マシニングセンタの展示会
岐阜の中鶉に黄色字でトキワと目立つ看板があると思います。
http://www.tokiwa-shoji.co.jp/company/company.html
8月の頭にトマト工業仕様のマシニングセンタの納入前実機展示会があります。
今期の短期設備投資計画の目玉となる機械です。
”工場は現場で動いているんじゃない事務所で動いているんだ!”
どっかで聞いたようなフレーズですが、事務所でデータを完成させ、インターネットクラウド、または社内LANを通じてそれぞれの機械が取り込めるようにする。
という計画です。
我々は切削の職人芸をもっているワケではない若いメンバーです。そのため、職人芸に対抗するために、
機械化、情報化、無人化を進めていきます。
段替えをいかに高速化して、機械をとめないようにするか?
このあたりを突き詰めていければ競争力がついてくるのではないかと・・・期待大です!
いまK重工のT先生と大胆なレイアウト変更、動作改善の計画も併せて実施中です。
現状の主力機平安鉄工製CNCは単純な2面加工機です。
自社でCAD-CAM-転送システムをつくったTOMATO-CADCAMではどうしても限界があります。
今度のマシニングセンタは高速加工もさることながら
○ATC自動工具装置
○切断加工をNCで行う303Φ鋸軸
○各種ビット×6本で非常に生産性が高い機械です。
○新鋭のCADCAMライコム社の最新CADCAMを装備しています。
○制御は信頼性の高いFANUC仕様です。
シンクス社の自動プロという制御も選べてそちらの方が大分お値打ちに出来ましたが、弊社の加工内容をみてメーカーさんがFANUCとライコム社アルファCAMを進めてくれました。
DXFはもちろんのことAUTOCADのDWG、その他イラストレータ等のファイルも読み込むことができます。
JWCADのJWWファイルは平安鉄工のルーターで加工できます。
簡単なGIF画像でもBMP形式にファイル転換してルータ加工可能です。
またイラストレータ形式でも出来るように成ったと言う事でほとんどのCADやイラストでの加工が可能になると言うことです。
それによってお客様にすこしでも速く、すこしでもお値打ちに提供する。というのが今回の最大のテーマとなります。
究極は全量当日発送!です。
理論的には仕掛かり品が”0”になるはずなのです。。。
木工業全盛の時代は地域の商社さんが協同で地方展示会を開いていたようです。
今はなかなかメーカーの協力も得られにくい時代ですので、こうして納入前実機展示会を開きたいという要請があり、快諾しました。
実切削はしませんが、ATC自動工具変換装置とNCの動きを実際に体験できる機会です。
アーテンドルフスライドソーやその他機械も出品するようですので、是非お立ち寄り下さい。