【トマト工業式読書法】ってなに?

どうもこんにちはまぶちでございます。

経営者さんと話をする機会が多いのですが、

私毎日40kmのチャリ通勤をしているのでそのときに

【ブログみてますよ。まぶちさんって昔からスポーツやってたんですね!?】

と聞かれることがあります。

しかしながら高校卒業から一切スポーツとは無縁の人生を送っておりました。

20年以上にわたって何もしてなかったということです。


きっかけはいまから7年ほど前でしょうか。

長男が自転車に乗りたいといったとき、一緒に自転車を探しに行ったのが始まりです。


それまでは一切スポーツをやっておらず、自転車と出会ったことによって私の人生が大きく変わったと思います。

毎日青空の中通勤したり、みんなと笑いながらサイクリングしたり、乗鞍岳に登ったりしました。


最近だと福井にソースカツ丼を食べに行ったり、冠山に登りにいって、泥水をすすったり。

派生で、駅伝大会にでることもでき、自転車レースではライバルたちと戦いました。

きっと神様がくれた大きなプレゼントだと考えるようにしています。


本当に感謝の毎日です。

本を読むこと


さて、トマト工業では、本を読むことを推奨しています。

会社内カフェに図書館が併設されており、そこから自由に本を持ち出すことができます。

借り方はいたってかんたんです。

①借り方

クラウド上のフォームに記入するだけで1分で本を借りることができます。



【本の貸し出しアプリ】

※手持ちのスマートフォンからここに入力するだけでOKです。

いま誰がどの本を持っていっているのかが見える化されます。


また社員の中で持っている本があれば図書館で共有することも可能です。

会社から書籍代全補助の補助金が支給されます。


②フィードバック

借りるだけ、読むだけでは意味がありません。

そのため本を借りたあとに、後学、後から読むみんなのために感想文を書くことを奨励しています。

また評価をつけることで、次読む本をみんなで選ぶことができます。

基本的にもちよるのは、評価の良い本ばかりなので情報の精度としても高いと思います。


③本を読む理由

毎日、感想文は会社のクラウドに共有されています。

ではなぜ、みんながこうして本を読むようになったのでしょうか。

それは各自が大きな危機感をもっているからにほかなりません。

今、時代は大きく変化しています。もし我々がこの変化についていけなければ、

会社全体が変化に取り残されることになります。


たとえば、パソコンでいうと、WindowsXPは今の時代では全く通用しないと思います。

このように大事なのは、最新の情報を常にアップデートしていくことです。


カーナビでも10年前の情報では全く役に立ちません。


なぜか、情報が古いままとまっているからです。




我々におきかえると、


このアップデート作業こそが本を読むことだと考えています。

プロ野球選手であれば、いちばん大事なのは

プロに入ること・・・ではなく、

プロに入った後になります。

我々もお客さんにお金を頂いている【プロ】であるわけで

もし、プロ野球選手がプロ球団に入団後一切練習をしなかったらどうなるでしょうか。

常に最新の情報にアップデートして理論情報武装しておけば、怖いことはありません。

これが本を読む理由です。

感想文の様子

ここでは、

感想文の様子をすこし共有したいと思います。


感想文もとてもカンタン。

カンタンな入力フォームにタイピングで打ち込んで送信ボタンを押すだけです。



生産の坂井くんからは遊ぶ鉄工所、


関西では最も有名な、遊ぶ鉄工所こと、【ヒルトップ社】の本です。

トマト工業では、図書館にたくさんの町工場本があります。なぜなら我々自身が町工場だからです。


営業の加藤くん(読書家)からは

ホリエモンの多動力。こうした今流行の本もたくさんあります。

これはお客さんとの商談で、本の話題になればこうした本が教養としてでてくるかもしれません。

ワタクシまぶちは経営に関する本、営業に関する本、経済学、心理学などジャンルは広いです。


総務の西部さんからは人事に関する本などがよくでてきています。


このように自分が伸ばしたい分野において各自がそれぞれ興味がある本をチョイスしてそして後学のために評価を書き込むようにになっています。


私も含めて中小企業の人材というのは、Googleやmicrosoftのように天才、スーパーマンのような人はおりません。

だから大事なのは、そこからどう成長していくか。

ということになるのだと私は思います。


読書における5つの法則


さて、トマト工業では読書の法則というものを設定しております。


多分多くの方々は間違った法則に基づいてしまっているので、読書しなくなったりしてしまいます。


読書嫌いは誤解からうまれるのではないかと思います。

それはとてももったいない。

ということで⑤つの法則を決めています。
(社内では10の法則を出してますが、長くなるので5つにまとめます。)



①読書は途中でどんどんほかろう。
読書についていろんな本を読んで思うのは、合う本、合わない本がある。ということです。

一旦合わない本を見てしまうと、スピードが下がり、そこでストップしてしまいます。

ですので一旦合わないとおもったら勇気をもってほかろう。としています。

途中で辞めるのも大事な判断ということです。


②ためになる本ではなく、好きな本を読もう。

興味がある本を読んでいくのが正しい法則です。

ためになる本を読もうとすると、コルチゾールというストレスホルモンが出て読書が嫌になってしまいます。

法則1にのっとり、好きな本、興味がある本を優先して読みます。
ドーパミンというホルモンの作用で、さらに読書をしたくなります。


③本は綺麗にしない。

これもトマト工業ならではの法則です。

ボロボロになった教科書か、キレイなままの教科書か、どちらが本を活かしているといえるでしょうか。

我々は本をボロボロにしてもよいとしています。

お風呂、トイレなどの細切れ時間を利用しようとしています。


また表紙カバーはホチキスでバチバチに留めてしまいます。


④音楽を聞きながら本を読む。

勉強時に音楽をきくなとか言われますが、我々は好きな音楽を聞きながら本をよむことも可としています。

もちろんこれは合う合わないがあるので、そこは自分でよく考えて判断する必要があります。

間違っても思考停止してなにがなんでも聞いてはならない。とはならないということです。


⑤難しい本よりカンタンな本を読もう。

これもよくある勘違いですが、難しい本を読んだほうが勉強になる・・・と思いがちですが、

本を読むときに大切なのは

その後の行動につながることなので、よみやすそうな本を読んで行動につなげよう。ということです。


○嫌われる勇気
○メンタリストDAIGO 片付けの心理法則
○ずるい暗記術
○人間は9タイプ(ビリギャル坪田信貴著)
○もし高校野球の女子マネージャーが
 ドラッカーの「マネジメント」を読んだら
○夢をかなえるゾウ


これらワクワクするような本を読むことが読書が好きになるいちばん大切なポイントではないでしょうか。

ここに我々がとても良いとおもった本をどんどんためて、トマト工業だけの素晴らしい図書館を完成させたいと思っているのです。

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