ネットショップオーナー4から5への移行に伴うトラブルについて
FRP素材屋さんの店舗の不具合につきまして
FRP素材屋さんでの店舗不具合については大変申し訳ありませんでした。
本日より無事復旧を果たしました。
大変ご迷惑をお掛けしましたので、会員様におかれましてはメールにて
クーポン券の発行を予定しております。
大変申し訳ありませんでした。
引き続きご愛顧を賜りますようよろしくお願い致します。
今回のブログ内容は、引き継ぎにおける不具合で困って見える方に向けて書いております。
そのため実際に使って見える方以外はほとんど意味を成さない内容となります。
あらかじめご了承ください。
トマト工業では建材とともにFRP関連商品の製造も行っております。
その製品を販売している
FRP素材屋さんというインターネット上の店舗ですが、
この店舗の本店にトラブルがありました。
本店は楽天店、YAHOO店、オークション店のどの店舗よりも
一番製品の販売力がありました。
店舗は、元インクリメントP社のネットショップオーナー(現在はジャストシステムさん)を3から4と使ってきていました。
今回、5が発売されたので、4から5へと移行することになりました。
しかし、ここでトラブルが発生。
ネットショップオーナーはASP(アプリケーションサービス・プロバイダ)つまり楽天やYAHOOと違います。
大手のインターネットモールは、巨大なサーバ-とよばれるハードディスクで全てを管理しており、我々店舗はそこを直接触ります。(インターネットを介して)
しかし、ネットショップオーナーは自社の1台のパソコンで情報を書き換えし、それをレンタルしているサーバーにその都度上げていく(アップロード)仕様となります。
更新する度に、自社のパソコン内のデータを契約しているサーバー(WEB上でレンタルしているデータサーバ)
にその都度アップロードしなければなりません。
契約している
各店舗ごとにアップロードする必要があり
そのためよくアップロードで問題が起きるわけでありますが、
今回、商品のアップロードは済んだものの、
会員情報がアップロードできません。
エラー内容としては、
CGI()の呼出しができませんでした。サーバーへ接続できませんでした。
リモートサーバーがエラーを返しました:(500) 内部サーバーエラーです
これが出ました。
さっぱり意味がわかりませんが、
この文言が出たため、対策として幾つかの対策をうちます。
まずは、設定の確認。
サーバーの接続という設定項目で
CGIの転送先
転送先フォルダ
Pealのパス
これらをその都度チェックします。
レンタルサーバはアスカレンタルサーバですが、
転送先フォルダ /
CGIプログラムの転送先 /
Pealのパス #!/usr/bin/peal
が正解だそうです。
転送先、CGIとも / (スラッシュのみ)が正解ということです。
この辺りは各サーバーに情報がある可能性があるので参考にしてもらえたら良いと思います。
ない場合は、ジャストシステムさんに聞いた方がよいかと。
これは特に設定変更をせず、そのまま移行したため問題なし。
それでも問題が出ます。
再び
CGI()の呼出しができませんでした。サーバーへ接続できませんでした。
リモートサーバーがエラーを返しました:(500) 内部サーバーエラーです
というエラー
そのため
ジャストシステム社(ネットショップオーナーの版権を引き継いだ会社)
にTELすると
転送先、CGIとも
/htdocs.ドメイン/
にすると治るかも。
ということで再び設定し
再度全更新すると
今度は
CGI(Makingtable)でデータベース更新エラーが発生しました。エラーの詳細は、・・・LOGを参照してください。
とでるので、参照先のフォルダを開くと
認証エラー
というエラーコードが出ます。
認証エラーが出たということはこれではダメということで再び
転送先フォルダ、CGIの転送先とも/=スラッシュに戻しました。
商品数が多すぎるという原因
については、1,400点のうち500点を非表示にすることで回避。
ただ、データ量の重い商品情報はアップできており、会員情報がアップロードできないだけですので、
この会員情報についてはテキストデータであり、データ量が多すぎるというのは考えにくいです。
今度はサーバーのアスカさんに聞くと、
ページ全更新
アップロード
ともに全てを更新、アップロードしないといけない
ということがわかりました。
つまり、とくに移行ですと、
パソコン側では、前回アップロードしたもの以外をアップロードしようとし、
更新の場合も全部を更新しないケースがあるため
サーバー内のデータ情報が足りずエラーを返すという情報を得ました。
なんのこっちゃ。
という話ですが、
移行期においては、
パソコンの情報全部を新しく書き換え、
パソコンの新情報全部をサーバー側へ置き換えてやる必要が
あるのです。
特にアップロードの際は、ページの全更新という☐に☑をいれても
全部をとりあえず見なおした方がよいというアドバイスを頂きました。
その上で再度アップロード
しかし、またまた同じエラーが出ます。
今度は、FTPソフトをインストールして、サーバーの中身を覗くことにします。
サーバーの中身を覗いてくれという司令がジャストシステムさんからでましたが、
未智の領域であり、本当はITの軍師であるITExpertさんに聞けばなんとかしてくれると思いますが、
個別のソフトの事もあり、最初からやるとなると大変なので、なんとか行ける所まで自力でやることに。
早速FFFTPを起動します。
アスカさんのFTP設定のページにFfftpのFTP設定のページがあります。
それに従い、FTPを設定します。
FFFTPを起動し、接続を押すと、サーバーの中身がパソコンの中身みたいに覗く事ができます。
今回設定通り / の直下にいくつかのフォルダが並んでいます。
NSODB(たぶんネットショップオーナーデータベースの略)
を開いて
エラーログのあった
member_data
を開くと、中に何らかのCGIファイルが残っている可能性があるとのこと。
これが不整合になると
復号化ができませんでした。
というエラーがでるよう。
(これはパズルのピースとようにデーターベースのピースと更新したPC上の情報が合致しないといけないようです。※他にもorder_dataも同じ現象が起こります。これはアップする際のPC上の情報とサーバー側データベースの情報が同じでない場合に起こります。)
具体的には・・・・.cgiの拡張子になるようです。
そのため一旦
これをFTP側から完全に削除し、
再度ページ全更新+アップロード+会員情報の全更新
簡単に書いていますが、この工程だけで軽く3時間はかかります。
結局これでもダメです。
なんとか回復させようと次の手を打ちます。
サーバー側で
アクセス権というものが設定されているようで、これが755という値でないとダメなようです。
さっぱりわかりませんが、これはレンタルサーバー側に確認をとるべきものです。
確認をとるとこちらでどうこうできるものではないので大丈夫だろう
ということ。
これはクリア出来ました。
アスカさんと話しているなかで
一つ疑問が。
FTPソフトで覗いた中に、
NSODBというデータフォルダはあるのですが、
本当の顧客情報は一体ドコにあるのですか?
ときくとデーターベースにある。
ということ。
では一体FTPソフトのドコをみるとあるのですか?
ということで返信をすると
FTPソフトの中からは覗くことができない。
ということ。
ここでパッとひらめきました。
つまり
サーバーの中、もしくはサーバーとは別立てでデーターベースというものが存在しているのだ。
ということを。
であるならば、今回の件は、このデータベースへの接続の問題の可能性が高い。
ということがわかります。
しかもデータベースという別枠の物が存在しており、そこへの接続の問題である。
ということがわかったので、
再度ネットショップオーナーからデータベース設定
パスワードを変更。
アスカレンタルサーバのコントロールパネルから
phpmyadmimというソフトを起動し、
データベースのパスワードを変更します。
(ネットショップオーナー側のパスワードを貼り付けることで完全に同じ文字になります。)
再度全更新→アップロード→環境の初期化→サーバーデータベースの全更新
で細かい不備点ありましたが、無事完了することができました。
都合10日間にわたって止まっていました。
アスカさんの方でも聞くとネットショップオーナーのバージョン変更にともなう移行期に一番不具合が多いとのこと。
復号化が出来ない。→FFFTPなどでサーバーの中身を見て、member_data もしくはorder_data の中のCGIファイルを削除する。
またあるいはIpcosというカード決済を利用していた場合、Ipcos非対応になったためエラーが出ます。
その場合CドライブからIPCOSSフォルダの中のShopmd5.cgi というファイルを任意の別の名前に変更することで改善できるようです。
リモートサーバーがエラーを返す。→(500)の場合、様々な原因が考えられるので、特定が難しいです。
リモートサーバーがエラーを返す。→(404)の場合、ファイル自体がないという原因
同じく困っている方の一助になればと思い、ここに記すことにします。