【今日からわかる。】ベニヤと合板、コンパネの違いについて
さてみなさんこんにちは
まぶちでございますよ。
今日はベニヤと合板、コンパネの違いについて
解説します。
前回は構造用合板とコンパネの違いについて解説しました。
そちらも御覧ください。
さて、ベニヤと合板、コンパネの違いですが、
まずベニヤと合板ですが、合板は、ベニヤを積層してつくります。
ベニヤというのは薄い単板のことであり、これを合わせるので合板と呼ばれます。
日新合板さんのHPより
ハンバーガーでたとえると、レタスやチーズがベニヤ、
ハンバーガーが合板になります。
通常ベニヤ単品は、市場に出回っておりません。
合板とコンパネ
合板とコンパネについては、一つまず整理しないといけないことがあります。
建築系と土木系では呼び名が異なるということです。
大工さんは、12ミリの構造用合板などを総称してコンパネと呼ぶことがあります。
一方土木では、合板で囲った水槽にコンクリートをドボドボいれて、硬化後型枠を外す、コンクリート型枠用合板があります。
これもコンパネと呼びます。というか本来はこちら。
ここでは正確な解説のため、コンクリート型枠用合板のことをコンパネと呼びます。
合板というのは総称になります。
合板の中に、構造用合板があり、コンパネがあります。
コンパネの製造方法は、タイプ1耐水合板をベースに、ポリウレタン系の塗装をかけます。
このツルツルの塗装がコンクリートの密着を防ぎ、型枠として外したときにきれいに型に転写されるようになります。
求められるのは、きれいに転写されること。転用回数が高いこと。そりにくいこと。強度が高いこと。
などがあげられます。