化粧ケイカル板

価格表

※DICフネンの、タイプ「軽比重」・「高比重」の製品は、各色・30枚以上必要、その他は各色・20枚以上必要です。

化粧ケイカル板とはどんなもの？

化粧ケイカル板とは、基材となるケイカル板表面に機能性樹脂塗料を塗布したり、シートを貼ったりして美観性や機能性を高めた製品です。

塗装系化粧ケイカル板

塗装品はケイカル板各メーカーが出荷している製品で使用用途としては、キッチン・トイレが多く、使用するユーザーとしては工場・病院クリーンルームなど様々な用途があります。
表面に硬質のアクリルウレタン系の塗料を乗せて硬化させるため、非常に強度の強い化粧板が出来上がります。ケイカル板基材のため、軽量で取り回しがしやすく価格もお値打ちとなっているため、量がある大きな現場に使用されるケースが多いです。

基材

0.8-1.0

塗料

アクリルウレタン塗料が主流

貼合系化粧ケイカル板

化粧ケイカル板の中でも、近年高機能になってきたシートを貼合して不燃認定を取っているものもあります。
代表的な製品が3Mダイノックシートをケイカル板に張り込んだDボードや、サンゲツ社が提唱するリアテックを使用したRボードなど様々な種類があります。
こちらは塗装系と比較して質感が上であり、さらにタイルのような使い方ができるため高級グレードとして存在します。

基材

0.8-1.0

シート

塩ビタックシートが主流（ダイノックシート、リアテック、ベルビアン、バロア）などのシート

使用用途

エントランス、エレベーターホール、トイレ、休憩室、役員室など

Ｄボードについて

Dボードは、3M社ダイノックシート、サンゲツ社リアテック、シーアイ化成ベルビアンなどのタックシートをケイカル板に貼ることで、自由な形状の3D化粧板とするものです。

	内容	詳細
加工可能形状	自由形状	キリかき・窓開け・台形・異形・変形形状可
加工可能サイズ	1,280×2,740	4×9尺サイズまで
加工可能厚み	6、8、9、10、12、15、24、48mm等	貼合により変形厚み加工可能
受注ロット	何枚からでも可
納期	原則図面出しから１週間以上	枚数による
対応シート	ダイノックシート・リアテック・ベルビアン・パロア等 タックシート系 WSサフマーレ、101エコシート等 オレフィンシート系の非タックシートも 加工可能です。	非タックシートもラミネート・曲げ込可能	支給材対応不可
対応基材	エーアンドエーマテリアル社ハイラック・三菱マテリアル建材社ヒシタイカ他		支給材対応不可
工程	両面シーラー処理・カット加工・異形変形カット・穴あけ・ラミネート・曲げ込・梱包・出荷・配送
対応加工価格	大板・1平米以上	1,470円/平米	少量の場合割増
	中板・0.5平米～0.99平米	2,180円/平米	少量の場合割増
	小板・0.5平米以下	995円/枚	少量の場合割増
送料	地域別送料・自社便等によるチャーター配送可能
対応シーラー	水系ハイビゾール・シーアップ・溶剤系KU663他

近年ビルなどの大型施設から商業施設においてケイカル板などの不燃建材にシートを巻き込む工法いわゆるDボード工法が一般的になってきています。

Dボードは3M社ダイノックシート、サンゲツ社リアテック、シーアイ化成ベルビアンなどのタックシートをケイカル板に貼ることで、自由な形状の3D化粧板とするものです。

またトマト工業では、大日本印刷WSサフマーレやトッパン・コスモ社の101エコシートなどのオレフィン系非タックシートの加工も可能です。

また他のメーカーのオレフィンシートや、壁紙などの安価なシートなどを巻き込むことも可能です。

可能な技術としては、木目合わせ、グラフィック、メタリック、単色などのシート貼りや非タックシートの曲げ込み、柄位置指定、コンセント穴、切り欠き、異型、菱型、ネジリ系などの高度な技術を要する加工も可能となります。

トマト工業では、各種内装商社様むけのOEM製作を行っております。※独自販売は行っておりません。

※繁忙期のみの加工は受け付けておりません。ご了承ください。
※繁忙期の加工は閑散期の受注量に比例して優先出荷を行っております。

外注先、協力工場をお探しの会社様は是非トマト工業へお問い合わせください。

シート系化粧ケイカル板

サイズ	厚さ×幅×長さ(mm)
3’×6′	6×910×1,820	OEM生産のみ
3’×8′	6×910×2,420
3’×9′	6×910×2,730

非不燃シート系化粧ケイカル板

通常の大日本印刷DNPサフマーレや凸版101エコシートといった非常に耐傷性能にすぐれたシートをケイカル板表面に貼ることが出来ます。
不燃認定は取れておりませんが、4面マキ込み等も可能です。

＜大日本サフマーレの特徴＞
とにかく耐擦傷性能が高く、一番の売りはその性能といえます。
EBコートという電子線照射型の塗膜形成により極めて硬質な樹脂膜を形成しています。
凸版印刷の101エコシートの特徴。こちらは質感に優れグレアがすくないという特徴を持ちます。
ジェムコート・クリーンコートというコーティング技術で高い耐擦傷性能を持ちます。
サフマーレ、101エコシート共、ダイノックシートなどのタックシートよりは価格的にメリットができ、質感もより本物に近いという特徴を持っています。

基材

0.8-1.0

シート

大日本DNPサフマーレ、凸版101エコシート

使用用途

エントランス、エレベーターホール、トイレ、休憩室、役員室など

非不燃認定品

小口巻き込み「現場にてタイル状にして貼るだけ加工が可能！」

＜トマト工業の特徴＞
トマト工業ではシーラー処理技術と貼合技術を使用し、各ケイカル板を貼合することができます。
そのため8ミリ、10ミリ、12ミリ、15ミリ、20ミリ、22ミリ、25ミリ、30ミリ、35ミリ、40ミリといった各厚の化粧板が作製できるという特徴を持ちます。