貼り合わせ加工
木工加工業では異種材料を接着して1つのものにすることを
練り合わせる
といいますが、弊社では一般の人にもわかりやすいように貼り合わせ加工と呼んでいます。
これはスチロールとケイカル板を貼り合わせしているところです。
スチロール基材の良い所はいくつかあり、
1.厚みを可変出来る。
スチロールの厚み出しの方法はスライスする方法が一般的なようです。
一方ケイカル板の厚みだしの方法は削りだしする方法が一般的です。
つまりスチロールは厚みを手軽に変える事が出来ると言うことです。
材料もロスが無く、ゴミも出ないといった良い点があります。
2.軽量である。
軽量もスチロールの最大の特徴ですね。
厚みを持たせるということは重くなるということです。
この厚みを持たせつつ軽量にできるという最大の利点があります。
3.安価にできる。
厚みを持たせると言うことはそれだけ重量がかさばり、コストもかかります。
これを安価にできます。
ほとんどが空気層なので。
4.断熱性を付加できる。
熱伝導率の低い空気をかますことで断熱性を付加できます。
芯材にスチロールをいれることでこれだけ利点があります。