集じん機故障!
こんなことをわざわざブログにあげるのはウチくらいなものだと自負しておりますが、
集じん機が故障しました。
2-3年で5回めでございます。
3年で5回目ってビックダディかよっ!
という突っ込みが聞こえてきそうですが、
ベアリングがダメになると集じん機のプロペラをプーリー抜きというデッカイ工具で引っこ抜く必要がありますが、
これが恐ろしい摩擦抵抗により引っこ抜けないのであります。
3馬力や5馬力といったモーターが焼きつく程の抵抗なので。
今回もまた密閉式モーターの
ボールベアリングの内部に粉塵が入り込み、モーターが焼きつくといういつものパターンでございます。
実は特殊材の切削加工のため
集じん機のベアリングの上部に特殊なフェルト材を仕込んで有るのですが、
それが何らかの事情により取れてしまっていた可能性があり、そのため直接粉塵がベアリングの内部に巻き込んでしまったようです。
フネン建材でもある一部の商品についてはこのように機械の故障を誘発するものがあるため大変注意が必要です。
中にはボールベアリングの軸シャフトがポッキリと折れてしまったケースや、
モーターの焼きつきで機械がダメになったなど、この業界では日常茶飯事です。
そのため定期的な給油、メンテナンスが欠かせません。
突然機械が動かなくなったと思ったら、機械がダメになっていたなどということもあります。
汎用機ならば故障も許せますが、ベアリング、サーボモーター、リニアレール、エアシリンダ等は高価な機械ほど利用されており、故障したら泣くに泣けません。
特殊な措置が必要になってきます。
弊社の機械はそのためガイド部シール、自動エアーダスター、自動給油装置、粉塵巻き込み防止フェルト材といくつかの機構を付けております。
もしこれらの機構がない場合、例えばボードなどの粉塵でNCルーターのボールベアリングがガタが出たりしてしまいます。
このような素材を専用で扱う機械は8年償却ではなく3-5年償却と考えないと割が合わないのかもしれません。
とは言えなかなか実績や、経験値がないため四苦八苦しております。
どのフィルターが一番良いのかを一つ一つ煮詰めていかなければならないと思っております。