工場床補修
以前、工場の床補修工事報告をしましたが、またやって欲しいとの連絡をいただきました。
本当は全面やるべきなのですが、景気などの影響で部分補修にとどめるとのことです。
かなり小さい範囲になりそうですが、小ロット短納期大歓迎ですので、よろこんでお引き受けいたしました。
これは、前の工法が工場の床に適していたという評価をいただいたということだと思います。
現場の状況は工場のモルタルの床がめくりあがり、なかからコンクリートの石がボロボロと出てくるような状況でした。
仮にここにコンクリートを引くとなると大がかりな工事になり、重量も相当な物になります。
重量がかかるということは、その分材料費がかさむと言うことです。
さらに重機やはつり機などを使用するので工場が当分ストップしてしまいます。
これはお客様のご要望にはかなわないと言えます。
トマト工業の軟硬質重層FRPならば、コンクリートにくらべ、㎡で170分の1程度の重量に納めることができます。
また、工場は稼働中ですので、即日施工、翌日には使用できると行った施工スピードもかなり速いと言えます。
また、摩耗に対する耐摩耗性能でも硬質繊維強化プラスチックですので、フォークリフトなどのハードユースにも耐えることができます。
トマト工業の工場床も合成アクリルエマルジョン系の樹脂モルタル+1PLY(台湾産硬質)ポリエステルの超簡易施工ですが、いまだクラック等はありません。
この工場では、脆弱部はFRP3~4PLY(補強布の枚数=厚み)ですのでその強度はカナリの物になっているとおもいます。
※ただし、FRPは施工要領を間違えるとガラスマットの飛散や、有機溶剤臭という点もあることを付け加えておきます。
↓前回の補修
今日は特殊なFRP工事を行いました。工場のFRP床成形です。工場の床にモルタルで平滑になっているのですが、フォークリフトが通り、層が薄いために、中のコンクリートがむき出てしまっています。エポキシ樹脂を注入したらしいのですが、あまり効果がなく割れが目立ってきてかなりお困り…
春分の日