定評があるので、大変しっかりした構造ですが、古くなると制御がダメで動かなくなり、鉄くずになってしまいます。
そこでこのレトロフィットでサーボモーターや基板を付け替えることで生き返る事ができるのです。
木工屋さんには古いNCが転がっていることがあるので、とてもおもしろそうだとおもいました。
さらに、台湾製のサーボモーターを載せてあるので、価格も驚くほどお値打ちでした。
関市の日比機械さん。
最期に
3Dプリンタの実物が会ったので、見てきました。
なんとベアリングのような複雑なものが型なしで制作できてしまいます。
あれやこれやで時間が全然足りない!!!
という一日でした。
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先日、御社に訪問しました村田芳信です。馬淵様のこのブログ、初めて読みました。私も、ブログ書いています。訪問に続いて、またご縁がありました。
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先日はありがとうございました。
村田先生も行かれましたか!?
すごい活気でしたね!
帰り最期までいたので、大渋滞で木曜に行きましたが帰りまで3時間もかかりました。
とても楽しかったです。
服屋さんでもそうですがショップにいくと最近の流行が分かると思います。
展示会も最新の情報、これから来るであろう情報については大変参考になりました。
話の中でよくでてきたワードは
CFRP、ガラエポ(ガラスエポキシ)、3Dプリンタあたりのワードをよく聞きました。
ウチも未来はこの辺りでなにかできるようになるといいなぁ・・・と考えています。
まだまだ最新のメカトロ群をみるとウチもまだまだ江戸時代だなぁ・・・と感じさせられることがいっぱいでした。
またこちらによられた際は、是非遊びに来て下さい。
先生の新鮮な情報が大変参考になり楽しかったです。
ではまたお会いできるのを楽しみにしています。
馬渕敦史
> 先日、御社に訪問しました村田芳信です。馬淵様のこのブログ、初めて読みました。私も、ブログ書いています。訪問に続いて、またご縁がありました。