浅井合板工場さん
みなさん、合板の製造は名古屋が発祥というのはご存知でしょうか?
今日は愛知弥富の浅井合板工場さんにおじゃましました。
合板製造工場と加工工場と2つ大きな工場があります。
加工工場は弊社とよく似た加工内容ですが、こちらは木材のプロフェッショナル!
です。なにしろ合板を実際に作っているので!
貼りあわせ加工ではなんと100トン超の大型プレスが複数あり、
とても高回転で張り合わせをすることができます。
通常の木工屋では貼りあわせですとフラッシュプレスという中が中空の素材を抑えるプレスが主流です。
コレはネジ式で電気モーターで抑えるものです。
あまり力が強いとフラッシュの芯材が表面に跡として出てしまうので、”ソコソコ”のちからで抑えることが一般的です。
発泡体等の軽量芯材も同じことが言えます。
一方練り合わせ(一枚ものの貼りあわせ加工)と呼ばれる加工ではかなりの圧力でノリを転圧するため、力が必要となります。
そのためマイルドなパワーのフラッシュプレスでは1昼夜抑えることがザラです。
練り合わせ(1枚ものの貼りあわせ)加工ではそのため油圧のプレスが適しています。
技術力も定評があり、木材のような生きた貼り加工につきものの
接着不良等がないというとても素晴らしい工場です。