真夏の一人東濃グランフォンド。天空の町へ。
いよいよ梅雨が明けて
夏本番。
どこもかしこも夏の色ですね。
昔バイト先の飲み会で、
先輩の”もっちゃん”とゆずの夏色を歌ったところ
”あんなヘッタクソなゆずは初めて聞いた”
という感想をもらったこともありますよね。
そのあと、責任のなすりつけ合いをしましたよね。
きたない夏の思いでです。
どうもまぶちでございます。
海の日の18日、今日は午後から予定があるので、朝一で家をでます。
脚の疲労はまずまず。
前日は60km間見峠、神渕神社コースでしたが、
どちらかというとその前のカッターチ渓谷が効いているよう。
片知タイムトライアルは3日間は疲労が残りますね。
序盤の激坂でほぼ脚がパンパンになるという・・・
さて、時間は5時台に起きて6時前に家を出ます。
ホント最近早起きがスゴイ。
遅寝早起き。
いいんだか悪いんだか。
コースは東濃を行けるとこまでみたいな。そんな感じ。
関市から富加町へ。
美濃加茂市から可児市へ。
市街地はホントに時間がかかりますね。
ここを抜けて御嵩町に。
御嵩は東の方に旧中仙道が通っています。
さて、この中山道、山の名がつくように、どうしてここに街道を…
というようなところに街道を作っています。
特に御嵩から恵那に抜ける中山道は細久手宿と大湫宿。
標高500mを超える高地にあります。
鬼岩温泉の手前にこの中山道にいくコースがあるのですが、
途中、いい感じの店があり、立ち寄ります。
日吉にある小沢商店さんでジュースを買っているとローディさんが見えたのでお話をします。
曰くACAAの上から2つめのクラスでクリテリウムをやられているよう。
どのくらいのレベルかともうしますと、実業団E1・E2クラス。
ご一緒しようかと思いましたが、足手まといになりそうですので…
さて、この小沢商店さん、自転車乗りの方がよく訪れる店のようで
お話をしていると、田んぼのほうからおばあちゃんがやってきて、パグ犬がトコトコついてきています。
曰く、自分が主と思っているようで、思わず笑ってしまいます。
店を開けてくれたので、店でパンを買うと、
賞味期限が切れてるから。ということでクリームパンを頂きました。
ありがとうございました。
こないだも美山の谷合の信号のところのお店でお菓子を買ったら
賞味期限が切れてるということでお菓子をもらったことがあります。
嫁さんに
”まぁ僕レベルの圧倒的人望がそうさせるんだよね。”
と
その話をすると、
”お金持ってなさそうだからカワイソウニナルんじゃない❢❢”
と言われました。
カワイソウニナル・・・・
それ・・・・
ローディーさんとお別れをし、先を目指します。
瑞浪の日吉の街道を進んでいきます。
この街道、旧中仙道だけあって、様々な史跡やモニュメントがいっぱいあるんですよね。
相当迷いましたね。
先を急ぐか、この怪しい展望台に向かうか。
いや、
しかしバカとヒルクライマーは高いところに登りたがる。
という有名なことわざがあるじゃないですか。
(ねーわそんなもん❢❢)
しかも天狗ですよ天狗。
女はロマンティックをもとめ、男はロマンを求める。
かの中林内藤先生の言葉ですが、
(だから適当に作るなバカっ❢❢)
もう120%行きますよね。
というわけで寄り道。
夕方なら絶対によりませんがね。
朝の8時台ですから。
怖すぎる…
猛烈なコバエと蚊に追い回されながら
頂上まで10分。
なんで歩いてんだ…こんなとこ。
バカとクライマー……
おお~っつ❢❢
これこれこの感じ。
この感じにびびっと来たあなた、
クライマーかバ◎かどっちかですね。ワハハ。
御岳、伊吹山、能郷白山……
いや、これ下断崖絶壁なんですよ。
下には木曽川が流れています。
木曽川の特徴とすると濃い緑色。
恐る恐る下を除くと…
下に木曽川がちらっと見えてますね。
ダムが見えますね。
なんか山の高いところに田んぼみたいな物がありますよね・・・
・???????????
不思議な光景。
恵那山が見えるぞ!!
ひとりで叫ぶおっさん。
細久手宿を超えて、
そして日吉の山間部を抜ける気持ちいいワインディングロード。
高地なので、わりかし涼しいですね。
日差しはめちゃくちゃ暑いですが。
ボトル2本体勢なんですが、一瞬で空になるんですよ。
1本はスポドリ系、1本は水なんですが。
コーラーがいいよと教えてもらったんですが、
汗のかきかたが尋常ではないのでミネラルを補充するため、意識的にスポドリを飲むようにしています。
どうもハンガーノック(エネルギー切れ)はほとんどないものの、
どちらかというと水分切れを起こしやすいです。
3本体勢にしてコーラも持って行かないとね。
大湫宿(おおくて)までは約6km程度でしょうか。
大湫宿につくと、異様な光景が目に入ります。
神社の中央に鎮座する樹齢1,000年を超える神木、
大湫の大杉です。
圧倒的存在感です。
標高500mを超える高地にある宿場町。
不思議な光景です。
大湫宿の東端にあるお店で一休み。
子供の自転車センチュリオン。とっても良い自転車ですね。
おばあちゃんと買い物をしているよう。
がんばれよー。
おじさんも頑張るからね。
(聞いてないわバカっ❢❢)
ここから恵那市に抜ける道が結構な斜度。
今回は筋力をつけるために、筋肉に負荷をかけながら登ります。
ハムストリングスに張りが。
しかし林道が気持ちいいんですよねー。
向こうは恵那、武並の町になりそうです。
街道を進むと大きな峠を一気に下ります。
標高500mから一気に100m程度まで。
ローディさんが言って見えましたが、このあたりのコースはほとんど平坦がなく、
走ってるだけでインターバルトレーニングになりとても良いと行ってました。
筋肉に負荷をかけられるよ❢❢
あつすぎるから今日は10時までだな…
そんなことを話していました。
たしかに脚がパンパンになってきており、
乳酸モワワ在庫が溜まり始めてきています。
さて、418号線というのが、川沿いに八百津の町に伸びているはず。
ということで、その道を行くと
栃久保棚田というのがありました。
なんか有名なんでしょうかね。
行きたかったですが、時間が押してますのでね。
さて、ゆるゆる帰ろうかと・・・
そう思ってましたら、
途中で通行止め❢❢
なんと通行止め❢❢
というわけで迂回して山間部を通るルートに。
ここまででアップダウンばかりの道を60kmを走っています。
その昔、嫁さんと恵那にいった帰り、福地、久田見という場所に紛れ込み、おっそろしい高原に行ってしまったことがあります。
※画面中央に6Kのヒルクライムとあります。
その橋を渡って飯地高原の方にひたすら登っていくコース。
画面ちょうど中央の木曽川のダムが笠置ダムです。
ここで418は通行止めになっているのです。
ここを避けて左側の関方面に向かうには、いま来た道を戻るか、それとも高原を突っ切って行くルートかどちらかしかないのです。
昔車でも恐ろしいとおもったあの場所にこれからロードバイクで向かわなければならないのです。
なんとか予定通り昼に帰れるかとおもったらそんなことはできないよう。
恵那市飯地町まで6km標高差382m平均勾配6%
川の麓から6kmのヒルクライム。
平均勾配が6%前後ならまだなんとかなりそうです・・・
登り切ったところにこの看板。
その名も飯地高原。
あまり自販機もないのですが、
ここから何個かのアップダウンを越えて行くと、
飯地の中心街へ。
ボトルが切れてましたので、ホントありがたいです。
町から町へ。補給を探しに行くたびのようです。
ここが山々の頂にある道と町ということがわかますね。
標高はなんと約700m
町から町へはもちろん坂。
坂に次ぐ坂。
潮南地区がありましたが、福地に向かうコースを選択。
福地からであれば七宗にでることができます。
逆に潮南ですと八百津にでます。
福地を超えてまた坂を登ると、
次は大きな平地が見えてきます。
久田見です。
風が、田んぼのじゅうたんをなびかせています。
気持ちよさそう❢❢
飛び込んだらどろんこになりますがね。
脚は乳酸パンパンで、あまり動きませんが、
とても幸せ。
しかし福地から久田見は距離があり、
補給がそこをついています。
おばあちゃんからもらったクリームパンがあることに気づき、いただきます。
最近は乗りながら両手放しで食べたりできるようになりました。
小学校の頃は三輪車に乗れませんでした。
ポイントは、背中を立てることで、そうすると非常に安定します。
3輪車を前傾姿勢でのってるひとはいないですよね。
乗り込んでいくと、ハンドルにかかる体重が低くなってくるので、そうすると手放し運転もすぐできるようになります。
バランス感覚は非常に悪い方ですので、如何にたくさんの時間をサドルの上で過ごすかにかかっていると思いますよね。
補給は良いのですが、水分が足りないので、補給を探していきます。
※画面右端の飯地方面から福地を抜けて久田見へ抜けるルート。
山岳地帯ということがわかりますね。
八百津市街は左端です。
いよいよ久田見の中心に入ってきました。
どうも町の規模からして、福地や飯地とは違ってこの地方の中心のような佇まいです。
入り口の白鬚神社には樹齢数百年の大杉が2本、他にも高樹齢の大木がゴロゴロしています。
市街地に入っていきます。
※久田見盆地拡大図。中央上の大きな館が寺社であり、南に直線にのびる参道も見えます。
街の右端が白鬚神社
福地からくる街道と八百津からくる街道、それに七宗への街道と幾つかの街道が交差する地点なんですね。
昔は潮見への街道も会ったのかもしれません。
さて、中央の市街には商店街があります。
久田見本町という名前がついています。
久田見の中心部。
いい感じですねぇ・・・・
この朝日屋さんで買い物。
パンとジュースを買い込みます。
店のおばさんが大きな声で常連さんと話をしています。
”孫がしゃべらんと思ったら、いつしか急にしゃべるようになって・・・”
というような内容。
多分十何年も前からずっと変わらないんでしょうね。
驚くべきことに、
それぞれの店がまだ現役でやっているよう。
つまり商店街として機能しているんですね。
どうも外界とは一歩離れた場所にあるこの久田見は
高原に残された天空の町のようです。
標高は500~600m。
中濃の山の標高がこれくらいなので
山々の頂上くらいなんですね。
久田見小学校横に寺社があります。
町の中心部には巨大な寺社があり、気温も28度と非常に涼しいです。
この寺の南面に小さな町が広がっています。
天空の町、久田見を抜けるといよいよ七宗へのダウンヒルが始まります。
改めてこの地区の標高の高さを思い知らされる事になりました。
めっちゃくちゃな道
をダウンヒルで一気に駆け下りるとそこは七宗の飛水峡。
ひっどい道でしたねー❢❢
穴ぼこと、岩盤と、木々でトラップが凄い。
ブレーキを握る手で指がパンパン。
ここからは勝手知ったるいつもの道。
若干の下り勾配を勢いをつけて駆け下ります。
さて、家に帰って嫁さんとでかけをしようとすると、おばあちゃんをお風呂に連れて行く。
ということで別行動に。
こちらは子供を連れて本日第二便。
片道約10kmの美濃までいくことに。
ここでモナカアイスと抹茶アイスを。
近くの美濃食堂がなくなってしまったのが大変悲しい。
うだつの町並みを通って帰ってきました。
今日は突然のコース変更でしたが、
福地、飯地、久田見の高原天空の町ライドを楽しむことができました。
しかしグランフォンド(山岳ロングライド)きつかったですねぇ・・・
終わり。
距離150km
獲得標高約2,000m
良かったら応援ポチッとおねがいします。
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お疲れ様でした。
久田見の402号線を通りましたか(^_^;)
私も昨年迷い込みましたが、ひどい道でした。
八百津は何回か行ったのですが東濃方面はまだ、よくわからないので今度ご一緒させて下さい。
ツーリングペースで(^-^)
SECRET: 0
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昨日はお疲れ様でした。それにしても郡上まで行ったのが朝だったのが笑えました。
お互い同じような状況でしたよね❢❢
東濃方面開拓中です❢❢すぐにセキサイ次回ロングライド投票が開始されますので、どうぞよろしくお願い致します。