TMT-MC545
最近は掃除記事ばかりなのでたまには加工記事も
今日は文字切削の仮彫りです。
2週間もかかってしまいましたが、ようやく切削出来ました。
新しい機械MC545と新しいCADCAMソフトだからです。
動いたと思ったら初期センサー不良があったり
鋸刃の樹脂ブラシが焦げ付いたり
z軸が合わなかったりと散々な目にあって
”地蔵”
の名を欲しいままにしていましたが・・・
これでやっと動き始めるととても嬉しく思います。
新型というのは得てしてこういう物かもしれませんね!
戦時中パイロットは乗りやすいゼロ戦に乗って最新鋭の紫電や雷電を避けたという逸話が大変参考になります。
”えっ分かりにくい・・・!?”
いいんです。
・・・
・・・・・
フォントの種類によってはそのままCADで読み込めない可能性があります。
トゥルータイプのフォントはCADでそのまま読み込めるのですが、比較的新しいオープンタイプのフォントは別途CAD変換が必要です。
簡単に言うと
機械は座面を座標値に変換して拾って動いていきます。
フォントだろうが絵だろうが全て座標データに従って動いていくと言う事です。
x20,y20の位置にいってくれー!!と言う事です。
これがオープンタイプフォントだと
ラインつまり、紐のようなもので出来ている文字なので、機械が読み込めないワケです。
これをDXFというキャド用のデータに変換してやる必要があります。
と言うわけでオープンタイプのフォントである
FOT-セザンヌ墨東 フォント をDXFに変換してCADCAMにて取り込み
仮切削でカネライトフォームで切削シマした。
※仮加工なので傷跡があります。