FRP板の5つの特徴

1.持ち運びが楽々、軽量性

典型的なFRP板の密度は約1.5g/cm³から2.0g/cm³であり、同じ寸法の鉄やアルミニウムに比べて約1/4から1/7の軽さです。

FRP板は非常に軽量でありながらも強靭な素材です。そのため、取り扱いが容易であり、構造物や装置の軽量化に貢献します。

また種類も豊富で

例えば、厚さは1mmから5mmまでさまざまな厚みが選択できます。

2.屋外に使える、高耐久性

 FRP板は耐候性に優れ、腐食や錆びに対する耐性が高い特徴があります。

FRP板は高耐候性ボードは一般的に20年以上の寿命が期待され、耐候性に関しては、UV放射、湿気、塩水、および化学薬品への耐性が高いことが知られています。

これにより、屋外や厳しい環境下でも長期間にわたって使用できます。

3.化学で活躍する優れた化学耐性

FRP板は多くの化学物質に対して耐性があります。薬品工場や処理施設などの厳しい環境下で使用されることがあります。

4.電気関係で活躍する絶縁性

 FRP板は優れた絶縁性を持ち、電気や熱を効果的に絶縁することができます。これは電気工学や建築などの分野で重要な特性です。

一般的に3000V/mm以上の絶縁強度を持ち、電気絶縁材料として広く使用されます。また、熱絶縁性も優れており、高温や低温環境下での性能が一定です。

5.耐蝕、土木で活躍する耐腐食性

FRPは酸やアルカリ、塩水などの腐食性物質に対して耐性があります。これにより、海洋環境や化学工場などの厳しい環境下でも使用されます。

FRPの最も難しいところは、その高強度のための施工性、加工性の悪さでした。

しかしながら、最新鋭の機械をつかった工場加工であれば、この問題を軽々クリアできます。

FRP 8つの加工

1.切断

 FRP板の切断は、特定の寸法や形状に板を切り分ける加工の最も基本的な一つです。一般的には、高耐久な特殊機械を使用し、大きな板を一度に切断していきます。

もっとも現場が難しい切断を工場で素早く行うことができ、ビジネスを加速させます。

2.切削

切削は、FRP板を所定の形状や寸法に削り出す加工方法です。最新鋭のCNCマシニングセンタといった特殊機械を使用して、高精度で複雑な形状を加工することが可能です。切削は、部品の製造や加工精度の向上に重要です。

製図はCADで行い、0.01mmといった高精度で切削していきます。

3.貼合

貼合は、複数のFRP板や他の素材を接着して一体化する加工方法です。専用の接着剤や接着テープを使用して、板同士を接着し、強固な接合を実現します。この加工方法は、製品の構造や強度を向上させるために使用されます。

また、断熱材をいれて断熱保温をしたり、外壁としてFRPを貼ることで超軽量な外壁材として機能させます。

4.研磨

研磨は、FRP板の表面を滑らかに仕上げる加工方法です。研磨機や研磨ペーパーを使用して、表面の凹凸や粗さを取り除き、均一な仕上がりを実現します。研磨によって、製品の外観や質感を向上させることができます。

また一方では、研磨による凹凸をつけ、接着面積を増やしアンカー効果で二次材との接合を助けるような研磨手法もあります。

5.化粧

化粧は、FRP板の表面に美しい仕上げを施す加工方法です。塗装やラミネートなどの技術を使用して、板の表面に色や模様を付けたり、光沢を与えたりします。化粧によって、製品の外観を美しく仕上げることができます。

6.保護フィルム貼り

保護フィルム貼りは、FRP板の表面に保護フィルムを貼る加工方法です。保護フィルムは、傷や汚れから板の表面を保護し、製品の耐久性を向上させます。また、貼り付けたフィルムは、製品を取り扱う際に表面を保護し、外観を維持します。

7.塗装

塗装は、FRP板の表面に塗料やコーティングを施す加工方法です。塗料やコーティングによって、製品の色や質感を変えたり、耐候性や耐摩耗性を向上させたりします。塗装は、製品の装飾や保護のために幅広く使用されます。

8.面取り

面取りは、FRP板のエッジや角を丸く削る加工方法です。面取りによって、エッジの鋭さを取り除き、安全性を向上させるとともに、製品の見た目を美しく仕上げます。

価格表

タイプ厚(mm)幅(mm)長さ(mm)メーカー価格切断切削貼合穴開研磨化粧塗装
ホワイト平板 耐圧板耐圧板3.01,0002,000バンポー工業12,980円
ホワイト平板抗菌・HACCP2.01,0002,000ラミルクス8,980円
ホワイトエンボス抗菌・HACCP2.01,0002,000ラミルクス9,980円
ホワイトHG4000抗菌・HACCP2.01,0002,000ラミルクス10,980円
木目ラミグラフ木目2.51,0002,000ラミルクス12,980円

FRP施工事例

屋外サイロ

屋外のサイロなどに利用されています。
FRPは繊維が入っており、曲げることが可能です。
曲げたものは、ボルトなどで固定することで 円形形状の造作が可能です。

スケボー台

FRPの曲げ強度と耐候性を活かして外部でも使える遊具を制作できます。

アイスクリーム保冷ボックス

FRPと断熱材を組み合わせ、軽量で保温性が高いボックスを制作できます。
保冷という部分でいいますと、大手コンビニの保冷車などにも利用されています。
トマト工業では断熱材との貼合加工が可能です。

待合所外装カバー

屋外での耐候性を活かして外装として使用できます。日本では板金やアルポリックパネルが一般的ですが、 FRPでは曲げ強度を求められる場合に特に有用です。

屋外手すりパネル

曲げ強度があるため、破壊しづらい、屋外のパネルとして活躍しています。 ただし、不燃認定はありませんので注意が必要です。

屋外、橋梁サイドパネル

曲げ強度と屋外耐候性をいかして橋などのパネルに生かされています。 各種カラー対応も可能です。

休憩スペース

休憩スペースの外構パネルなどに利用されています。 FRPでは半透過使用が可能なため、適度に採光しながら耐力をもたせることも可能です。

屋外簡易敷設

屋外のパネルとしても使用できます。軽量で薄く、耐候性にも強いので、板金との代替えとなるケースもあります。

外装パネル

内部の光を透過させることが可能です。

ドアパネル

屋外のドアパネルとして利用されています。 耐候性の高さはメラミン化粧板の代替えとなることがあります。

シャワー室

FRPの意匠性と耐水性を活かしてシャワー室の内装として活躍しています。