中濃山岳の秘境!白川にようこそ。オギ練&白川縦走グランフォンド中編
さて、中野方の村に峠を抜けて来ました。
かなり大きな集落ですねぇ・・・
潮見高原標高700から一旦中野方標高550へ一気に下ります。
中野方村へ
そして中野方の町まで。
商店街のあたり。
このあたりが中野方村の中心部のようです。
地元のスーパーサカエヤストアさんに入ってパンとドリンクを補充。
切井(白川町)に抜ける道はどうですか?
おじさんにたずねて情報を仕入れます。
峠結構たいへんそうですか!?
”おう、結構たいへん❢たいへん❢❢” ”がんばれよーっつ❢❢”
もっとゆっくり散策をしたかったですが、時間がない時間が。
巻き足で峠に挑みます。
中心街のすぐそばが峠の入口。
登ったと思ったら、さらに登るという上りに次ぐ上り。
上りきるとすぐに下り。
切井村へ
白川町は切井の集落に入ってきました。
この切井から少し行くと赤河の集落、
白川町の南端に位置し、恵那などの東濃の雰囲気を色濃く残しております。
段々畑には茶畑が立ち並び、
プロペラが風に揺られて回り続けています。
ここでもジュースを補充。
日本ほど自販機がたくさんある場所も珍しいと言われますが、本当にありがたいです。
ここが切井の村の中心部。
おそらく前方の小高い山が神社もしくは砦跡になっており、
町の中心の役割を担っているのだと推察されます。
空は綺麗に澄み渡り日光がポカポカとあたりを照らしています。
商店街を抜け、はるか北に見える大山脈。
標高1,000m近いアレを超えていかなければなりません。
まじか・・・
と、その前に段々畑が北方面に大きく広がっています。
山岳の谷を切り開き、大きく北方に茶畑が広がっています。
これが切井の由来かな。
そう想像しています。
それにしても段々畑の斜度5-10%くらいのところに家が沢山並んでいます。
川にそって集落ができています。小川は澄み渡りきれいなみずをたたえています。
所々で町の人たちがいるので、こんにちはーと言うと
向こうからも返してくれます。
白川町の主要産業は林業からなる住宅製造と、お茶になります。
東海圏にたくさん展示場をもつ著名な住宅会社の発祥の地がじつはこの白川ということが結構あります。
さて、切井の北に広がる傾斜。
周りが林かそうでないかだけで、完全なる山岳です。
家々を抜けるとさらに先ほどのデジャブのような林道へ。
しかしまたしても登る登る。
標高差300m超のB級山岳がゴロゴロしてますね。
結局500mの位置からグングンのぼって標高880m
お昼の時点で
獲得標高なんと1,806m❢❢
距離およそ90km
大腿筋を使い果たし、全くパワーがでない。
パワーがでないとスプロケの重さが身にしみてきます。
白川町、黒川の看板が見えてきました。
ついに黒川の看板が見えてきました。
下の方に集落が見えます。
すぐに下るのかと思いきや、もう一度上りがあり、そして下っていきます。
(白川町)黒川村に付きました。
広大な盆地が広がっており、中心部に向かっていきます。
ここが黒川村の中心部。
白川町には、赤河、黒川、白川といろんな地名があって面白いですね。
白川町は白川口が繁華街?ですが、それぞれの集落(白川口、黒川、切井、佐見)の集合体ということがわかります。
飛騨国と美濃国との国境地点が近く、街道が整備されていたのでしょうか。
さて、黒川からは東白川に抜けようか、どうしようか迷いました。
なぜなら時間が2時に近づいており、夕方までに帰れるか不安だったからです。
スプロケット(後輪についている松ぼっくり)には11-25というクリテリウム用スプロケットが着いてます。
削られた足には相当きつい。
グランフォンド用には11-28、12-30といったスプロケットが必要ですね。
一旦戻ろうかと思いましたが、途中で諦めるということは自分に甘くするということで
果てしなく心を蝕んでいきます。
そのため引き返し、再度チャレンジ。
今回、近道峠と東白川から大回りで回るルートの2パターンがあります。
近道はどうも山岳がきつそうなので、東白川ルートで。
しかし、この峠が登る登る…
結局いつものように標高約900m近くまで・・・・
標高差300mのB級山岳…
ここまでA級1本、B級4本・・・・
そしてついに
獲得標高が2,200m・・・・
東白川に入ってきました。
東白川村神土の町に降りてきます。
東白川の中心街
この東白川の裏には、裏木曽と言われる付知、加子母といった町があり、
広大な盆地が広がっています。
そこへの街道となっているよう。
土地は切り立った川べりの狭隘な地にびっしりと家々が立ち並んでいます。
切井や黒川よりも大きい町。
街道というのは、大きい山岳の手前もしくは終端に位置しているはず。
随所に”のぼり”がたっており、
”森のカレー”
とか
”カレーバイキング”
もうね、さっきから入院患者のように液状のものしか口に入れてませんのでね、しばらく。
”患者か❢❢”
ツッコミを入れつつ登りますよね。
しかしこの坂が半端ない。
もうね、坂の斜度がね20秒でわかりますよ。
”自転車で登るとこ違うわ❢❢”
しかしワタシもここまで100km走って2,000mアップしてきたわけじゃないですか。
それもこれもカレーバイキングのためなんですよ❢❢
(さっき見つけたんだろバカッ❢❢)
どのくらいカレーにかけてきたのかと申しますと
もうね、山田勝己がサスケにかけるくらい。
カレーへの渇望がね、
もう尋常じゃあないんですよ。
もうね、カレーをドリンクしちゃう。
ここまで平坦換算値では200km近い走行距離
もうね、カレーへの渇望のみでね、
この激坂を登っていきます。
どこにそんな力が残ってんだってほど。
最大斜度15%以上、
途中、調子の悪い激安中華クリートが本領発揮し、スベルスベル…
坂の途中で何度かすっ転びかけましたよね。
夕方のバ★ーのコロッケの如き在庫絶賛切れの足にはキツイキツイ。
途中チェーンがちぎれやしないかとヒヤヒヤするほどの斜度です。
隣をうなりを上げて軽バンが通っていきます。
TUITA・・・・・・
ついたぞーーーーーー
はるか伝説のグランドラインへ。
ひゃっほー—っつ
ひゃっほひゃっほーーーーっつ
カレー♬カレー♬
華麗にカレーっつ❢❢♬
※JASRAC
カランカランカラン♬
華麗に
音をたてながら
華麗に
SPDSLを滑らせながら
店内に入場。
したら店員さんが
お客さん、、、、1時半でカレーバイキング終わりなんですよ❢❢
”WHY❢❢”
”ウェア?
”ウェア・マイカリー?”
”マイ・インドカリーイズウェア?”
・・・・・
というわけでね
相当な落ち込みようだったんでしょうね。
”ランチはないですが他のメニューならあります”
とおすすめしてくれました。
すでに2時半となった店内には地元の女子会のメンバーと
怪しいおっさんが1人。
というわけで、ナシゴレンを大盛にしてもらいました。(1,000円)
まぁインドカレーは食べられませんでしたがね、
その分インドネシア料理を食べてきましたよね。
これ鉄板がアツアツでね、ジューッと抑えるとおこげができてとても上手いんですよ。
ほんのり厨房から流れるカレーの香りとともに、インドネシアを満喫してきましたよね。
というわけで、
ライド中に声をかけられる謎の集団とは?
ますます盛り上がってきた!?白川縦走ライド。
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八百津や白川は地名が素敵ですよね。
しかし、黒川→東白川にその峠を選択するとはやるなー。
春分の日の連休に白川行こうか迷ってましたが、読んでたら僕もスイッチ入っちゃいました。(;_;)
謎の集団に期待
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まさかあの後、東白川まで走られているとは予想外でした。
自分もいつか多治見から東白川方面に走りに行ってみたいので、今回のルート参考にさせていただきます。
笠置山は道中分かれ道がありますので、他のロードバイクブログの記事を見る事をおススメします。
片知ほどの激坂はありませんが、登った後の絶景は自分は片知より好きです。