武芸川跡部城へ行こう!古城探検第46弾・その1

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今回、長男ロードバイク、次男をクロスに載せ、武芸川の跡部城を攻略に行きます。

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鮎の瀬橋では下が見えて怖いです。

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自転車屋さんで、新型のヘルメットを購入しました。

兄弟げんかの投げ合いでヘルメットが壊れてしまったのです。

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この橋を降りていきます。

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自販機で休憩を取ります。

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空は見事に晴れ渡り、涼しい風が体を通り抜けます。

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バッタを捕まえようと大騒ぎ。

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放っておかないと先にすすめません。

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武芸川の道の駅に着きました。

ここまで10km程度でしょうか。

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おそらく正面に見えるのが跡部城跡だろうと想定しています。

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地の惣菜が売っています。

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美濃で作っているアイスを購入。

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この辺は普通の乾物でしょうか。

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道の駅によって色がありますね。

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地元の花や野菜も。

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食堂があります。

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美濃市の俵町でつくっているよう。

俵町というのは、美濃の町中になります。

あんなところでアイスを作っているところがあるのかぁ

と感心します。

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中をあけるとビニールが入っているので、パカっと開いて・・・食べるシステム。

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これが武芸川。

中央の川は武儀川です。

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関の工場参観日やビジネスプラス展でも出展された

”ナガセインテグレックス”さんの工場がここにあります。

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跡部城とおもわれる山に向かって走ります。

今回どこにあるのか、ということについては下調べをしておりません。acp1024P1010068

直進していくとなぜか、こんなところに跡部城跡の石碑があります。

普通の団地の一角です。

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どう考えても城跡というよりは、

城館跡といったほうが正しいと思います。

跡部城は地方豪族の館と思われ・・・

とありますが、この地方の豪族がこのような平地に本城を構えるとはどうしても思われません。

もう一度あの山を調査します。

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跡部石碑まえから山を望む。

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石碑を直進するとこのような台地にでます。

ここが城館跡だった可能性もあります。

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まっすぐに道が降りています。

右手の駐車場のあたりが石碑の場所です。

何分団地化されているので、後から人の手が入った可能性もあります。

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降りつつ左手に折れると正面に山があり、麓にお寺があります。

この麓にお寺というのが山城の鉄板形式です。

この山は、山脈の突端に位置し、武儀川が突端を囲うような形になっています。

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左手に用水があり、この用水を堀と見立てると、左側が城下、及び城域のようなきもしないでもないです。

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土を見ながらウロウロウロウロ。

完全に不審者ですね。

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振り返ってみると、堀の外が(勝手に用水がホリになってます。)盛り上がって土塁のようになっています。

まるで山県の大桑城のようです。

実際地理的にも近いですしね。

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恵利寺ここから反対側をみると、直線的に道が走っています。

個々が参道および城下を構成する道とも考えられます。

”不審者が悩んでいます。”

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恵利寺への道。

これは古くからあったと考えられると思います。

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さて、悩んでもはじまらないので、行動に移します。

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現在はこのように団地化されております。

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左手に見えるこの山。

この頂上付近になんらかの遺構が残されている可能性が極めて高いです。

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山の麓にでてきました。

右側は武儀川が流れています。

左はかなり切り立った崖であり、

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前方に見えるような舌状の台地の突端にあります。

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古城探検と名をつけてんだったら、さっさと入って調査すべきやろ!

というようなご意見もあるかと思います。

しかしながら、この藪の中を子供二人連れて入っていく。

シャレにならないですよ。

勾配がハンパない。

道もないですし。
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と言う事で周りをウロウロ。

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振り返ってみると、このように結構形がいいですね。

かなり急激な傾斜が付いていることがわかります。

仮に登るとすれば

山の後ろのもう一つの山とのあいだの谷をわたって尾根に到達し、そこから尾根伝いに登る方向性が正しいかと思います。

しかし、勇気がない。

だいたい、鹿と間違えられて撃たれますよ。

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突端であり、見晴らしも良いと思われます。

裏手は堀切で区切ってやれば2方向のみに其の防御力を集中できます。

ただし、城といっても砦のようなもので、人員がどれだけ収容できるかは全くの未知数。

そういった意味では、城館跡が本城であり、見晴らし台的な物があったとも考えられます。

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さて、気を取り直して市街地に入っていきます。

というか市街地あるのかな・・・

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この武儀川も大変綺麗。

鮎の群れが大量にいます。

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武芸川町八幡に入り、北をみると大きな参道があります。

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どんどんと北上していきますと、

武芸八幡宮の信号があります。

この信号いるのかな。

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振り返ってみると、ちょうど真南の位置にあの武芸富士(勝手に命名)があるではありませんか?

古来このような形のよい山々は神聖な場所として崇められてきたといいます。

であるならばこの山についても何らかの意図を持っていた可能性もありますね。

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ここから参道に入っていきます。

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途中このような祠も

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山の際を沿うようにして上がっていきます。

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このカーブをすぎると・・・

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この場所に。

このあたりから、異様な空気感が漂います。

明らかに樹齢の高い木々が鬱蒼と生い茂っており、昼過ぎだというのに、木漏れ日が夜の明かりのように道道を照らしています。

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岐阜県指定史跡

下馬標です。

これは織田信長がここからは馬をおりなさいよ。

とした標です。

右の板ではなく、左の石が実物となります。

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門があります。

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この岩橋は、大矢田神社でも同じような物がありますね。

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参道門をくぐると樹齢の高い木々がそこら中にあります。

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こういった大木には神様がやどるんやで!

といって聞かせます。

穴を除く子供。

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向こうの方にひときわデッカイ木が見えます。

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実際に見てみると其の偉大さがわかります。

樹齢1,000年ということです。

岐阜には、郡上の奥、白鳥町の更にまた奥、福井との県境に石徹白という集落があります。

そこに樹齢1,700年の神木、石徹白の大杉があります。

≫石徹白の大杉についてはこちら

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天に向かってまっすぐに伸びる杉、特に1,000年を超えるような杉は神聖化されていたのでしょうか。

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清めます。

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さて、そんなこんなで神社を満喫。

素晴らしいですね。武芸八幡宮。

続く。


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