2.御嶽山一周通称タケイチライド
御嶽山つづき・・・
鈴蘭高原の標高1400m、ほぼ伊吹山頂上ですが、高原到着が朝の10時頃
御嶽山の西側から今度は北側に。
一切景観はありません。
○野麦峠
その昔多くの貧しい飛騨の女の人たちが野麦峠を通って信州岡谷の製糸工場に行ったと言われる
野麦峠
その道中です。
野麦峠の標高はおよそ1600mもありますので、とんでもない比高差を登っていくことになります。
非常にトンネルが多いですが、昔は九折だったわけでその道中が険しいことは容易に想像できます。
その野麦峠の道中にスポーツセンターが多い場所がありました。
高地トレーニングに適しているのでしょうか?
標高は1100m程度
頂上に行くと、長野県境
ここから下っていくと、いよいよ陽が照ってきました。
○開田高原
信州木曽の開田高原です。
おおきく開けており、御嶽山がすぐそこに見えるはず・・・なのですが一向に見えず・・・
なにしろ分厚い雲が頂上付近を覆っているのです。
標高3067mもある御嶽山ですが、
朝は雲が少なくても気温が上がってくるとこうして雲がかかることがおおいよう。
店のおばさんがどこから来たの?と訪ねて来ました。
関から鈴蘭高原経由で来た。
というと、
鈴蘭で一泊したの?
と聞かれたので
きょうの朝出てきました。
いうと、びっくりしてましたね。
何しろここまで150kmあります。
すでに脚が終わっているのですが、
おばさんが詳しく道を教えてくれました。
木曽福島までいくコースは峠があるけど、
20号線を川に沿っていけば下りだから。
と教えてくれました。
脚が終わってるので、いままで稼いできた標高に後は頑張って貰う必要があるのです。
元気百倍手をふってお別れします。
○信州サイクリストの聖地?
それにしてもサイクリストが多い。
プロチーム、イナーメのジャージの方がたくさんいたのですが、
確かイナーメ信濃山形とか行ってたので、もしかしたらこのあたりがホームコースなのかもしれません。
山岳に強いイメージがあるのですが、この山岳地であれば強くなりそうだな・・・・
そんな思いで走っていきます。
さて、街道を降りること数十キロ
川沿いに殆どが下りでした。
右足付け根の激痛はかなりやばいものとなっってきました。
左に力が入ったのか、左も、ももを上げたときに痛みが走るように。
まだ半分あるけど帰れるんかいな・・・
自分でも不安になります。
かつて王滝ヒルクライムに出走したときに来たコースらしき場所に合流
下りきるとついに木曽街道に。
木曽街道に北から合流する。
こんな経験はめったにできないと思います。
○上松宿
おばさんが木曽福島を飛び越えて上松宿にでると言っていましたが、まさにそのとおり
木曽上松の宿場に付きました。
上松宿に入る前に、木曽の棧という場所がありました。
ここはかつて狭道であった木曽街道の下を石垣で固定して通りやすくした道のようです。
全国的にもひじょうに珍しい場所
最初どこを指しているか全くわかりませんでしたが、どうやらこの対岸の石垣のことのようです。
奈良井、妻籠、馬籠、木曽福島あたりは観光地化されてますが、こうした中間の宿場にも風情が残っております。
もしかしたら御嶽詣での基地だった可能性があります。
西側の拠点が上松、東側の拠点が木曽福島だった可能性がありますね。
上松をすぎると
かつて行った寝覚の床に。
そこをすぎると
須原の宿場に
三留野宿全景
そしてついに岐阜県に入りました。
距離にして200km
木曽街道は全く自転車に適していませんね。
国道は危ないので、歩道をつかわせてもらおうにも、しょっちゅう歩道が切れるのと、
だれも通らないので、草ボーボーな上に、国道側のゴミというゴミが歩道側に集まってきています。
設計も古く、段差もすごいという特徴があります。
やはり馬籠から馬籠峠を超えて妻籠に行くくらいがちょうど良いのかもしれません。
本来であれば笠置山下を通って中野方あたりから帰りたかったのですが、
これ以上標高を稼ぐことが難しく、結局中津川、恵那、瑞浪、土岐ときて
可児ルートの平坦コースをとおって帰ってきました。
距離:300km
獲得標高:3500m
平坦換算強度:426ssk
経過時間:18時間30分
今回は準備不足にくわえ、万全の状態でなかったために時間がかかりすぎハードなライドになっってしまいました。
SECRET: 0
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ミイラになったばかりですよね。
もしかしたらゾンビとして蘇ったとか?
しかし、凄すぎますね。
素直に驚きました。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ミイラになったあとゾンビに(笑)
300kmでしたが、ブルベライダーの凄さがわかりました・・・
後半はほんとにきつかったです・・・