ケイカル板とは?その活用方法とは?

どうもこんにちは。

まぶちでございますよ。

 

今日は不燃建材の代表的な素材の一つ、ケイカル板についてお話します。

 

ケイカル板とは?

ケイカル板（ケイ酸カルシウム板）は、

ケイ酸とカルシウムからなる素材で、耐火性・耐水性・断熱性に優れた建材です。

 

日本だけでなく世界中で、建築物の内装・外装材、断熱材、サインボードなど、幅広い用途で使用されています。

 

たとえば台湾では日本のケイカル板が輸出されていたりします。

 

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特徴

1. 耐火性
   ケイカル板は、耐火性能が高いのが大きな特徴です。
   高温でも変形しにくく、燃えにくいため、建物の耐火壁や天井、床材として採用されることが多いです。
2. 断熱性
   断熱効果があり、熱伝導率が0.2(wm/k)と比較的低いため、
   建物の断熱材の一部としても活用されています。
   保温・保冷の効果が期待できるため、エネルギー効率の向上にも寄与します。
3. 耐水性
   ケイカル板は合板よりも水や湿気に強いため、湿度が高い場所や水回りでの使用が可能です。
   また、防カビ性もあるので、バスルームやキッチンなどの内装材としても重宝されています。
4. 軽量・加工のしやすさ
   木材よりも軽量でありながら硬度があり、大工用丸鋸で切断したり、ドリルで穴を開けたりすることが容易です。そのため、現場での施工や取り扱いがしやすく、さまざまな形状やサイズに対応できます。
5. 環境・安全性
   ケイカル板はアスベストを含まない素材で、安全性が高いとされています。また、リサイクルが可能なため、環境負荷が少ない建材としても評価されています。

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用途

1. 建築物の内装・外装材
   ケイカル板は耐火・断熱・耐水性を活かして、住宅やビルの壁材、天井材、外壁パネルとして使用されます。特に、耐火性が求められる防火壁や防火ドアなどの建材として一般的です。
2. 看板・サインボード
   軽量で加工がしやすく、塗装や印刷ができることから、海外では広告看板やサインボードとしても活用されています。屋外の耐候性にも優れているため、屋外広告に適しています。
3. 工業・プレハブ建築
   工業用断熱材や、プレハブ建築の壁材・床材などの一部にも採用されています。軽量で断熱性があり、火災リスクを抑えることができるため、工場や仮設住宅、モジュラーハウスなどでも利用されています。

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メリット

1. 高い耐久性
   長期間の使用に耐えるため、メンテナンスの頻度が少なく、コスト削減にもつながります。
2. 防音効果
   ケイカル板はある程度の防音効果も持っているため、部屋の遮音材としての用途も期待できます。
3. コストパフォーマンス
   軽量で施工がしやすく、耐火・断熱性能に優れているため、コストパフォーマンスが高く、さまざまな建築現場で導入されています。

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デメリット

1. 硬度の調整
   ケイカル板は硬度があるため、取り扱い時に割れやすい場合があります。施工時には慎重な取り扱いが必要です。
2. 表面仕上げ
   塗装やコーティングなしでは表面が粗い場合があるため、用途によっては表面仕上げが必要になることがあります。

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ケイカル板の種類

ケイカル板には、厚さや表面の仕上げによっていくつかの種類があります。一般的には、内装用、外装用、防火用などの用途別に種類があり、それぞれの特徴に合わせて選ばれます。

 

 

ケイカル板の価格

 

試験研究ピース

メーカー	素材名称	仕様	板厚 （mm）	最大幅 （mm）	最大長さ （mm）	不燃認定番号	価格
A&AM	セルフレックス	JIS A5430	4.0mm 5.0mm 6.0mm	910	1820	NM-2694	298円/枚
A&AM	ハイラック 0.8FK	JIS A5430	5.0mm 6.0mm 8.0mm 9.0mm 10mm 12mm	910	1820	NM-2773	298円/枚
A&AM	ハイラック 1.0FK	JIS A5430	4.0mm 5.0mm 6.0mm	910	1820	NM-3021	298円/枚

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