雨漏りと結露について

結露と家について

前回は結露について説明しましたが、

大事なのは、どのような家が結露しやすいのか?

という事ですよね。

 

ずばりいえば、

結露が多いのは鉄骨造、RC造などです。

それは木材に比べて熱伝導率が高いからです。

鉄は木材の50倍の熱伝導率と言われます。

つまり非常に冷えやすいという事です。

 

冷えた鉄骨が缶コーヒーのような状態になり、水滴を垂らします。

あの小さい缶コーヒーであの量の水です。

家中を走る鉄骨などが冷えれば恐ろしい量になります。

 

ただし、鉄骨においても断熱被覆が適切に施してあれば、問題はありません。

カンタンにいえば、前回のコーヒーにタオルを巻いてやるということです。

そうすれば、水が冷やされず、結露ができません。

これが家に使われる断熱材と呼ばれる物です。

【家が暖まりやすいとか、冷えやすいとかの問題が重要視されますが、結露の面でも非常に大きな役割を果たしているのです。】

 

☆ポイント

天井に潜った回数はとても多いですが、そこで気づくのは、

断熱材でもグラスウールと呼ばれる綿菓子状の物は結露においては長期間の性能を発揮しづらいと言うことです。

わずかな結露水が生まれると天井の鉄骨と天井との間の綿菓子にしみこみ、ペチャンコになっている状態をよく見かけます。

缶コーヒーとタオルが離ればなれになれば、また結露は起こりますよね。

これでは想定されていた性能を発揮出来ないのでは内でしょうか?

結露を防ぐには、鉄骨造やRCなどの場合とくに断熱材は硬質ウレタンフォームなどの形状変化しないものを入れるのが望ましいと思います。

 

天井に潜ったからこそわかる貴重な体験だと思います。


雨漏りと結露について”へ2件のコメント

  1. ミヤケン より:

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    トマト様
    郡上八幡はいい街です。サダフィール様もこれからWEBサイト作成する予定です。場所は、八幡の市街地にあります。
     小生の家も10年前に建築したおり、断熱対応が始まったばかりの時代であり、グラスウールが入っているだけです。断熱が当然の最近の家がうらやましいです。

  2. トマトちゃん より:

    SECRET: 0
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    やっぱり今の家はすすんでいますね!

    郡上八幡は年に3回くらいは行くのでまた注目したいと思います。

    丸一精肉店のコロッケが好きな郡上マニアです。

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