下呂舞台峠にそばを食べに行くお話
さてみなさまこんにちは
コロナ下ではありますが、自転車を通じて3密をさけつつ、健康的に免疫をアップする。
素晴らしいですね。自転車というのは。
というわけで私、今回ソロライド、下呂方面にいくことにしました。
仕事量が激増してまして、キム○恩の体重くらい。
やっとピークを超えました。
しかしその余波がつづいてて
自転車に乗らなくなってしまったんですが、
先日のイチさんライドから、本当に楽しいということを感じましたね。
パワーメーターとにらめっこしてフルもがきするのもいいんですが、
乗れずにパワー値がさがってしまったり、体重が減らなかったりするとがっくりきてしまうんです。
しかし、自転車の本来の楽しみかたというのはそれだけではないんだ。
ということをイチさんにおしえてもらったような気がします。
60代なのに峠でちぎられましたが・・・・
他にも楽しみというのはいろいろあるんだということを再認識できました。
例えば二ノ瀬峠でも自分の限界に挑戦しそして下ってみんなでソフトクリームを食べる。
いつも食べてるはずのソフトクリームがこんなに美味しかったんだ。
ということを再確認できるんです。
結果的にまた自転車を心からたのしめるようになるといいな
そう思いました。
これは私の持論なのですが、
自転車のりというのはいくつかのタイプに分かれております。
私はトリッパーという旅型の傾向が強く、そこにクライマーの要素があわさっています。
峠という困難を乗り越え、旅で冒険をする。
そこに根源的な楽しみを見出すタイプなのかもしれません。
今回は原点にもどって旅をすることにします。
我々せきサイクリングサークルは、
自転車でストレスを解消し、地元に貢献する。
という大義がありますので、地元の商店で買い物をしつつ冒険をしようと思いました。
朝出発は6時10分、以前は7時過ぎでないとでなかったので自分自身の壁をまた一つのりこえたようです。
○水場を探すたび
まずは間見峠の水場で体を拭き上げます。
うひょ~うひょひょひょーーーーっつ
朝っぱらから怪しいおっさんが一人水浴びをしております。
もはや不審者・・・いや犯罪者。
袋坂峠はガレがすごいので、トンネルを通過
金山の前洞峠を超えます。
ここは斜度が最大14%もあるので、この後が心配ですが・・・・
なんとかクリア
金山の町を散策
朝早いのでどこもあいておりません。
金山の中津原にいき、さかえやさんで補給しようかな。
とかんがえるもまだまだ閉店時間中
缶コーヒーを買って一瞬で飲み干します。
日本はいいですね。こうして各地に缶コーヒーが自由にかえる自販機がたくさんあります。
さかえやさんを通り過ぎるとき、惣菜を煮込むいい香りが・・・
ちょっとまとうかな・・思いましたが、却下して次へ
下原八幡神社です。
パワーを感じますので、樹液に引き寄せられるカブトムシの如くよっていきます。
下原八幡神社へ
大杉の切り株がある。
ということで早朝のヤブコギをしましたが、完全に怪しい人ですので、退散しました。
ここから今回のライドの特徴である、火打峠超えを計画しています。
○火打峠へ○
川沿いの景色のよい場所をまわすこと数十分
どんどんと標高があがっていきます。
金山側はそこそこ道が良さそうなんですが・・・・
下呂側におりてくるときの道の悪さときたら・・・・
熊野古道か❢❢
おもいましたよ。
途中でシルバーバックの巨大なカモシカを発見・・・・❢
帰ったら子どもたちにトトロみた。自慢しよ。
(あほか❢❢)
下呂側はとんでもない斜度でした。
今の時代この峠つくったらクレームでセンターがパンクしそうな峠です。
帰りはここはないな。
がれ具合がすごいので、チューブだけじゃなく、タイヤの予備も必要な気がするほど・・・
こんなところでバーストしたらかえられんたい。
流暢な長崎弁で独り言。
(不審者❢❢)
秒速で却下し、火打・和佐の集落にはいっていきます。
谷の合間に集落が広がっています。
すっごい時刻表です。
ほとんどバスがない❢❢
裏手に自販機があるので、微糖コーヒーを投入❢❢
普段は糖分をコントロールできない自販機コーヒーはほとんど飲まないんですが、
こうした集落の自販機は貴重だったりします。
迷わず補給。
そして貴重な
水場を発見❢❢
あたまから水をかぶって体を拭き上げ、
どこからきているか全くわからない
山水をグビグビと飲み干す。
もはや最高を超えるほどの最高ですね❢
(はらくだすわバカッ❢❢)
ここから峠を越えようと思ったんですが、
完全なダート道だったので諦めて遠回り。
変な峠とおるよりも
遠回りのつもりが近道になることはよくありますが・・・
門和佐に入っていきます。
このあたり完全な秘境地なんですが、
門和佐が誇る水場でバシャバシャ。
山水をごくごく飲み干します。
門和佐を超えると、上原にはいっていきます。
門和佐の水場をたのしんだあと、
上原にいき、そこから夏焼の集落にはいりました。
ここで一本峠いっとこうかな。
ということで竹原峠をせめることに。
夏焼から県道をつたってローソンに行くコースがいつものコースなんですが、
なんと竹原峠をこえればローソンに直で行けるようです❢
結論から言えば、とんでもない峠でした・・・・
下呂側がものすごい斜度だったので帰りはなしかな・・・・
思いました。
ローソンの脇におりてきたので、おにぎりを補給し舞台峠にむかいます。
峠からは竹原の町が眼下にみえてきています。
そして意気揚々舞台峠へ。
この舞台峠
昔は主要道であったはずのこの中津川ー下呂間の貴重な峠前の茶屋だったと思われます。
たくさんのお土産があり、そしてそばを手軽に食べられます。
普通の飲食店で30分1時間待ちが入ると、貴重な時間をロスしてしまうことがあるんですが、
とにかくて早く食べられるこうしたお店は大変貴重
また旅感がすごいんです。
遠くに来ましたよ的な。
しかし・・・・
やってないじゃん❢❢❢
74km、獲得標高1500mはしってようやく舞台峠に到着・・・・
しかし・・・・
しまってました・・・・
8月末までお休みとのこと・・
それだけ下呂温泉に来客が減っているのでしょうか・・・
一人寂しく自販機コーヒータイム・・・・
しかし、サイクリストの味方、農産物直売所さんがやってました❢❢
特大のソフトとみたらし団子で補給完了!!
ベンチにすわって雄大な下呂の山並みをながめることができます。
暑いですが・・・
帰りは、素直に国道から帰ることに。
下呂から名古屋方面には多くの車が行き交うはずなんですが、今日はとても少ない。
びっくりするほど少ないです。
○焼石の集落○
下呂から町までは中山7里ということで飛騨川沿いに、狭隘な谷間の道がつづいています。
下流側に焼石という小さな町があります。
ここによると商店街の中程にペトラアサダさんがあります。
もう4-5年前にも一度ソフトクリームを食べに寄ったことがあります。
炎天下でしたがとても美味しいソフトクリームでした。
コロンビア人の女将さんがいるのですが、
とても明るくて優しい。
これでもかってほどギンギンにひえた麦茶をだしてくれました。
手を降ってお別れ。
金山の飛騨街道を走ります。
ここまでこれば後は40km
かなり安心感が高まります。
前洞峠を後ろから登り返して間見峠をこえて帰ってまいりました。
140km,獲得標高1800m