チャリで福井県まで行こうとしたら、タイ料理レストランでタピオカを飲んでいた話。(前編)
さてみなさまこんにちは
まぶちでございますよ。
うちの嫁さんは、私と同級生なんですが、
半年誕生日が早いので、
そのタイミングで、
ネエさん。
と呼ぶんですよね。
したら、
ジジイ。
と帰ってきましたよ。
だれにクレームいれたらいいんですかね。
JAROですかね?
(毎回迷惑すぎだろバカッツ❢❢)
今日は週末のサイクリングについて。
石徹白にいこう。
チームセキサイが選ぶ、
岐阜県の秘境3選
といえば、
1.小川村(郡上市)
標高差400mの小川峠を超えてしかいけない秘境
2.久田見村(八百津町)
標高500mを超える高原に突如として現れる街並。
そして
郡上市が誇る最北端、
これが”石徹白”です。
3.石徹白
私、ここに3年ぶり4回目となるんですが、定期的にいきたくなるんですよね。
地形的に謎があったのは、標高約1,000mの桧峠という県境クラスの大峠を超えてしか行けないのですが、
それでも岐阜県にあったことです。
石徹白とは?
歴史的に見ると、とても興味深い土地柄です。
霊峰白山の直南に位置し、
”白山中居神社”はくさんちゅうきょじんじゃという白山神社の総本山のような場所を管理することで、
苗字帯刀を許され、年貢も免除されていました。
そして、もともとは福井県だったのですが、独立村としての動きがあり福井と袂を分かち、
白鳥町に編入された。という歴史的にみるとちょっと特殊な場所なんです。
いかにこの村が独立心に溢れ、気高いプライドをもってきたか。がわかります。
自宅からは、およそ85km,石徹白大杉までは90kmもあります。
また難所”桧峠”を超えていく必要があります。
桧峠は、郡上のステルビオ峠とも呼ばれ、絶景が麓と道路から楽しめます。
今回のルートは、石徹白を超えて、福井県九頭竜に降下、
そこから登り返して難所油阪峠を超えて白鳥に戻って来るルートです。
美濃
朝5時に起きて、バッチバチタイヤやって、そこから元気に出発。
14km離れた美濃まで
ここから、長良川の対岸を使って郡上美並、郡上相生、郡上八幡
そして郡上大和、郡上白鳥まで。
家から八幡までは40km,大和までは50km、白鳥までは60kmあります。
ゆるい勾配なので、力をかけながら進むと、
シャンシャンシャンという音とともに軽快に風を切って進めます。
最高に気持ちがいいですね。
白鳥道の駅には、9時に到着。
通行止めの看板
しかしここでトラブルが。
石徹白から福井の九頭竜までの県道が通行止めに。
完全封鎖となってしまっていました。
そのため、そのまま返ってくるルート。
そのため代わりに途中の阿弥陀ヶ滝によってみることに。
阿弥陀ヶ滝
白山信仰の拠点、総本山がこの石徹白ですが、おそらくは参詣者たちはここにも立ち寄っていたのだと思います。
標高600mの分岐点から、640mまであがると、遊歩道が整備されていました。
自転車をたてかけ、あることに。
眼前に40Mはあろうかという大滝が見えてきました。
長良川の源流は高鷲の方にあったと思いますが、ここもまた源流域なのだと思います。
麓にはタイ料理レストランが。
聞くと、ドリンクだけならいいよってことで、タピオカミルクティーを注文。
最高にフレッシュになって、桧峠を登り返します。
よく見ると、眼前にガードレールが見えてきます。
山に張り付いてるガードレールは、九頭師峠でも見えますが、あれの何倍もあります。
麓からは峠を通る車をみることができます。
桧峠へ
このあたりが標高780m付近、実はここから更に950mまで登らねばなりません。
しかしつづら折れというのは、勾配をゆるくするためにできるもので、
片知渓谷のストレートの直登よりは遥かに楽ですね。
呼吸とペダリングが一体化し、麓からの風が体を冷やしてくれます。
北濃の小さい里が眼下に見えます。
急勾配はここまでなので、やや勾配を落としながら林道を進んでいきます。
空気が変わってくるのを感じます。
寒いくらい。
標高956mの桧峠。
ここから少しいくと温泉施設があるようなので立ち寄ってみることに。
石徹白の里山が見えます。
石徹白に行くということは今度は登り返さねばなりません。
石徹白は独立村ですが、店がほとんどないので補給ができるのがありがたいですね。
石徹白
ぐるぐる回りましたが、唯一ここから、白山を眺めることができました。
ここまで80km.
ここから郡上市最強クラスのパワースポット、白山中居神社に行きます。
続く・・・