木工機械展2013名古屋
第2期設備計画にある今度入ってくる弊社のパネルソーがメーカーさんの展示会に出展される事に成りました。
パネルソーはホームセンターのパネル加工場にある立ち型の切断機です。
弊社の材料は不燃建材が多く、ランニングソーのように上側でずらすことが必要な機械よりも重力で下側が揃うパネルソーの方が相性が良いです。
前回、マシニングセンタが商社さんの展示会に出る予定でした(生産が間に合わず代替機の展示となりました。)
ので2年連続での出展となります。
近年はメーカーさんも展示物をわざわざ作るのでは無く、既に納入先が決まっている機械について展示するという流れになってきているようです。
パネルソーの仕様は
通常のパネルソーと異なり、
1.自動プログラム歩出装置付
2.水平通し定規
3.移動定規パワーアップ仕様
という少し変わった機械になります。
歩出装置というのは材料をセットしたところから例えば
頭切り×1回
200ミリ×1回
30ミリ×20回
25ミリ×5回
というように順々に押出していく物です。
そのため多機械持ちができ、生産性が上がります。
またボールネジ仕様で精度がでる特徴があります。
短手のカット加工が得意ですので、長手カット加工の得意なランニングソーと併せて全ての小判が自動切断できます。
そのため動線上ランニングソーと近い位置に置き、動線を最小化しようと思っています。
例えば
1.マシニングセンタセット、自動加工開始
2.自動パネルソーセット、プログラム切断開始
3.自動ランニングソーセット、プログラム切断開始
4.NCルーターセット、自動加工開始
5.パネルソー切断開始
というように1人で5つの機械を同時に動かすことが出来るのです。
作業者が加工をするのでは無く、機械が加工をし、外段取りのみ作業者が行う。
こういった工場になれば生産性が更に上がってくるのではないかと思います。