自動的に仕事がくる?
トマト工業は前社名の創業以来30年以上になりますが、
当時は100%下請けの工場でした。
当時はあらゆる物が国産で仕事は向こうからやってくるような状態でした。
どちらかというと物作りの方の立場が強い状態です。
時代はかわり徐々に国産品が海外製品に変わり、販売先も集約化され、
淘汰されていきました。
物作りが強い時代から物売り【又は消費者】が強い時代になってきました。
そのような時代の中で必死になって
ここ何年かでようやく脱下請け化を進めて来ました。
ですが、会社の中にはいまだに仕事は向こうからやってくる
ような意識が残っていることがあります。
実際はそうではなくてお客さんがお金を払って仕事をさせてくれるからこそ
今の自分の会社があると思います。
とくにお客さんと直接触れあわない場面にあっては、そのことをわすれがちです。
お客さんやお客さんのそのまたお客さんがあってこその商売ということをもう一度
見つめ直す必要があると思います。