今日はロボットティーチング講習会

どうもこんにちはまぶちでございますよ。

今日は丸仲商事さんに依頼してロボットレクチャー講習会を開きました。

このホームページの象徴的な画像なのですが、これは我々が向かう先を表しているものです。

ロボットと自動機械が加工し、人は人でしかできない仕事をする。

これを明確に打ち出し、社内にて共有しています。

きっかけは我々の加工にあります。

不燃建材の特徴

トマト工業が多く扱う不燃建材は、重量が重い物が多いです。

たとえば、合板の比重が0.55だとすると我々が扱うフレキシブルボードは比重1.6もあります。

8mmのフレキシブルボードの重量は1枚、22.4kgにもなります。

同じ厚みの合板だった場合、わずか7.7kgです。



でこれを毎日何百枚と加工したりするので、腰が痛くなるという事象が発生しました。

飲み会なんかでは、


【社長この筋肉みてください❢❢】

【おお、かったいなー❢】

みたいな会話になっていたんです。


ガチムチになるんですが、あわせて腰痛の問題に悩まされるようになりました。

腰痛が発生したことで最初は、湿布や、塗り薬なんかを会社で支給することにしました。

しかしすぐにまた再発します。

そこで、オフィスマッサージをお願いすることにして

鍼灸の先生に来ていいただき、話を聞いてもらいながら、かつマッサージをするという取り組みも行いました。

メンタルのケアと体のケアが両方できるということ

これは好評ではあったんですが、ただしばらくすると再発してしまいます。

よくよく考えると根治解決にはなってなかったんです。

根治解決

トヨタでは、本質を見ないと怒られます。

表層改善ではなく、本質を潰せということです。

例えば、川の上流にある会社が異物をながしてしまったとします。

それを下流の河口に近い大河で、必死になって探す。

これは無駄が多いということです。

小さい川、なるべく上流側でそれを回収するのがいいんですが、

もっと言えば、
流出源までたどって流出元のバルブを修理する。

というのが本質の改善になるわけです。

よく風邪を引いてしまうのであれば、病院にかかって都度なおすよりもそもそも風邪をひかなくする。

風邪を引いてしまう生活習慣を治す方が良いのです。

たとえば脱衣所が寒いのであれば、暖房器具をいれてしまう。

などです。

腰痛のケースは対症療法をしていたに過ぎず、再発があるのは当たり前でした。

そこで今後我々は、自動加工機とロボットによって量産品は自動化していく。

人は人でしかできない仕事をする。

という方針ができあがったのです。

ロボットレクチャー

やることは、ロボットの動きを教えてあげるティーチングという作業です。


量産品はロボットや自動加工機をフル活用して、

中国から仕事を取り戻す!!

これが我々製造業に課せられた使命です。


そのために自動ロボットが必要なのです。

イメージとしてはUFOキャッチャーと同じです。

↑→を動かしてポイントを決め、そのポイントを教えてあげるだけです。

しかし大きな問題があり、このティーチング作業が非常にわかりづらい。

もう、名古屋高速くらいわかりづらいんです。

昔からの積み上げ式で来た場合、どうしてもわかりづらくなってしまうんでしょうかね。

で、それを教えてもらう形となります。

ロボットの動きをプログラムにて制御しております。

ポイントの座標値や、パラメータ、変数など動かせる数値を教えて頂くことで我々ができることが増えていきそうです。

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